昨日は息子の病であります〇〇〇の大手術が行われました。
私は一人待合室で13時前から待期していました。
予定は13時30分からだったのですが、都合で15時15分からと
2時間遅れになりました。
個室から手術室へ移動する間の1分くらいの息子との顔合わせでした。
「頑張ってきなさい!」
「今日はすみません、頑張ってきます!」
そんな在り来たりな言葉の遣り取りだけで息子は手術室へと消えて行きました。
「生きて生還して来なさい、必ず・・・母さんはここで待っているから・・」と心の中で息子の後ろ姿に叫びました。
それから延々と5時間半、何の連絡もないままに、緊張と不安の中で過ごしていました。
こんな時、余り良いことは考えないものです。
もしも・・・
もしかして・・・
その先には死を想像させることばかり・・・
昼食もお水の一滴もとらずにいて、何故か不運な息子の人生の責任は母親である自分にあるのではないかと、自分の業の深さをくやんだり責めていました。
長い長い時間が過ぎて、やっと手術の終わりを知らされました。
夜も20時半になっていました。
手術室内の個室で執刀医から説明を受けました。
悪いところは全て切除して皮膚移植も上手くいったと聞いて、やっと自分に戻れました。
緊張の糸が解れて疲れがドット出てきました。
急にお腹も減りました。
時間が遅くなっていたので覚しきお店はオーダが終わっていて断られました。
唯一入れたのが美味しくて安くて早く出来る中華屋さんでした。
お迎えに来て下さったM子さんと仕方なしに入り、熱々のおそばと餃子を食べました。
その美味しかったこと・・・
値段ではありませんね。
冷たい雨の中を少し歩いた後でしたから、鼻をすすりながら二人で黙々と食べていました。
お正月には息子は退院できると信じて・・・ヤッタ~~~~
母の一念が通じましたね、、、お疲れ様でした。m(._.)m
一日も早い御快復をお祈り申し上げます。馬関