青空ーすべてはバランス

壮絶な地球生物の歴史 ビッグファイブ

2023年11月18日(土)終日雨でした。寒く、まさしく冬の天気でした。
3℃‐10℃。こりゃ寒いわ!

地球に生まれた生物たちの受難の時期は数多くあるが、特にすごいのが以下のような事件になるらしい。

私もよく知っている巨大隕石の落下と恐竜の絶滅は今から6500万年前の白亜紀末に起きている。現在のメキシコ、ユカタン半島に落下した隕石の直径は10~15キロメートル。落下の衝撃で大気中に飛散した大量のガスや粉じんの影響によって、地表には酸性雨が降り注ぎ、さらに太陽光がさえぎられることで、急激な寒冷化が引き起こされたと考えられている。よく知られている恐竜の絶滅は、この巨大隕石の落下によるものだ。
この落下地点も長年よくわからなかった。陸地から海にかけて落ちていたからだ。

ところが、この隕石落下以外にあと4回、生物の多くが絶滅した事件があり、ビッグファイブと呼ばれているらしい。
それぞれオルドビス紀末、デボン紀後期、ペルム紀末、トリアス紀(三畳紀)末だ。

〇 オルドビス紀末(約4億4400万年前)の大量絶滅
6000光年以内に起こった超新星の爆発によって、ガンマ線バーストと呼ばれる大爆発の影響によって、気候変動が起こってしまったのではないか、という説をNASAとカンザス大学の研究者が2005年に発表しているようだ。火山噴火説もある。海水温度が43度から23度になるほど寒冷化が進んだという。85%の生物種が絶滅した?

〇 デボン紀後期(約3億7400万年前)の大量絶滅 
魚類が進化している時代だという。海の酸素濃度減少や寒冷化もあったんじゃないかと言われ、よく分かってないようだが、海に暮らしていた当時の魚類がほぼ絶滅している。

〇 ペルム紀末(約2億5100万年前)の大量絶滅 
植物や両生類、昆虫類が生息していた時代。地球の歴史上最大の大量絶滅と言われ、90%から95%の生物種が絶滅したとされる。
理由はいろいろあるようだ。驚きは食物連鎖のバランスが崩れたという説。 大規模な火山活動によって、メタンと酸素が放出され、酸素濃度が激減したという説。 

〇 三畳紀末(約1億9900万年前)の大量絶滅 
爬虫類や、初期の恐竜、最初の哺乳類も誕生した時代。 この時期は、複数回の大量絶滅があったと言われ、生物の76%が絶滅している。
火山活動・隕石落下等が考えられているらしい。

生き残った恐竜たちが進化していくが、白亜紀末(約6500万年前)の大量絶滅を迎えることになる。


ずっと現在に近づいて、人類の絶滅危機もある。
7万年前の更新世後期にはスマトラ島のトバ火山が大噴火して、人類100万人が1万人にまで減少し、遺伝子の多用性が失われたとされる大事件もある。


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