元来
祈りというのは
すべて
この
神にむすばれている
我々自身のすがた
というものを
明らかに
しめしてゆくもので
あります
法然の説いた
南無阿彌陀仏
に致しましても
キリストの教えた
主の祈り
に致しましても
そのこころは
神仏に帰命する
つまり
中心者
大智慧
大自然
にかえってゆく
帰一する
ということであります
みこころのままになさしめ給え
なのであります
あるいは
一切を凡夫として
一たん
私のすべて
このいのちもなにもかも
そのまま
全部を
いったん仏にかえしてゆく
そして
あらたに
いのちを戴きなおす
という
我凡夫の心
凡夫のすがたを
みきわめて
そこから
生れかわらせていただく
ということなのであります
このこころが
祈りのなかには
特に
世界平和の祈りのなかには
あふれているのであります
世界平和の祈りを唱えてごらんなさい
この祈りは
徹底した
感謝行であります
しかも
世界人類が平和でありますように
日本が平和でありますように
私達の天命が完う(まっとう)されますように
という
祈り言のなかに
私自身の祈りと
わたくしの祈りを超えて
世界人類という
大河のなかに
私をなげ出した
祈りとが
こん然と
とけ合っているのであります
そして
大らかな
朗らかな
こころで
守護霊様
守護神様
ありがとうございます
と結んでゆく
この祈りには
ただの一つも
人間を責めるところは
ありません
今までは
何かしら
みんな
責められてきたのです
お前の心が悪いから
と責められてきた
この肉体というものを
人間そのものだ
と思い込んだところから
おこる
さまざまな
とらわれ
こだわり
業想念
といったものを
つかまえすぎてきた結果
こんなに祈っているのに
私はまだ
駄目だ
だめだ
ああ私はなんてダメな人間なんだろう
悪い人間なんだろう
とその想念を
業想念を
後生大事に掴む
ところから
そもそも
まちがいが
起こってきているのであります
掴んでもいい
掴むのは仕方がない
けれど
人間は本来
神のいのちの分れで
奥の自分は
光りかがやいていて
ひとつも
迷っちゃいないんだから
その光りかがやいている自分に
合体してゆくために
ああこれは
消えてゆく姿なんだ
すべて
過去世のおもいが
今
あらわれて
消えようとしているんだ
神さま
ありがとうございます
世界人類が平和でありますように
と祈ってゆけばですね
何ひとつ
消えてゆかないものは
ないんです
それでもって
この罪悪深重の凡夫
という
肉体にとらわれている
我々の日常のおもいをですね
一切責めずに
本来の霊としての
光としての
本心そのままの
大元のすがたへと
かえしてゆく
その祈りの梯子として
世界人類すべての人の心に
灯を点してゆけるのが
この世界平和の祈りなのであります
祈りというのは
すべて
この
神にむすばれている
我々自身のすがた
というものを
明らかに
しめしてゆくもので
あります
法然の説いた
南無阿彌陀仏
に致しましても
キリストの教えた
主の祈り
に致しましても
そのこころは
神仏に帰命する
つまり
中心者
大智慧
大自然
にかえってゆく
帰一する
ということであります
みこころのままになさしめ給え
なのであります
あるいは
一切を凡夫として
一たん
私のすべて
このいのちもなにもかも
そのまま
全部を
いったん仏にかえしてゆく
そして
あらたに
いのちを戴きなおす
という
我凡夫の心
凡夫のすがたを
みきわめて
そこから
生れかわらせていただく
ということなのであります
このこころが
祈りのなかには
特に
世界平和の祈りのなかには
あふれているのであります
世界平和の祈りを唱えてごらんなさい
この祈りは
徹底した
感謝行であります
しかも
世界人類が平和でありますように
日本が平和でありますように
私達の天命が完う(まっとう)されますように
という
祈り言のなかに
私自身の祈りと
わたくしの祈りを超えて
世界人類という
大河のなかに
私をなげ出した
祈りとが
こん然と
とけ合っているのであります
そして
大らかな
朗らかな
こころで
守護霊様
守護神様
ありがとうございます
と結んでゆく
この祈りには
ただの一つも
人間を責めるところは
ありません
今までは
何かしら
みんな
責められてきたのです
お前の心が悪いから
と責められてきた
この肉体というものを
人間そのものだ
と思い込んだところから
おこる
さまざまな
とらわれ
こだわり
業想念
といったものを
つかまえすぎてきた結果
こんなに祈っているのに
私はまだ
駄目だ
だめだ
ああ私はなんてダメな人間なんだろう
悪い人間なんだろう
とその想念を
業想念を
後生大事に掴む
ところから
そもそも
まちがいが
起こってきているのであります
掴んでもいい
掴むのは仕方がない
けれど
人間は本来
神のいのちの分れで
奥の自分は
光りかがやいていて
ひとつも
迷っちゃいないんだから
その光りかがやいている自分に
合体してゆくために
ああこれは
消えてゆく姿なんだ
すべて
過去世のおもいが
今
あらわれて
消えようとしているんだ
神さま
ありがとうございます
世界人類が平和でありますように
と祈ってゆけばですね
何ひとつ
消えてゆかないものは
ないんです
それでもって
この罪悪深重の凡夫
という
肉体にとらわれている
我々の日常のおもいをですね
一切責めずに
本来の霊としての
光としての
本心そのままの
大元のすがたへと
かえしてゆく
その祈りの梯子として
世界人類すべての人の心に
灯を点してゆけるのが
この世界平和の祈りなのであります