タミヤさんの「しもきた」が完成しました。
早起きして出勤前に作ったり、帰宅して作ったり、生活の隙間時間を利用して10日ほどで、あっという間の完成です。
部品それぞれが、ストレスなくカッチリはまり、さすがタミヤさんと感じる場面がしばしば。中でも、船体と艦底のはまり具合は感動ものです。パテで調整など全く必要なし。おかげで別々に塗装ができて最後ははめるだけ。
SH-60は収納状態で再現です。過去に購入したハセガワさんの「海上自衛隊艦載機セット」のローター部分の余剰パーツを利用しました。
甲板に色々と並ぶと、輸送艦らしく絵になりますね。
塗装は、タミヤさんの指定色である「TS32ヘイズグレイ」
全通甲板は、実艦も多少色合いが違うので、下地に濃いグレイを塗装後にヘイズグレーを薄めに塗布して少し色差を出して見ましたが、写真ではわかりませんね。
全通甲板がかっこいい!
甲板の標識は、旧着艦標識ではなく、現在の状態で再現しました。こちらの方が、シンプルでいいです。塗装での再現も可能な現在の着艦標識ですが、デカールでの再現です。
LCACが収まる、ウェルドック入口は開閉が可能です。こういった小さなギミックはサンダーバードを思い出すような、めちゃくちゃ嬉しい部分です。意味もなく開けたり閉めたり、子供の頃と変わらずニヤニヤしながら楽しめます(笑)
内部のラインは大失敗。入口のゲート部分が黒いラインだったので、内部も右側を黒で塗装。両サイドの部品を接着後に内部は白線とわかり、どうしようかと思っていたら、ちゃんとデカールに専用のデカールが付いていた!しかも、入口の黒い部分のデカールも!しまった・・・黒のデカールはもういいとして、白線を黒線の上から貼りまして、ごまかしています。中央2本の白線も、勝手に塗装してみたけど、あるのかどうかも不明。
「しもきた」のキットの特徴は、「おおすみ」のキットに前部分のパーツを追加して、内部再現をしている所です。中央のターンテーブルはクルクル回ります。
前部分のラインは再現していません。
「おおすみ」が発売されたのが、1999年、内部再現された「しもきた」が発売されたのが2年後の2001年。2年間もかかっています。
今なら、内部再現されたキットを先に販売して、後から通常版、と言うのがアオシマさんのように現在の流れかもしれませんね。時間をかけて新製品の発売が遅くなるなら、通常版から早くモデラーに届けようというのが、当時の判断だったかもしれません。現在は、コンピューターも発達し色々な作業の時間短縮で、時代が変わったんだろうなーと思いました。
エレベーターのC7の部品は、黒の塗装指示がされているのですが、実艦を見てみると、黒ではなく、XF23ライトブルーでした。気になるモデラーは変えてみるのもありです。
写真は、「くにさき」です。
「しもきた」を完成させると、「ジオラマを作ってみたいなー」と言う気分にさせられます。今月発売の艦船模型スペシャルが、ジオラマの特集を予定しているのでタイミングはばっちりですね。
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