*双極性障害*(躁鬱病)だったわたしの断薬日記。。

14年の「双極性障害」からの精神薬「断薬」。自身の経験を生かし、現在「ライフ・コーチ」として活躍。「礼」の活動奮闘日記。

断薬を決意してから、1年と7ヶ月。断薬をして、1年半経ちました。

2018年01月21日 | 減薬・断薬のススメ

双極性障害と診断されて、精神薬を飲み続けて14年。断薬をして、1年と半年経ちました。

 

まだ、そんなもんなんですね〜。

しかも、前回、これ系のタイトルでブログ書いたのは

断薬を決意してから1年。完全断薬をして11ヶ月経ちました。

って、こんなに前だったんですね。

 

ちょっと読み返して、微笑ましく思ってしまいました。

だって、その後、あんなものすごい状況になって、

 

人生見失って、精神で病んで、頭の血管切れて死ぬんじゃないかと思って、

顔もおかしくなって、顔面神経痛になりそうになって。。

 

でも、そのお陰で、本気で今までの自分の人生振り返って、

自分自身の内面と向き合い、

何が良くて、何がダメだったか。。。

結果、どういう考えに落ち着いかかというと、先日書いた

世界中の人全てが、一瞬で幸せになる方法。

に、集約されています。

 

1年半経って、ものすごく変化があり、

「ア〜〜、本当に断薬してよかったな〜。

途中、挫折しそうになったけど、信じて続けてれば、未来ってこうなるんだな〜」

って、思ったので、それを記載しておこうと思います。

 

断薬前と、断薬直後と、途中と、現在を比較していこうかと思います。

【睡眠】

断薬前→睡眠薬は少し前からやめていたけど、睡眠効果のある精神薬を寝る前に飲まないと眠れなかった。

断薬直後→自力でどうやって眠ることができるんだろう。。と、毎日悩んでいました。

途中→眠れる人眠れない日があり、だんだん眠れるようになったら今度、ずっと眠い状態が続くようになりました。

そして、2017年の年末に睡眠指導を受けました。

現在→夜になると眠くなり、夜もほとんど起きることもなく、朝もスッキリ目覚めるようになりました。

きちんと眠れるようになったので、疲れも取れるようになりました。

【体調】

断薬前→ストレスに弱く、すぐ具合が悪くなり、吐いたりしていました。肩こりや頭痛も酷く、一日の大半は布団の中で過ごしていました。

常に、息苦しい状態でした。

断薬直後→薬が体から抜ける、離脱症状(禁断症状)が凄まじく、体の神経がなくなり中に浮いた状態でした。

皮膚の感覚もなく、目の前が銀色でチカチカしていました。吐き気、めまい、動悸、息切れ。

本当の直後は、心臓が止まってしまうのではないか。。と、いう不安がかなりありました(もしかしたら、断薬方法を間違えたら起こりうるかもしれませんので、注意が必要です)。

途中→直後もそうでしたが、眼球痙攣がひどくて、よく白目を向いていました。息苦しさは、だんだん徐々に薄れていきましたが、肩こりや頭痛は相変わらずでした。

現在→眼球痙攣はほぼなくなりました。ちょっと眩しいですが。。息苦しさもほぼないです。

ここ最近まで、肩こり頭痛はひどかったんですが、心のあり方を変えて、常にリラックスできる状態を自分で作れるようになってからは、よく眠れるようになったお陰で、肩こりも頭痛もびっくりするほど、なくなりました。

毎月、生理周期に合わせて精神的肉体的に辛い状況になっていたものも、今はおそらくほぼないです。

【精神面】

断薬前→「自分は一生治らない病気で、一生薬を飲み続けなくては生きていけなんだ」って、本気で考えていました。

割とポジティブな方だと思っているのに、どうしてこんなに体調が悪くなるんだろうか。。と、常に疑問に思っていました。

断薬直後→「自分は病気ではなかったんだ!」って、苦しけど、張り切っていました。

途中→断薬1年までは、体調的には苦しい時期もたくさんあったのに、断薬躁状態だったのか、無理して頑張っていました。

1年過ぎた途端、気が緩んで、急にうつ状態になりました。

そこで、自分を見つめ直した時に、「あ、私はやっぱり精神が病的なんだ」って、認めました。

でも、それが良いとか悪いとかではなく、ただただ「それが自分なんだ」って、受け止めました。

だから、わたしは、張り切り過ぎると落ちるから。。って、分かったので、

毎日毎日、一日が終わる度に、精神状態をフラットな状態に戻してから眠るように心がけました。

現在→精神状態をだいぶコントロールできるようになってからは、穏やかな状態を保てるようになりました。

ただ、嫌なことだってムカつくことだって普通にあるので、それは気持ちには我慢しないで、とことんムカついて、

(あ〜〜スッキリした。さ、寝よう!)って、なりました。

だから気分の切り替えが早くなりました。

【見た目】

断薬前→太っていたし、目が小さくて、死んだような目をしていた(と、思う)。

断薬直後→ウォーキング始めたり、体と温めたりしたら、固まっていた脂肪が柔らかくなって、お腹周りがダルンダルンになりました。(え、これ、この先どうなるの?)って、心配になりましたが、(ま、時が経てばなんとかなるか!)って、思ってました。

途中→日々、特にものすごい努力はしてはいませんが、なんだかんだ断薬前より15キロ、体重が落ちました。ダルンダルンのお腹も、なかったことのようにスッキリしました。そして、顔ヨガを始めました。

自分の顔はどうしても好きにはなれなかったんですが、それでも思っていなくても、毎日鏡を見て「可愛いよ。大丈夫だよ」って、可愛くないのにとりあえず、言ってました(笑)。

現在→痩せすぎることもなく、体型は維持できています。美味しいもの食べて、笑って、感謝していたら、太らないんだと思っています。顔も、顔ヨガのおかげと、自分の考え方の変化のおかげで、「表情が全然ちがう」と、言われます。

目も大きくなった気がします。

可愛いと思っていないのに、とりあえず「可愛いよ」って、自分に言っていたら、なんと、だんだんと自分の好きな顔になってきました。これはきっと、意識することによって、本当に顔が変わった部分と、完璧ではなくても、その自分の顔が好きだと思えるようになった。の、二面性から来たのだと思います。

 

だいたいこんな感じです。

そして、振り返って思うことは、これは断薬に限らずなんですが、

目標を定めて、今の自分を把握して、今の自分のできる範囲で毎日コツコツ意識してやっていくと、自然とその目標にたどり着くんだな。と、実感しました。

目標が高すぎると焦ってしまう気持ちはありますが、今目の前にある自分にやれることだけをやっていけばいつかは絶対にたどり着く!って、信じていれば、大丈夫なんだと思いました。

一番良くないのは、今までのわたしの考えなんですが、

目標が高過ぎて、焦るだけ焦って、結局何もしないで、全く変わらない。。。

って、こと。

全く変わらないだけならまだ良くて、焦ってそれがストレスになって、さらに悪い状況になってしまう。。

って、こともありました。

 

精神面で一番大事なことは

「今ある現状は全て、自分のせいであり、自分が決めて、自分がその状況を作り出している」

って、ことを、どれだけ受け入れることができるか。。。

 

わたしも、まだまだ勉強中です。

 

こんなわたしですが、これからもさらに精進して、自分の人生なんだから

きちんと自分に責任を持って、生きていこうと思います。

 

今回も長かったですが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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