*双極性障害*(躁鬱病)だったわたしの断薬日記。。

14年の「双極性障害」からの精神薬「断薬」。自身の経験を生かし、現在「ライフ・コーチ」として活躍。「礼」の活動奮闘日記。

私の病気

2009年12月05日 | 今、思う事
双極性障害1型がわたし・・らしいです。

わたしは月に何万もの治療費を支払い、8年前から診療内科に通っています。
「自立支援医療費(精神通院)支給認定制度」というものがあり、ほんといまさらですが、病院から診断書をいただき(有料で高いですが)、申請に行きました。
住所を移転したので、その先で申請してくださいと、返されたのですが、診断書の封がされていなかったため、わたしは初めて自分の病名を知ったんです。

そしてすぐにその病名でそれがどのような病気なのか調べました。


そして、その内容を知って、少し気持ちが楽になりました。


なぜならずっと「うつ病」だと思っていたからです。


どんなに苦しくても、他の人から見た目には普通に見える。
それは実感してました。
仕方ないよな。。。って、思ってました。

でも鬱のときは、顔も青白く肌は荒れ、目線をあげたり声すらでなかったり。。

ずっと、「昔は元気だったのに・・」の自己嫌悪の固まりでした。
でも、調べるとこう書いていました。

「躁の状態の時を、自分のベストの時だったと勘違いして、こんなんじゃないはずなのに・・と落ち込む人がいる」と。


わたしも、仲の良い人は知ってると思うけど、ほんと数日前まで、「ほんとは仕事が好きで、休みなく仕事して。。自分はほんとはこんなんじゃないのに。。こんなになってしまい、何もできない自分が嫌」と。。。

でも、今日サイトで自分の病気を振り返ると、「躁の状態の時を、自分のベストとして求めてたな」と、思った。


薬を飲むのにもずっと抵抗があったけど、うつ病とは違い、躁鬱病は薬治療じゃないと治らないと知り、先生がいままでアドバイスくれていたことなどがすべて繋がりました。



この「双極性障害」とは、完治する可能性はほぼない・・
そう聞いて、わたしの考えも変わりました。

諦め・・・と言ったら、マイナス思考と考えがちに思われると思いますが、良い意味で諦めがつきました。
 

わたしはずっと苦しんできました。
自分ではストレスと感じるものがないのに、なぜわたしがこんな辛い目に合わなくてはいけないんだと・・・

でも、その原因が
「ストレスなどが主な原因ではなく、脳内の神経伝達の異常によって引き起こされる病気だからだ。」

と、知り、納得がいきました。 救われた気持ちでした。


そして、今まで通り、周りの友達や家族の温かい気持ちで、
生きていけそうな元気をもらいました。