キャロットキャンセル募集検討（その２）

ちょくちょくキャンセル募集馬を見ましたが、やはり以下が動きが抜けているのでここから選びたいと思います。

・ロフティーエイムの15
　動きA、馬体A、血統C、調教師C、名前A（エイムアンドエンド！）

血統は、エイシンフラッシュ×サンデー×ウィッチフルシンキング（メーデイアの母）です。エイシンフラッシュは４分の３がドイツ血統で、本来的にはスタミナの馬だろうと思われるので、母父にサンデーを入れるのも母系を米血で固めるのもいいと思うのですが、この馬の場合母にノーザンダンサーもミスプロも入らないのでちょっと異系の血ばっかりという印象です。できれば本流のノーザンダンサーの血が欲しかったですね。

・シンハリーズの15
　動きB、馬体C、血統A、調教師A、値段E

オルフェーヴルにはシンハリーズの父父In The Wingsみたいな欧血を持ってくるのは良いと思います。が、やはり大きさが最後まで気になったので、この値段ではパスです。特にオルフェーヴルの牡駒はある程度大柄なほうがよいと思います。

・グレイシアブルーの15
　動きB、馬体B、血統B、調教師B

ルーラーシップに母父サンデー、Nureyevをクロスして３代母はやや異系の血。バランスが非常に良いです。全体として良いんですが、B評価ばかりになってしまって、何か飛び抜けて良いところがないような印象を持ってしまいました。今までの経験から、馬選びでは悪いところを見るよりも、良いところを見る方がいいような気がしています。


ということで、色々と考えた結果、動きが良くて名前の格好いいロフティーエイムの15に行こうと思います！

ステファノスPHOTOパドック

今週は大阪杯です。やはりここはステファノスも仕上げて来たようです。金鯱賞のときは余裕残しでしたが、今回は肋骨がうっすら浮かぶ仕上げ。去年の天皇賞秋と比べると、そのときより少し絞っているように見えますが、同時に筋肉のボリュームが少し減ったようにも見えるのがちょっと気になります。それにしても、ステファノスくんは素晴らしい馬体な上に藤原調教師の職人芸が見られるので、いつもフォトパドックが楽しみです。

【今週の１枚～カラーPHOTOパドック】 大阪杯に出走予定のステファノス。「気品溢れる立ち姿はいつも通り。休み明け使って本来の走りを期待。迫力ある馬体を持つ古豪が集うＧ１レースを是非ライヴ観戦で！」とカメラマン。 pic.twitter.com/Z8ZhaD5ozk

— 競馬ブック (@keiba_book) 2017年3月27日

今週の出走結果（3/25-26）

3/25 阪神11R　毎日杯 芝1800
ガンサリュート（北村友）　７着

3/26 中京1R　3歳未勝利 ダ1800
メイズオブオナー（戸崎）　３着

ガンサリュートは先行しか勝機がないと考えてましたが控える展開。これでは勝てません。積極的に前に出て負けるのなら納得ですが、ちょっと消極的すぎましたね・・。といってもやはり負けすぎで、これはもう完全に力負けです。次どのレースを目指すのかわかりませんが、小回りコースで先行するような競馬をしてほしいです。ニュージーランドTがコース的には向いてるような気がしますが、中１週ではさすがに使わないですよねえ。

メイズオブオナーは３着ですが上々。優先出走権を使って、次は芝のレースに行ってほしいですね。

【出資理由】ガンサリュート

ガンサリュートは父ダノンシャンティ、母ベネディーレの牡馬です。ベネディーレは父クロフネ、母父マルゼンスキー、母母ブラダマンテ。ブラダマンテの産駒にはスティルインラブがいます。

ガンサリュートは「動き」と「厩舎」で選びました。私は動きでリュラを選んだ人間ですので、自分の目は信じてないのですが、それでもやっぱり見てしまいます。ガンサリュートは後肢の動きとか柔らかくていいなあと。結局、柔らかくない馬だったんですけど(^^)。やっぱ見る目ないですね。

厩舎は安田隆行厩舎です。私が今まで一口でお世話になった中で最上の調教師です。フレデフォートという馬でお世話になりましたが、よくあの馬をオープン馬まで育てたなあと感嘆しました。安田厩舎は育成牧場に頼らず自分で馬を鍛えます。レースも多く使ってくれるし、レース選択も良いです。

動きと馬体から芝でもいけるなと思ってましたが、血統はダートだと今でも思っています。フジキセキ系×デピュティミニスター系ですから、ダートの黄金配合です。ちょっと遠いですけど。ホワイトフーガはクロフネ×母父フジキセキ、サウンドトゥルーはフレンチデピュティ×母父フジキセキ。カネヒキリもミラクルレジェンドもそう。なので、芝でダメでもダートでいけるかもという考えはありました。

まあでも、血統で言うとマルゼンスキーに尽きますね。私は母系の近いところにマルゼンスキー入ってたらそれだけで出資候補になるくらいマルゼンスキー好きですので。思えば中学生の頃、ウインのパンフ見て母父マルゼンスキーのジョウノマチエールの98が欲しくてたまらんかったときから好きです。後のウインラディウスで、すごく好き馬でした。懐かしいなあ。

【出資理由】メイズオブオナー

メイズオブオナーは父ハーツクライ、母キャサリンオブアラゴンの牝馬です。キャサリンオブアラゴンの母Monevacciaはキングマンボの全妹で、その産駒にはリアルスティールの母ラヴズオンリーミーがいます。なので、メイズオブオナーはリアルスティールと従兄弟ですね。

キャサリンオブアラゴンの父はデインヒル産駒のホーリーローマンエンペラー。要はデインヒル×キングマンボなので、ハーツクライとの配合は個人的にはまあまあといったところです。ほんとはもっと硬いアメリカの血が欲しいですね。

ただ、ディープとの配合は素晴らしいと思います。デインヒルとも相性いいですし、リアルスティールとかなり似た血統になります。なので、血統的には私の本命はもともと弟のロードマドリードでした。

メイズオブオナーは当初は買ってなかったのですが、あとで追加出資しました。出資理由は母のポテンシャルに尽きます。ここまで未勝利ですが、ポテンシャルはすごく感じますので、なんとか1勝して欲しいと思います。

今週の出走予定（3/25-26）

3/25 阪神11R　毎日杯 芝1800
ガンサリュート（北村友）

3/26 中京1R　3歳未勝利 ダ1800
メイズオブオナー（戸崎）

毎日杯は8頭立てと少頭数になりました。たぶんスローになるんでしょうね。何にせよ、ガンサリュートは先行して早めに抜け出すのみです。阪神外回りは先行勢には不利ですが、何とか持ちこたえてくれー。

メイズオブオナーはなぜかダートへ。ダートが合うとは思えませんが、いまはレースが混んでます。なんとか5着以内で優先出走権をゲットしてほしいところです。

３回目の毎日杯

コメットシーカー（５着）、ステファノス（３着）に続いて、ガンサリュートで３回目の毎日杯です。他の３歳重賞はそんなに出たことないのに、なぜか毎日杯に行ってしまうようです。

さて、実績や血統からすると、サトノアーサー・アルアイン・クリアザトラックのディープ産駒３頭に人気が集中するはずです。サトノアーサーはセレクトセールで1億9500万円、アルアインはサンデーで募集価格1億円、クリアザトラックはカミノタサハラ・マウントシャスタの全弟。血統的には母系にVaguely Nobleが入っているクリアザトラックが一番好きです。サトノアーサーは母父リダウツチョイスに加えて母系もノーザンダンサー系がゴッタ返しているいかにもオーストラリアな馬で、馬も筋肉ムキムキで大物感たっぷりですが、日本の芝はあまり合わなさそうな血統ではあります。アルアインの母はいかにもアメリカのダート馬の血統で、ヨーロッパのスタミナ要素があまりないので、ディープとの配合ではちょっと奥深さに欠ける気がします。

ガンサリュートは前脚の出がやや硬いので、ストライドが大きくなく、キレ味に欠けるように見えます。その分器用に立ち回ることができるので、やはり先行して抜け出しという戦法がこの馬の生きる道でしょう。ただし、毎日杯は阪神外回り。直線が長く差しがききます。そうなるとやっぱり、サトノアーサーがこわいですねえ。

しかし、近況を見る感じだとガンサリュートも成長している様子。未勝利で何度も負けたことは無駄ではないはず。皐月賞に行くのかNHKマイルに行くのかわかりませんが、いずれにせよここで本賞金を加えておかないと出走が難しくなります。目標は２着以内。難しいですが、がんばってほしいです。

今週の出走結果（3/18-19）

3/18 阪神2R　３歳未勝利
ロードソリスト（福永）　１着

3/18 阪神9R　須磨特別
ジークカイザー（川田）　２着

3/19 中山4R　３歳新馬
スターズインヘヴン（吉田豊）　２着

ロードソリストは正直諦めてましたが、まさかの激走。追走に手間取ってるなと思って見てたらいつのまにか先頭に進出して、そのまま危なげなく押し切りました。ディープ産駒なのでダート適性は低いと思っていましたが、確かにディープ×フレンチデピュティはディープ産駒唯一のダート重賞馬ボレアスを出している配合でもあります。意外にダート適性があるのかもしれません。とにかく大きい１勝でした！

ジークカイザーは２着でしたが力は出し切りました。怪我でちゃんと鍛えられていない期間が長かったので、ここまで才能だけで走ってるかんじです。これから少しずつ鍛えていってもらって、今回みたいに少しずつ着を拾って行ってもらえればと思います。

スターズインヘヴンもまさかの激走。ここまでの過程から５着以内に来られれば御の字だと思っていましたが、粘って粘って２着でした。ホワイトマズルの血が入っているので極端な競馬は合うと思います（ちなみにこのレースは母父ホワイトマズルのワンツーでした）。吉田豊騎手がうまく乗ってくれましたね。いやー、それにしても、調整が遅れ完売しなかったお馬さんですので、この２着は格別です。本当によく頑張ってくれました！

キャロットキャンセル募集検討（その１）

キャロットのキャンセル募集ですが、今年のキャロット馬は５頭すべて牝馬なので、牡馬を狙って行きたいと思います。当たったことないですけど、出資馬を考えている間が一番楽しいので、またいつものごとくあれやこれやと悩みます。

キャンセル募集というかこの時期の出資では、血統派の私も「坂路の動き」をもっとも重視します。走る馬はこの時期だと坂路もちゃんとまっすぐ速く走れます。今のところ、動画を見てひっかかった牡馬は以下の３頭です。

・ロフティーエイムの15　A（抜群、軽快）
・シンハリーズの15　B（パワフルだが、やや重いか）
・グレイシアブルーの15　B（まっすぐ速く走れているが、やや硬いか）

ロフティーエイムの15は良いと思うのですが、二ノ宮調教師があまり好きではありません。シンハリーズの15は高いし、やはり大きくなってません。グレイシアブルーは血統のわりにちょっと高く、キャロットの値付けの絶妙さを考えると、それはそれで気になってます。悩みますねえ。

今週の出走予定（3/18-19）

3/18 阪神2R　３歳未勝利
ロードソリスト（福永）

3/18 阪神9R　須磨特別
ジークカイザー（川田）

3/19 中山4R　３歳新馬
スターズインヘヴン（吉田豊）

ロードソリストはまさかのダート。前回は福永のせいで負けただけで芝がダメなわけではないし、ダートが合うとはあまり思えません。このレース選択はかなり疑問です。

ジークカイザーは順調に調教できているようで、がんばってほしいです。脚元が落ち着いてきたら、そこそこやれると思うんですよね。

スターズインヘヴンは滑り込みで新馬戦の抽選突破です。ここまで苦労したお馬さんなので、とりあえず無事に回って来てほしいと思います。