以前、トマトは脂溶性だから、油で炒めればリコピンの吸収率が2~3倍アップする!肌や血管の老化を防ぐ抗酸化作用はすごいぞ! ということを書きました。夏!トマトは冷たく? - 青空ーすべてはバランス
この時、私はトマトをある程度細かく切って調理すればいいと思っていましたが、トマトは切るというより、ぐしゃぐしゃにして炒めたほうがいいことを知りました。つまり、トマトの細胞の中にリコピンがあるので、細胞からリコピンを取り出すんだそうで。
それならジュース状にして炒めたほうがいいことになる。それなら、スパゲッティのミートソースやナポリタンなどを食べたら最適じゃないの!!
リコピンは熱に強く、油と相性がいいから吸収率UPとなるそうです。
さらに、セロトニンという神経伝達物質も含まれているそうです。この物質は感情や認知など脳の様々な働きをコントロールする重要な物質。 しかも、肥満防止の効果があることが分かったそうだからびっくり!
セロトニンを食べることによって、脂肪酸を代謝する筋肉に変化する(筋繊維移行) ようです。
じゃ、トマト食べて運動したりしたらいいのかな?
写真:シャンシャンpandaさん
注意事項がある。赤いミニトマトは生(なま)がいいようです。エスクレオサイドAが多く含まれ、血管の脂質を取り除いてくれる。熱に弱い。
昔は食料を得るために苦労しなければいけなかった。病気になれば薬草を探して煎じて飲む。生きるために食べることは1日の生活そのものだった。
考え方は今も変わりないはず。消費者は簡単に体にいい食材を買うことができるが、生産者は大変な苦労をしている。もちろん消費者も買うお金を得るために大変な労働をしている。すべてはつながりを持ち動いているけど、現代は分業が徹底され、その認識が薄れている。
退職して野菜作りをしている方々はそれを実感していることだろう。
トマトはこの世界の古代から続く生物の関連性を知りながら?良い食べ方をしてくれることを待っているかもしれない。
(リコピンの効用:精巣を元気に・骨粗しょう症予防・日焼け防止・肺気腫予防・善玉コレステロールを増やす)