日石寺の上の方に金毘羅宮と八十八箇所霊場があります。私は今足が痛くて八十八箇所霊場には足の回復後に行くことにしました。金毘羅宮には頑張って行ってみました。
金毘羅様は天笠の鬼神・魚神で蛇形尾に宝玉を蔵し、薬師十二神将のひとつとして人生航海の安全、財宝商売繁盛、海の安全の神として崇拝されています。
江戸中期に第十一世如瀧和尚が大岩山全国信徒の家運繁栄と寺門興隆の為、讃岐金毘羅宮から御神体札をお受けになったと言われています。
残された八十八箇所霊場は足の回復後に体験することにして、帰途に就きましたが、その途中に温泉と湧水を見てみます。いずれも上市市内に向かう道路沿いにあります。
「大岩不動の湯」は山を下りてすぐ近くにあります。
2008年にオープンしています。地下1,500mから湧き出る天然温泉かけ流しの湯。建物は地元のスギやヒノキを使っていて、こじんまりと里山の自然にとけ込んだ感じがいいですね。内湯の窓はステンドグラスになっていて、「不動明王」と「六本滝」が描かれてます。
富山県中新川郡上市町大岩163 「大岩不動の湯」
泉質:ナトリウム・カルシウム・硫黄泉・塩化物泉
効能:動脈硬化、切り傷、やけど、慢性皮膚炎、虚弱児童、慢性婦人病
営業時間:12:00~21:00(冬季14:00~21:00)
入浴料:大人420円 子供130円
定休日:火曜日(祝日の場合はその翌日)
タオルは200円で販売してますが、持って行った方がいいですね。露天風呂もありますよ。
ゆっくり温泉に入った後、ここから3Kmほど行ったところに湧水があります。
奧行数千メートルとも考えられている洞窟の奥から湧き出ている水です。
硬度5.5程度の超軟水。およそ30年前にこの水をくむ場所として整備されたようです。車を止めて楽に水をくむことができるので、遠方から来る方も多い。
ここのお水の特徴として、最近分かったそうですが、ケイ素(シリカ)が多く含まれていることです。ケイ素は必須ミネラルの成分の一つとして研究が進んでいる。骨・腱・爪・血管・歯に多く含まれる人間の体に不可欠な大切な成分です。毎日20mgから50mgの摂取が必要とされているようですが、ここの水は、なんとなんと1Lあたり65mg含まれています。
ここの向いにお店があります。ここの水を使ったコーヒーが楽しめますよ。1日ゆっくりと森林浴(フィトンチッド)とマイナスイオンを体いっぱいに吸い込み、天然温泉に入って、ケイ素たっぷりの超軟水の湧き水を飲んだら、体の細胞が元気になりそうです。感謝!
参考:森林浴=リラックスの理由
参考:深呼吸の秘密