今回は、本堂から少し離れて、かつて滝修行が行われていたという千巌渓に行くことにします。
六本滝や観音堂から坂を下って行くとすぐに、渓谷に流れる大岩川に沿って約500mほど続く遊歩道の入口があります。
千巌渓は百滝渓とも言われるほど大小の滝が多くあります。この川の流れや大小の滝は様々な大きさや形をした変化にとんだ岩石によって作り出されています。双岩抱き合う妹背岩、外に点空石、炉壇石、鯉梯石、蝦口石等数多くの岩石が苔に覆われ、緑の木々の中に自然に溶け込み、それを縫って清水が飛沫を上げながら勢いよく流れています。
千巌渓は全山不動信仰、仏緑の聖地となっています。
千巌渓は全山不動信仰、仏緑の聖地となっています。
この遊歩道の奥に「奥之院行者窟」があります。明治29年に開かれたもので、御本尊は行基菩薩。その他に三十六童子等が御安置されています。
森林浴とマイナスイオンの世界。一体ここはどこなのだ!!!?