新型コロナウイルスの感染拡大と原油の暴落が世界中の株価をどん底に引きずりおろした。その後、大規模なコロナ対策のための財政出動等の対応が逆に大幅高を生んだりして、乱高下が続いていた市場。今週末は再び世界経済に与える影響が懸念されるとして大幅下落している。
今年1月中旬頃まで24,000円を維持していた日経平均は、まさしく中国での新型コロナウイルスが報じられてから、23,000円台で推移する。
2月24日(月)日本が祝日の深夜、アメリカではダウが1000ドルを超す下落。翌日の日本はこれを受けて781円の株安。この週は悪夢の1週間となる。その後不安と収束期待が交錯して、若干落ち着きを取り戻すが、原油価格が大変なことになって、アメリカ市場3月第2週はダウが1,000ドル以上、2,000ドル以上の下落と続き、アメリカの動向に従う日本株も1,000円以上の下落。
アメリカは29,000ドル水準から18,000ドル台へ落ち、4月末現在23,000ドル台回復。日本株は24,000円水準から16,000円台へ落ち、4月末現在は20,000円台を回復。市場は強気のようだ。
最近の株価の動きには今時の特徴もある。
投資家の多くが自動売買ソフトを使い、人間の思いや判断が入らなくなったこと。コンピューターが上昇下降の判断を行い売買をする。下落しだすと徹底して下落するし、上がるにしても何でこんなに上がるの?という動きをする。
もう一つ、日本では、日銀がETFを通じて株を買い、市場を下支えしている。莫大な金額となっている。
アメリカは29,000ドル水準から18,000ドル台へ落ち、4月末現在23,000ドル台回復。日本株は24,000円水準から16,000円台へ落ち、4月末現在は20,000円台を回復。市場は強気のようだ。
最近の株価の動きには今時の特徴もある。
投資家の多くが自動売買ソフトを使い、人間の思いや判断が入らなくなったこと。コンピューターが上昇下降の判断を行い売買をする。下落しだすと徹底して下落するし、上がるにしても何でこんなに上がるの?という動きをする。
もう一つ、日本では、日銀がETFを通じて株を買い、市場を下支えしている。莫大な金額となっている。
市場はもうコロナから終息後の世界経済に関心が移っている。原油は1バレル18ドルまで上がってきた。
こんなにひどい状況でも上がる銘柄はある。最初はマスク・除菌剤関連が買われ、現在は治療薬・ワクチン・検査薬関連のバイオ関連株が活況だ。テレワークが話題になると、その関連銘柄が買われる。テレワークの時に認証が必要になるとその関連銘柄。マスクで顔認証ができないから指紋認証に回帰となるとその関連銘柄が・・・・というように動きが激しい。活動できない人たちが投資で活動しているのかもしれないが、自動売買システムは使わないようにしてほしいものだ。コンピューターまかせにしないで、人間らしい自分の判断・主張・こだわりが市場にも欲しい。社会にも欲しい。
新型コロナウイルスの影響が大分長くなってきた。人間の弱さや醜さがこういう時にみえてくる。弱音を吐かずいつも変わらず必死で生きている庭の雑草も見習いたいが、人間の知恵と努力と協調でこの危機を乗り切りたいものだ。
こんなにひどい状況でも上がる銘柄はある。最初はマスク・除菌剤関連が買われ、現在は治療薬・ワクチン・検査薬関連のバイオ関連株が活況だ。テレワークが話題になると、その関連銘柄が買われる。テレワークの時に認証が必要になるとその関連銘柄。マスクで顔認証ができないから指紋認証に回帰となるとその関連銘柄が・・・・というように動きが激しい。活動できない人たちが投資で活動しているのかもしれないが、自動売買システムは使わないようにしてほしいものだ。コンピューターまかせにしないで、人間らしい自分の判断・主張・こだわりが市場にも欲しい。社会にも欲しい。
新型コロナウイルスの影響が大分長くなってきた。人間の弱さや醜さがこういう時にみえてくる。弱音を吐かずいつも変わらず必死で生きている庭の雑草も見習いたいが、人間の知恵と努力と協調でこの危機を乗り切りたいものだ。