平日の午前5時からNHKBSPで放送されている番組があります。「クラシック倶楽部」です。
今日は「ウィーン少年合唱団(ブルックナー組)」が2019年5月に東京芸術劇場で公演した模様が放送されました。
今日は「ウィーン少年合唱団(ブルックナー組)」が2019年5月に東京芸術劇場で公演した模様が放送されました。
1時間にまとめていますが、この1時間はあっという間に過ぎていきました。
この合唱団は500年以上の伝統を誇る世界的に有名な合唱団ですね。10歳から14歳までの約100名のメンバーは、ウィーンのアウガルテン宮殿で、国籍、言語、文化を超えて共同生活を送るそうです。メンバーは、シューベルト、ハイドン、モーツァルト、ブルックナーという4つのグループに分かれて活動してます。
実は今年も来日公演が予定されていたのですが、中止になったのです。そう、新型コロナウイルスの影響です。私は今年チケットを買ってもう会場に足を運んでいる頃でしたから大変残念に思ってました。昨年の来日公演とはいえ今日放送されて見入ってました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/dd/4fc33dbfbd9cd719618078abff87adc5.jpg)
小学生の頃、クラス単位だったか学年単位だったか覚えてないけど、学校から映画館へ行き映画を観ることが数回あったように記憶しています。
その中で、題名は忘れましたが、ウィーン少年合唱団のことが物語となっている映画が忘れられません。私も音楽の時間が好きで歌うことも大好きでしたから。
物語の中で、合唱団の中で中心的な存在だった子が変声期を迎えるシーンがありました。そうです。少年時代の美しい声は短い命なのですから。私も中学生になって声が変わっていく期間は複雑な気持ちでこの映画の事を思い出していました。映画を観て合唱団に入りたいと本気で思っていたのです。小学校の学芸会ではステージで独唱したんですけど・・・。私が自慢できる数少ない出来事でした。
物語の中で、合唱団の中で中心的な存在だった子が変声期を迎えるシーンがありました。そうです。少年時代の美しい声は短い命なのですから。私も中学生になって声が変わっていく期間は複雑な気持ちでこの映画の事を思い出していました。映画を観て合唱団に入りたいと本気で思っていたのです。小学校の学芸会ではステージで独唱したんですけど・・・。私が自慢できる数少ない出来事でした。
番組の終わり頃、アンコールで歌われたのが、菅野よう子作曲の「花は咲く」です。
何故か分からないけど涙があふれてきて止まらなくなりました。
彼らがはるかウィーンから日本に来て、NHK震災復興支援ソングを歌ってくれている。その声はあまりに澄んでいて私の過去の風景を透明ガラスの向こうに映し出してくれたのかもしれない。
思い出ぽろぽろ!
写真は