2022年2月1日(火)くもりのち雨。2月になった。春は近いぞ!!!そのまえにまだ寒波が来るぞ!
最近、手の指の関節が調子悪いので、血液とリンパの流れをよくするマッサージをしている。
合谷(ごうこく)マッサージと陽池(ようち)マッサージ。手の甲のよく知られている場所だ。なかなかいいぞ。
昨日からマルタ・アルゲリッチのピアノを聴いている。シノーポリの指揮だ。
1985年の録音だからアルゲリッチは若い。力強くてみずみずしい演奏は、まだ23歳頃の若きベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番、第2番とマッチして非常に心地よい。何回も聴いた。アルゲリッチが若い!!!
NKT細胞
免疫のことを勉強してるけど、大切な免疫を見落としていた!
NKT細胞という免疫細胞があるという。なんか見たことのあるような・・・。
NK(ナチュラルキラー)細胞がありました。T細胞もありました。この両方の免疫に関係があるのか?と思うよね。
1986年にはこの免疫が発見されている。なんと!
「第4のリンパ球」と呼ばれている。
このNKT細胞は⾎液のリンパ球の中にわずかに0.1%も存在しないという影の薄い免疫細胞ですが、どっこい、とんでもなく頼りになる細胞らしい。
リンパ球には、NK細胞とB細胞、T細胞があり、それにこのNKT細胞が加わる。
新しい免疫治療にこのNKT細胞を活用する研究が進められているようだ。
がん細胞が増殖し進行すると、免疫細胞もお手上げになる。免疫が機能しない免疫不全状態になっている。そんな時にでもNKT細胞を活性化することにより、がん組織内の免疫環境を一変させ、免疫細胞ががんを攻撃できるようにする治療法です。
なにせ、⾃然免疫系最強のNK細胞と獲得免疫系最強のT細胞の両⽅の機能を合わせ持っているというからすごい!
存在数があまりにも少ないためにほとんど注目されていなかったらしいが、理化学研究所と千葉大学がiPS細胞を利用し、NKT細胞を増やすことに成功して、マウスによる実験でがんの再発や転移を抑えることが分かり、がん患者のNKT細胞を取り出し、それを増やして体内に戻せば、がん治療に効果があるのではないかと注目されている。
活性化したNKT細胞は獲得免疫の機能も持っているから、⻑期にわたって記憶され、働き続けるそうだ。
参考