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幼稚絵NJU

幼稚絵NJU(MONJU NO CHEST) ブログ

環境による干渉~ある画家の数奇な運命 1

2022-03-07 10:46:58 | 日記
映画「ある画家の数奇な運命」
※ネタバレ注意 知りたくない人は読まないで下さい。

退廃的美術館で、館員が一枚づつ説明するところから始まる。
少年は叔母さんに連れられて来たのだ。

↑私の文コピペです。
自由な絵 国を批判する絵は悪という説明をするナチス。

その環境で悪と決められるものたちが必ず存在する。

少年の叔母さんはそちら側の人だった。

自分には受け入れ難い環境に、叔母さんは言葉を残す。
「よく見て。真実は美しいのよ」
そして混乱と自分との戦いにより一時錯乱状態になる。
身内は心配になりナチの公的機関に連絡をする。
ドイツ市民なので治してくれると信じていたのだ。

病院に入れられた叔母さんの元気な姿を確認したいので
お見舞いに家族のみんながナチの正装をして行く。
(少年の父親はナチの入党を拒む人間だったが、この時だけナチのバッチを
つける)
しかし受付の女はもうその患者はここにはいないと言う。
不安になり泣き崩れる家族の傍で少年は看護師達の楽しそうな
記念撮影風景をながめるのであった。


数年経ち、少年はやはり絵の学校に通う。




ソ連(現ロシア)のためになるような絵ばかりを描かされる。
画法は社会主義的リアリズムのみ。
主人公は褒められる絵ばかりを描く。
しかし疑問を持つ。

実はソ連には、よく考えるとソ連体制への批判ではないか?
と思われる映画やアニメがあります。

ソ連統治であったチェコでもアニメが多く作られ
そういうものの中には、深く考えると
色々なメッセージが隠されているものがあったりする。
それを分かりやすく表現をすると国家警察にすぐ気づかれ
それだけで逮捕監禁されてしまうからだ。

ソ連では有名な映画監督でも作品の内容によっては逮捕される。
興味がある方は独自で調べてみて下さい。


※絵に興味が無い人は、叔母さん 叔母さんの運命を決めた産婦人科医
そしてその家族と主人公の関係についての方が興味があるのでしょうが
その部分はカットしました。

※誤字がありましたので修正いたしました😅


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