2023年11月29日(水)雨の一日でした。風も強い。温泉宿で料理がおいしかったので、たらふく食べすぎて体が重い。
もう大分知られてきただろうか?PFAS(ピーファス)
有機フッ素化合物のことだ。
製品に非常に多くの化学的性質を持たせることができ、高性能化・高機能化に役立てられている。
しかし、世界的な環境問題として危険性が指摘され禁止の動きがある。
人体や環境に対する有害性が指摘されているからだ。
すでに多くの生活の場面で使われている。有機フッ素化合物といっても約4千~1万種類もあるが、それら全部をPFASと呼んでいるようだ。
焦げ付きにくい炊飯器・フライパンのフッ素加工剤、自動車のコーティング剤、消火器に含まれている消火剤、靴や衣類の撥水加工剤、ピザやハンバーガーの厚紙箱と包装用紙、金属メッキ液、界面活性剤などなど数多くある。
もう生活の一部になってるものばかりだよ。
この物質は、炭素とフッ素が非常に強い力で結びついていて、自然界では分解されず、海や土壌に堆積して長期間残存し続ける。水道水に使用している井戸水から基準以上のPFASが検出された事例もある。
私が使っているトリムの浄水器は、浄水器協会(JWPA)で定められた規格基準に規定された試験方法に適合したことで、PFOSとPFOAが除去対象物質に追加されたと案内が来ている。
日本では、
「PFOS」と「PFOA」の2種類が国内ですでに輸入や製造が禁止されている。去年の6月に国際条約で「PFHxS」も製造や使用などの規制の対象となったことを受け、国内でも製造や輸入を禁止する対象に追加することを28日に閣議決定している。「PFHxS」を使っているものには泡消火剤や金属メッキ、研磨剤などがある。
なんでも便利だ便利だといろんな物が作られて使ってきて捨ててきたが、そんないろんな物質が自分たちの体や地球環境にどう影響するか全く考えてこなかった。