おかあさんが新しいオモチャを買って来てくれたので
もう夢中です。
“ウォーホルとルーシーに”って2つ買って来てるのに、
2つとも自分のものにしております。さすがジャイアンです。
ルーシー:「それじゃないブホ。」
ウォーホルが遊んでいないほうのゾウさんをあげても納得しないようです。
ルーシー:「そっちじゃないブホ!」
どうやらルーシーは、ウォーホルが夢中でカミカミしている
あおむしさんのほうがいいようです。
ウォーホル:「ぼくもあおむしさんのほうがいいワ~ン。」
ルーシー:「じーーーーっ。」
ウォーホル:「・・・。」
ウォーホル:「絶対にルーシーには渡さないんだワン!」
ルーシー:「ゾウさんかワン・・・。」
ルーシー:「やっぱり違うんだワン。」
ルーシー:「や~め~て~ワ~ン~。」
おかあさんもイジワルだねえ。
ウォーホル:「ぼくはゾウさんでもいいワン~!」
さあルーシー、今のうちにあおむしさんで遊べるぞ!
ルーシー:「やっぱりあおむしさんが楽しいブホ!」
ルーシー:「もうウォーホルちゃんには渡さないブホ!!」
ウォーホル:「ルーシーっ!ぼくのあおむし返すワン!!!」
ウォーホル:「まったく、油断も隙もないワン!おとうさん達も勝手にルーシーに貸しちゃ駄目ワン!」
ウォーホル:「ぼくのあおむしさんだワ~ン♪」
ま、いつもはらぺこのウォーホルには、はらぺこあおむしはピッタリだね。
ウォーホル:「ん~、ルーシーに見つからないように隠し場所を考えなくちゃいけないワン。」
ウォーホル:「そうだワン。あそこに隠しておこうワン。」
ウォーホル:「おとうさん、ルーシーに教えちゃ絶対に駄目ワンよ!」
ルーシー:「聞いちゃったブホ!今の話、聞いちゃったブホ!!」
おとうさん:「ごめんごめん。ルーシーにも貸してあげるから。」
ルーシー:「おとうさんはいつもウォーホルちゃんの味方ばかりするブホ!」
ルーシー:「おかあさんも見てたなら止めなきゃ駄目ブホーーっ!!!」
ルーシー:「もうっ!みんな“うんこたれ”だブホー!!」