2023年12月28日(木)今日は冬のどんよりした天気が多い中で、めずらしく晴れ渡った。いつもの散歩コースで。
今日のニュースで「基準超え添加物で商品回収」というものがあった。
ベトナムから輸入し店舗で販売していた「ふんわりミニロールケーキブルーベリー風味」だそうだ。
添加物とは、
保健所の検査で当該食品から保湿剤として使われる「プロピレングリコール」が基準値を超えて検出された。賞味期限が2024年5月4日の商品が回収対象となるそうだ。神戸物産「業務スーパー」は回収を店舗や電話などで受け付けている。
プロピレングリコールとは、
厚生労働省では、「職場の安全サイト」というHPでこの物質の取扱いについて注意喚起している。
その他、「プロピレングリコール及び天然着色料の使用基準について」という
厚生省環境衛生局食品化学課長通知を各都道府県等に発出している(昭和五六年六月一〇日)(環食化第三二号)。
ちょっと少しだけどんな内容なのか掲載してみる。
1 プロピレングリコールについて
プロピレングリコールの使用基準値は製品中の水分含量が三○%以上として設定・・・水分含量の測定については別紙によるものとすること。・・・
何だかかなり毒性があるようですが、うすめて使用することが認められている添加物です。こんな使用量の制限のある添加物は他にもたくさんある。
プロピレングリコールは、においがほとんどないシロップ状の液体で、水やエタノール、クロロホルムなどに溶ける性質をもっています。プラスチックや医薬品、化粧品などに他の物質を溶かす溶剤として使用されていることが多いそうだ。同様に食品添加物としても使用されている。
どんなものがあるか見てみよう。
加工食品のしっとり感を出すため保湿を目的として添加。保存料や着色料、香料、ビタミンを添加する際の溶剤としても使用されている。
中華麺、そば、うどんなどの生麺や、つまみ用のイカやタコの燻製、タラコ、ジャム、ケーキ、チーズ、もち、ギョウザの皮、豆腐など幅広い。
米飯のツヤを出す目的で精米改良剤としても使用されている。
その他にもあるらしいが、このへんにしときます。
食品以外では歯磨き粉、シャンプー、化粧品、育毛剤、赤ちゃんのお知り拭きなどにも使われているようだ。
表示されていれば、プロピレングリコールまたはPGと表記されているらしい。
添加物使用は適法で問題ないのですが、私はなんとなくですけど、商品を買う時は原材料の表示をみて、なんかいやだなと思うものには近づきません。
だって体は先祖が食べてきたもの以外のものが突然大量に入ってくると現代病なるものになってしまうのだから。「アレルギー」を調べてた時よくわかりましたから。
アトピーの方などは、保湿や化粧の際、使用する商品の成分・原材料を確認することが大切だ。