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青空ーすべてはバランス

炭水化物とは何?part3オリゴ糖

part2では、少糖類はオリゴ糖とも呼ばれていることが分かった。ただし、3個以上結びついたものをオリゴ糖と呼ぶ場合もある。 二糖類は単糖類に近いみたいだから。

ちょっとオリゴ糖に興味があるので理解を深めることにしました。いいイメージがありますからね。

part2で知ったように、オリゴ糖も糖質で単糖が10個まで結びついた少糖類であり別物ではない。

〇オリゴ糖には2種類あるぞ!

「消化性」のオリゴ糖
二糖類である砂糖の成分「ショ糖」や牛乳に含まれる「乳糖」のように、消化酵素によって分解されて体のエネルギー源になる。
「難消化性」のオリゴ糖
こちらは消化されずに大腸まで届き、おなかの調子を整える働きをする。

母乳には粉ミルクに存在しない特殊なオリゴ糖が多く含まれていることが判明した時、難消化性オリゴ糖がビフィズス菌を増やす物質(ビフィズス菌のエサ)として注目されるようになった経緯があるそうだ。

日本古来の発酵食品の研究から、微生物や酵素によるオリゴ糖の製造研究が行われるようになる。


ちなみに、オリゴとはギリシャ語で「少ない」という意味だそうです。少糖類ですからね。

フラクトオリゴ糖(構成Glc-Fru-Fru 結合β1-2)
アスパラガス、にんにく、ゴボウ、玉ねぎ、蜂蜜などに多く含まれる。
イソマルトオリゴ糖(構成Glc-Glc-Glc  結合α1-6 )

元来は清酒、みりん、味噌などに含まれる(麹菌により産生)。トウモロコシから作られることが多い。消化性(一部が難消化性)。
ガラクトオリゴ糖(構成Gal-Gal-Gal 結合β1-4 )

母乳や牛乳に含まれている。乳糖から作られる。
ラフィノース
てんさい(砂糖大根、ビート)から作られる。オリゴ糖の中でも最も早くビフィズス菌のエサとなるといわれている。 
キシロオリゴ糖(構成Xyl-Xyl-Xyl 結合β1-4 )

トウモロコシやタケノコから酵素変換によって作られる。 
大豆オリゴ糖
大豆やマメ科植物に含まれる。大豆から作られる。
乳果オリゴ糖  
ショ糖と乳糖から酵素変換して作られている。
スーパーで「オリゴのおかげ」というシロップを買ったけど、このことだった!
αオリゴ糖
ラジオでよく健康食品の話を流している。私もよくαオリゴ糖のことを聴く。食後の血糖値上昇を抑える効果が優れているようです。

デンプンから酵素変換されて作られる。ブドウ糖6個が環状に結合した難消化性オリゴ糖ということです。
さらに詳しく見ると、αオリゴ糖は水溶性・難消化性・発酵分解性オリゴ糖です。すべて強力です。


*イソマルトオリゴ糖以外は難消化性オリゴ糖です。

Glc=グルコース Fru=フルクトース Gal=ガラクトース 
Xyl=キシロース 

1日に摂取するオリゴ糖の目安はは2g~10gと言われているので、食品中に含まれているオリゴ糖だけで効果が実感できるほどの量を摂るのは難しいらしい。
オリゴ糖を多く含む製品を買うと多く摂取できて実感がわくのでしょうね。

オリゴ糖よりもさらに多くの結合で多糖類になることは分かってるぞ。その中で消化性多糖類としてでんぷんがあった。 
でんぷんを酵素によって分解するとオリゴ糖を増やすことができるのだそうだ。でんぷんを分解する酵素は40~50度で活発になるそうだから、調理に活用して、しばらく40~50度のお湯につけておくことも一つの方法だ。

大豆やごぼうはオリゴ糖だけでなく植物繊維も豊富だから、スーパー食品だ!

大分オリゴ糖の事が分かったぞ!
でも、贅沢な食生活が招く病気が指摘されている。免疫が過剰に反応する病気もある。
炭水化物とオリゴ糖は全く別物と思っていたが・・・。食物はすごい!と思えてくる。食物と私の体は連携している。ある栄養素に特化した製品を多量に摂取することには抵抗を感じる。炭水化物の少糖類、多糖類のことを考えると、糖分も食物繊維も有難くいただいてかなくては・・・と感じる。
今回、難消化性という言葉が出てきた。難消化性デキストリンという言葉が思い浮かぶ。何だろう?



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