ブラックエンブレムの2016

シルク募集馬シリーズその3。ブラックエンブレムの2016は父がヴィクトワールピサで、父ネオユニのブライトエンブレムを意識したものでしょう。が、私はブラックエンブレムにはダイワメジャーがベストだと思ってます。ヴァンドノワールの2015に出資してるのも同じ理由ですが、これだけ近い世代にVaguely NobleやSir Ivorを持ってる繁殖なら、やっぱりそれらと相性の良いダイワメジャーをつけて欲しくなります。ブラックエンブレムにはミスプロのクロスがあるので、ヴィクトワールピサも悪くはないと思いますが、ヴィクトワールピサの場合はもっと強いクロスにするか、もしくは母にノーザンダンサーの強い血があったほうがいいと個人的には思います。

ウルトラブレンドの2016

シルク募集馬シリーズその2。ウルトラブレンドの2016は父がロードカナロアに変わりました。ノーザンダンサーの血が少ない上にクロスが少なくアウトブリードなウルトラブレンドに対して、ノーザンダンサーでコテコテかつSecretariat = Syrian sea、His Majesty = Graustarkという二つの全きょうだいクロスを抱えるロードカナロアを持って来つつ、In Reality 5×5のクロスを作るあたりのバランスが非常に良いと思います。

が、特に芝向きの血を強化してるわけでも距離適性を伸ばすような血もないので、適性はやはり短距離かダートになると思われます。個人的には好きな配合なのですが、狙ってる領域じゃないのでパスですかね。会員じゃないのでただの妄想ですけど。

ルシルクの2016

シルクの募集馬の血統をちょこちょこ眺めているので、気が向いたときに書いてみます。まずはルシルクの2016から。

ルシルクの2016は母12歳時の産駒で、まだ活力はありそう。エネアドに出資していたのでルシルクにはずっと注目していて、今までで一番欲しかったのは初仔のクロムレック、次が三番仔のグランシルクです。ルシルクの2016は、

オルフェーヴル×ルシルク

ですので、グランシルクと3/4同血。ルシルクは、

Dynaformer×キュー

Dynaformerはほぼブライアンズタイムと同じ血で、オルフェとの配合ではHis Majestyが入る点がいいと思います。キューは面白いほどの父母相似配合で、Mitterrand≒Peroxide Princessで米血を凝縮してます。全体的に芝向きの米血を固めたルシルクに、和と欧の血で固めたオルフェーヴルを持ってくるところが良いと思います。

もともとオルフェーヴルにはHis Majesty＝Graustarkは合うと思ってて、それはステゴがデインヒルと合うからというのもあるですが、なんとなくオルフェが欲しているのは瞬発力よりもパワーとか持続力なんじゃないかなと。Dynaformerはほぼブライアンズタイムで、ブライアンズタイムっぽい持続力はディープには合わないけどオルフェには合うのではないかなという気がします。他ではNureyevとかも合いそう。

まあ、自分がシルク会員だったらポチってただろうなあと思います。オルフェは牡馬のほうがいいでしょうしねえ。