ねぶた家の人々 (ねぶたけのひとびと)

2011年1月5日オープン!青森市文化観光交流施設ねぶたの家ワ・ラッセ公式BLOGです。

かわいいお客様

2016年12月14日 13時28分04秒 | 日記

今日は市内から源内幼稚園のこどもたちが遊びに来てくださいました

元気いっぱいでおまつり体験に参加してくれました。

おっ  じょうず じょうず 

順番もきちんと守っておりこうさんですー 

 

写真はブレて撮れませんでしたが、ラセラーの掛け声と共にたくさん跳ねてくれました

最後には囃子隊の演奏をじっくりと聞いてくれました。

かわいいかわいいお客様でした

中には「今日でワラッセくるの5回目!」という ねぶたっ子も

ぜひぜひまた来てくださいね

 

 

逃げ恥に夢中なヒラリーの投稿

 

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雪~やコンコン

2016年12月11日 12時08分16秒 | 日記

こんにちはべりょうです!

朝起きたら見事に雪が積もっていましたね

北海道は60cm積もったそうで…

そんなに降ったらパニック必至です

 

さて本日は

「東北電力ねぶた愛好会 電囃会(でんそうかい)」さんが

ハネト体験のステージご担当でした

「囃→ソウ」とも読めるんですね勉強になります…

 

いつも賑やかなお囃子をしてくださるので

見ていてこちらも笑顔になります

 

ちなみに電囃会さんは本番のねぶた祭だけでなく、

秋田県能代市で開催されている

「おなごりフェスティバル」という

お祭りにも出演し、お囃子を披露されてるそうです~

ねぶただけでなく、東北のおまつりが集結するそうで、

一回でいいから見に行きたい!(東北六魂祭を見に行けなかったことを未だに後悔している私)

 

そ~んな電囃会さんが所属する

東北電力さんのねぶたの

初出陣は今から62年も前!!!(東北電力という名前で出陣した最初の年)

初陣は1954年(昭和29年)

「大森彦七と千早姫」 初代ねぶた名人北川金三郎さん作だったそうです

 

●1955年(昭和30年)

「九紋龍と花和尚(水滸伝)」

北川金三郎さん作

 

当時審査が「優秀・優良・佳良」の3ランクで決められており、

このねぶたはその内の最高賞である「優秀」を獲得し、「海上運行」の権利も与えられ、

更に「運行賞」も獲得し、

更に更に※投票用紙付きの森永のお菓子の人気投票でも1位と、

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※「投票用紙付きの森永のお菓子の人気投票」とは…

「昭和29年から昭和35年まで、森永製菓と東奥日報社が主催し、

青森観光協会と青森商工会議所が後援して、ねぶたの人気投票を行った。

これは森永キャラメル、チョコレート、ベルベットのサックにねぶた名と投票者の住所・氏名・

年齢を記入して、小売店、ネブタ小屋などに備え付けた投票箱に投函するというものであった。」

『青森ねぶた誌』 276頁より

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何から何まで1位尽くしのすばらしいねぶただったそうです!

お菓子に投票権が入ってるっていうのは

誰でも参加できて面白い発想ですよね

 

翌年も

「優秀」「海上運行」「運行賞」「森永の人気投票2位」とすばらしい成績を収めます。

●1956年(昭和31年)

「曾我五郎と御所の五郎丸」

北川金三郎さん作

 

 

さらにさらにさらに…

この翌年、北川金三郎名人は

最高傑作と謳われるねぶたを制作します。

●1957年(昭和32年)

「勧進帳」

北川金三郎名人

 

ねぶた好きなら誰でも知っているこのねぶた!

なんでも、今でこそねぶたの灯りに蛍光灯が多く使用されていますが、

このねぶたが初めて多くの蛍光灯を使用したものなんだそうです。

他のねぶたと比べてもそれはそれは明るいねぶただったそうです。

 

その翌年からは金三郎名人の息子さんの

北川啓三さんという、第2代ねぶた名人が東北電力さんの制作を担当します。

 

●1958年(昭和33年)

「天の岩戸」

北川啓三さん作

 

 

そして

父金三郎さんに続き、

息子啓三さんも

東北電力さんのねぶたで傑作を作り上げます。

 

●1963年(昭和38年)

巌流島の決闘

北川啓三さん作

 

この頃は最高賞が田村磨賞という名前で、

その最高賞を獲得したねぶたが上の写真のねぶたです。

お顔がりりしくてかっこいいです

 

 

1967年(昭和42年)からは

山内岩蔵さんが制作を担当されます

●1967年(昭和42年)

岩見重太郎狒狒退治

山内岩蔵さん作

 

 昭和43年のねぶた祭のポスターにも使用されたねぶたです

 

その後数年間運行を休み、

●1984年(昭和59年)

「天女祝舞」

鹿内一生作

 

このねぶたで見事カムバック!

天女さんがお祝いしてくれている図なんですね~

う~んセクスィ~

 

鹿内さんが制作を担当されてから

以降東北電力さんのねぶたは

※「我生会」が担当することになります。

 

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※「我生会」とは

第4代ねぶた名人鹿内一生さんが立ち上げた

ねぶた制作の団体。

今でも鹿内名人のねぶた作りの技法を守り、受け継いでいる。

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1987年には一戸意生さんが制作を担当、

●1987年(昭和62年)

「三国志 関羽」

一戸意生さん作

 

 

翌、1988年から2002年までは穐元和生さんが制作しました。

●1990年(平成2年)

「風雲児信長」

穐元和生さん作

なんとこのねぶたでも

最高賞である「田村磨賞」を受賞します

 

 

2003年からは和生さんの兄の

穐元鴻生さんが制作します。

●2003年(平成15年)

「宝珠 山幸と海幸」

穐元鴻生さん作

 

その後、もう一度弟の和生さんが制作にカムバックしたのち、

現在の制作者の京野和鴻さんが制作することになります

 

●2016年(平成28年)

「北方の王者『藤原秀衡』」

京野和鴻さん作

 

さらにさらに…と書いていきたいんですが

さらにが書ききれなくなってしまうくらい

東北電力さんは歴史と栄誉ある賞を何度も受賞されている団体さんなんです!!!

そんな東北電力さんのお囃子、この後2回演奏されます

①13:00~13:30

②15:00~15:30

皆様是非ぜひ聴きにいらっしゃいませ~

 

 

以上、大変長くなりましたがべりょうでした

 

 

ps.

調べながらブログを書いていたら

作成するのに1日かかってしまいました…(笑)

 

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ねぶたガイド隊の皆様、今年も一年お疲れ様でした!

2016年12月10日 13時05分21秒 | 日記

こんにちは

昨夜、今年最後の活動となる

ねぶたガイド隊の全体会議および研修会が行われました

 

ねぶたガイド隊は夏にラッセランド内を案内するスペシャリストです

今年で発足15周年となりました 

今年の夏もねぶたガイド隊の皆様の活躍により、

多くのお客様にねぶたの良さ、面白さなど伝えていただきました

 

会議では来年の活動の確認などが行われ、

研修会ではねぶた師の竹浪比呂央さん手塚茂樹さんをお招きして

講演をしていただきました

普段聞けないようなお話がたくさんありました

ガイドの皆様も「そうだったのか!」というような新しい発見があったそうです

 

また来年に向けて皆様と元気に活動できるよう取り組んでいけたらと思います

そしてこちらは懇親会の様子

講師の先生方を囲んで、最後は笑って楽しく締めたねぶたガイド隊でした

 

来年もよろしくお願いいたします

 

ササキングのレポート

 

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館内アテンダント募集中!!

2016年12月06日 16時08分30秒 | 日記

こんにちわ。ヒラリーです

とても久しぶりの投稿です。

さて、ホームページの新着情報にも掲載した通り

ただいま館内アテンダント募集中でございます。

 

こちら をチェック!!

ねぶた囃子(笛)ができる方、絶賛募集中です。

現在館内アテンダントは30代~60代の女性21名が活躍中!

館内ガイドやチケット販売、お囃子演奏などなど

幅広い業務内容ではありますが、丁寧に指導いたしますので心配ご無用です。

 

ぜひご応募お待ちしております 

 

 

 

はっ! 画像が無い・・

 

これでも載せましょうか。

(スマイルver.)

楽しかったテラハク。。なむなむ。

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名人のオハナシ

2016年12月04日 17時55分34秒 | 日記

みなさんこんにちはべりょうです。

昨日の古坂大魔王さん(今朝のブログ参照)今日の新聞記事に載ってましたね。

「渾身のモノマネ」と書かれてたのがなんか面白かったです(笑)

 

さて、今日ねぶたの家ワ・ラッセでは

今年度3回目の「やさしいねぶた学」が行われました。

講師は現在ねぶたホールに展示中の

「俵籐太と竜神」を制作した、第6代名人北村隆さんです。

ヤマト運輸ねぶた実行委員会

 

 「俵籐太と竜神」

知事賞・優秀制作者賞

 

北村名人はいつも自然体でお話してくださるので、

非常に楽しく聴かせていただきました

中でも印象的だったのは

「俵籐太と竜神」は下絵を書く際、

3、4回下絵を書き直してやっと完成したものが現在のものだということです。

使われなかった下絵はどんな絵柄なのか気になって仕方がありません!

しかし、絵を書く作業が北村名人は最近非常に好きだということで、

楽しそうにいきいきお話されてました

 

また、

「来年の下絵も書き終わったし、まだまだアイディアはある!」

意欲的にお話されていてる一幕もあり、聴いている私たちもなんだかうれしくなりました

ずっとずっとお元気でこれからも制作されていくんだろうなと強く思えるお話でした

北村名人・ご来場の皆さんありがとうございました

 

 

ちなみに来月のやさしいねぶた学は

・1月8日(日) 13:45~14:45 交流学習室1 講師:ねぶた師 北村 麻子 さん

~展示ねぶたを語る④~

※急遽、日程や内容が変更となる場合もございますのでご了承ください。

こちらもまた参加無料となっておりますので、ぜひお越しください 

 

 

詳細に関してはワ・ラッセホームページ「体験・教室」「やさしいねぶた学」をご覧ください

やさしいねぶた学特設ページ

 

 

ちなみに先月行われたやさしいねぶた学(講師:諏訪慎さん)の動画を

HPに本日UPいたしましたので、

そちらもご覧ください。

やさしいねぶた学 講師:諏訪慎さん

 

以上、べりょうでした!

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