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青空ーすべてはバランス

大腸ポリープのことーpart4 その他の治療法(おわり)

2022年4月5日(火)晴れ。
今日は二十四節気の清明(せいめい)に入る。春の清らかな青空のもと生命が明るく活動を繰り広げる。
さらに七十二候の玄鳥至(つばめきたる)に入る。ツバメが南からやってきます。私は3月末にはツバメを目撃してます。

海と山側の厚い雲に囲まれて、街中がすっぽり青空となった。
町内で毎年咲いてくれる花。大きなコブシの木にいっぱいの白い花が青空に映える。清明にぴったりの日になった。




新しい内視鏡技術
内視鏡ビデオスコープシステム ELITEは、消化管内視鏡の最新のものらしい。
ポリペクトミーやコールドポリペクトミーもこの最新機器により可能となっている。
拡大内視鏡を組み合わせ、粘膜表面に現れない血管などの病変の特徴を色調として捉えることができる
その映像は大変精密できれいだ。私も見た。
がんの栄養補給路となる粘膜表層の毛細血管や粘膜の微細な模様色調の違いとしてカラー映像で識別しやすくしている。
これにより、がんの早期発見や病変の範囲を診断できる。ポリープをループ状のスネアというもので切除する際も、切除範囲が比較的容易に判断できるというわけだ。

このシステムで行う内視鏡的粘膜切除術EMRという。
消化器官の食道・胃・大腸などの悪性腫瘍やポリープを切除するために使われる。
ポリペクトミーやコールドポリペクトミーもその一つで、そのほか、ESD =内視鏡的粘膜下層剥離術などがある。

整理すると
ポリープの「形状」「進行の程度」「切除範囲」などによって、小さなポリープのコールドポリペクトミーからポリペクトミー、EMR、ESDという順番になるかと思う。 

私の場合はもう2㎝を超えたポリープだったので、EMR術でした。基本的にスネアを使い切除するけど、若干違ってくる。
粘膜下層の深さで粘膜層を広く切除し、組織を回収する技術です。粘膜下に局所注射を行い、盛り上げてスネアを使う。
切除した部位をクリップでパチンとつまみ、出血を止める。出血が止まる頃には溶けてなくなるから大丈夫。

また、ESDでは、開腹手術せずに、より深刻な病状に使える内視鏡術です。
ポリープの段階なら、「がん」があっても突起の先だけの可能性が強いけど、進行している場合、大腸の壁に深く入り込んで潰瘍になっているはずだ。
そこで、専用の処置具を使い、より広範囲に病変を切り取ります。

早く発見できれば、こんなに簡単に治すことができる。定期的な検査が大切だということを実感する。
私はラッキーだった!!!


参考

ーおわりー


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