酸いも甘いも・・・


酸いも甘いも、もっと経験してから、鈍行各駅停車の汽車でゆっくり
行きましょうか・・・

長生きしたいですか?

2020-08-05 01:06:12 | 日記
人生って、何時、何が起きるか分かりません。

まさか・・・私の身の上に・・起きたのです・・
私にはこの世にただ一人だけになってしまった身内の姉がいます。
三歳違いの82歳です。

義兄と姉は9歳違いですから、義兄は91歳になっています。
数年前から認知が進み、今では姉のことも分かりません。
介護認定は介護4で施設に入っていて、毎日ニコニコ笑顔で生きています。

姉が元気なうちは妻ですから当然身元引受人として登録されていました。
たまに通って行き、お世話をしていたようです。

その姉の健康に異変が起きました。
自宅での一人暮らしでしたが、どうにかこうにかヘルパーさんのお世話になりながらやってきてはいたのですが、脚が駄目になり、手が自由に動かせなくなりして
この度施設に入りました。

姉が施設に入ってしまいましたから義兄の身元引受人の役割は果たせません。
その役割を私が担うことにもなりました。
姉の身元引受人にも私の名前で登録されました。

施設という処は恙なく生活出来ていれば良いのですが、病になり入院することになれば、その時点で責任関係は終わるらしいのです。

身元引受人の判断のもとに入院させたり退院させたり、改めて施設へ入れたりが
業界の常識のようです。
実の姉とその夫のことですし、身内は私一人きりになっていますから、
考えるまでもなく引き受けたわけですが・・・
これが又なかなか大変なことなのです。

こちらも病持ちの79歳、
この先何年になるかも分からない二人への関わりが無事にやり通せるか、
それを考えますと不安です。

私に何事か起きれば彼らは宙に浮いてしまう。
悩ましい問題です。

解決方はあります。
私が元気でいて、動ければよいのです。
往復6時間かけて出向き問題を解決すればどうにかなります。
やってやれないことはありませんからね。

私自身がボケずに元気でいて、彼等を息子の眠るお墓に入れてあげるまでは
死ななければ良いのです。

でも・・・これって、簡単なことではありませんね~~~~
死ぬ時は死にますからね、癌にでもなれば勝負は早いです。
気は重いです。

姉にも認知の兆しがあります。
自分の身に置き換えて言いますが、
「長生きは美徳に非ず」ではないでしょうか?
まだ施設に入れる老人は幸せなのかもしれませんね。
老人大国なんて名誉だとも思えない。

施設の個室に住み、3度の食事の時間だけ食堂に行き、週2回のお風呂を頂きます。
それ以外は一人の世界です。
TVとケイタイだけが社会と私との繋がりです。

せめて施設に入るのであれば、夫婦同じ施設が良いでしょう。
同じ屋根の下ならば助けあえます。
喧嘩も出来ます。
孤独感はないでしょう。

姉を見ていると孤独が堪えているようです。



ドンチの秋・・
すっかり家族の一員となり、リードから手を離しても安心してお散歩していました。
山の中だけですが・・・

純血種よりもミックスの方が頭が良いと言う話を聞きましたが、
ドンチはその類の犬でした。

ハナはお高くとまって、ドンチへの興味は示しませんでした。
でもいいよね!
ドンチには母さんがいたからね。

HAUSER: 'Alone, Together' from Dubrovnik

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