お店を出すと決まると息子は、修行中のお店を辞めさせて頂ける算段をしなくてはならず、なかなか手こずりました。
そのはずです・・
やっと一人前に育ったところで辞められるのは、お店側としては痛手ですから・・
でも、辞める自由と権利はあるはずであると、息子は頑張りました。
経営者は、もう〇〇はこの街を通ることは罷りならぬとまで言ったそうです。
大事に思ってくださっていたからの発言と受け止めました。
一方私は、お店探しに専念しました。
中央沿線を狙いました。
土地勘があるからです。
国分寺・国立・立川・八王子界隈に焦点を絞り歩き回りました。
なかなか、これと言った物件はありませんでした。
苦労の末、やっとここならやれる!と思われる物件が立川にありました。
それも立川駅歩いて3分もかからない一等地と言っても過言ではありませんでした。
契約が成立すると大変です。
契約金や内装・お店作りに大枚のお金がかかりました。
浅草の道具屋さんにも通いお店で使う用品も沢山求めました。
息子が頼りの出発でした・・・
二十歳の息子に賭けた母親の勝負運は如何なものであったか・・・
勝敗は間もなくつくのです・・・
果たして・・・
(幼馴染君・・
こんな調子で書けば良いのかしら) 出版社の社長様のご期待に添えるようには書けませんね~~
才能ないから・・・
ご期待に添いましょう・・
人生のターニングポイント居る息子の為に
命がけの想いで動いていました。
成功させなければ・・
その一心でした。