with Anne

SCOUSE HOUSEさんのメルマガに寄稿した
2019年までのサッカー観戦記。
そしてこれからの旅の記録です。

第30話《最後の夕食はメキシカ~ン!》

2023年02月21日 | 2010年リヴァプール・オランダ

 

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今夜もいつもの場所に集まって食事の場所へ向かいます。

リヴァプールに度々訪ねてきているクラブの方々。

「どこに行ってみる

日本にいる時と同じ調子で、私の歩いたことのない道をどんどん歩いて行きます。

私ったら分らないまま後ろからついて行くだけ。今夜もまたお任せ状態。

夕食はメキシカンに決まったようですよ




何しろ一人旅の時ってレストランで夕食を頂くなんてないしね

何処のレストランに入っても物珍しげな私。

次回またリヴァプールを訪ねて来たらちょっと以前より過ごし方を知っている私がいるね。


メニューを見てみます。

「何にも分らない~

「好き嫌いはないから宜しくお願いしま~す」お任せで楽チンな私

それに他の人が注文してくれると、

時には自分だったら選ばないものがあるかもしれないから楽しめちゃいますよね。

「あっ 言い訳に聞こえちゃいますね

リヴァプール最後の夜だし、ビールやワインで乾杯

「毎晩乾杯していましたけどね


「あれ

店員さんがメニューを間違えたらしい時も大丈夫。

「違うんじゃない」ってアピール。

「おー」って私なんか感心しているばかり。

私だったら我慢しちゃうだろうなあ。


「取分け用の皿を持ってきて頂けますか

「このお料理ってどんなもの」とか日本のレストランで食事している時と一緒。

お薦めのお料理を尋ねたり、サイズの確認や辛さの確認も

私には海外のレストランでそんな会話は絶対無理


クラブの皆さんが注文してくださったお料理がたくさん並んでいます。

とても美味しく頂きましたよ

次は食後にお決まりのパブ

こうしてリヴァプールでの最後の夜が更けていきました。


サポーターズクラブの方は朝早いフライトで

マンチェスター空港を発つらしいです。

朝の4時とか5時とかにホテルをチェックアウトするの

そんなのも私には無理だ~

「みんな凄過ぎ

私もいつかそんなことが普通に出来るようになったらいいのにな。

 

 

 

 

続く

 


第29話《予備日はリヴァプールの街をパチリ!》

2023年02月21日 | 2010年リヴァプール・オランダ

 

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今日もホテルで朝食を頂いたあと、サポーターズクラブの方とお会いします。

そして、各々が夜まで自由行動の日です。

「試合は観戦したのに何故

今日は試合の日程が後ろにずれた時のための予備日。

シーズン後半の試合観戦には必要ですよね。

この日をプラスすることは大切なことなんです


私は予備日には「写真を撮ろう」って決めていました。

だって前回来た時に比べるとカメラが全然違う。

初めての旅の後、かなりグレードアップさせたんですよ

とにかくあの時の私って訳も分からず夢中でシャッターを押していたから。

帰国してからチェックすると何だかちょっぴり斜めだったり、端っこが切れちゃっていたり。

「これじゃあブログやホームページに使えない~

ガッカリな写真も多かったので街の写真が欲しかったんです。


それから、誰かと一緒に行動していると中々撮影出来ないんですよね。

「待たせちゃっているかも

って思ったら、ゆっくりカメラを向けていられない。

「あっ ここ撮りたい・・・」

そう思っても、みんなが先の方を歩いていたりするとつい慌てちゃいます。

写真を撮るのも一人が良いですよね

一人で撮影していると自分の入った写真がないのは、ちょっと寂しい人もいるかな


まずはライムストリートの駅周辺からカメラを首から下げて歩き始めます。

観光客丸出しの姿ですね。

「写真撮影に来たよ~」ってアピール

最近の一人旅ではいつもこんな感じです。

新しいカメラはコンパクトじゃないから最初から旅行者スタイルで撮りまくっちゃう。


リヴァプールの街って、まっすぐに撮影することが難しい

街が坂道だから、斜めに写っちゃってることが多いんです。

私はサポーターズクラブの方に教えて頂きました。

気がついている方はいらっしゃいますか

これからリヴァプールを訪ねたいって思っているあなた

ファインダーを覗いたら是非意識してみてくださいね。


晴天でとても暖かな一日。広場では、水遊びしている子供達。もう春だものね。

楽しそうに噴水の中を走る子供達の声が響く広場。



その可愛らしい光景や真っ青で爽やかな空と優しい風を暫く感じていましょ。

何だか自宅の近くをお散歩している時のような時間の流れです。

観光で一日中歩きまわる旅に比べたら

「もったいない

そう思う方もいるかもしれませんね。

一人旅をするようになって、

こんなひと時を楽しむことがとても素敵な旅に思えるようになったんです。

もしコミュニケーションがとれる私だったらもっと豊かな旅になるんだろうなあ

 

 

 

 

続く

 


第28話《他の試合が気になってパブへ》

2023年02月21日 | 2010年リヴァプール・オランダ

 

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バス停はとっても混んでいて

すぐには乗車出来そうにないのでひとまずパブで飲むのが恒例みたいです。

パブの前まで行くと入りきれそうにないくらい大勢の人。

試合は負けちゃったけどホーム最後の試合だし、

サポーター同士きっと盛り上がっているんだろうなあ

パブの中はまた身動きが取れなくて通路の壁に寄り掛かって休憩。

みんなパワフルだなあ。

壁も天井もユニフォームやスカーフで一杯だし


でも今日はあまりゆっくりしてられないですよ。

今日はマンチェスターシティ戦がこの後あります。

優勝は絡んでないけれど、

4位内に入るにはマンチェスターシティの試合は気になります。

早くホテルに戻ってこんどはパブでテレビ観戦。

パブで観戦するのも初めて 

何だか前回出来なかったことが色々出来て幸せ




ホテルのパブに行くともう大勢人が集まっていて観戦中です。

リヴァプールFCの試合じゃないけれど、

サポーターにとってはとっても気になる試合だものね。


祈りながら観戦したけれど、

結局リヴァプールFCが4位内って望めないみたい

ちょっと元気を無くしたまま今日もみんなで夕食に向かいます。

その日は中華バイキング。ライムストリート駅のすぐ近くにありました。

「バイキングだから一人の時にも来れそう

でも、アルコールがNGだからやっぱり没かな


ビールが飲めない夕食だったから、

そのままパブに流れてそれぞれホテルに戻りました。

リヴァプールは負けちゃったし、みんなちょっと疲れが出てきちゃったかも

 

 

 

 

続く

 


第27話《もうひとつの楽しみは感謝の一周》

2023年02月21日 | 2010年リヴァプール・オランダ

 

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試合も終わってスタジアムを後にしなければならない時が来ました。

でも、今回は違いますよ

「最終のホームゲームを選んだ理由」

それは選手がピッチを一周してくれるから。

選手がサポーターにご挨拶をして回ってくれるんです。

選手だけじゃなくてご家族も一緒

可愛らしい選手のお子さんたちも一緒。これはすごく楽しみにしてたんですよ。


暫くすると小さなお子さんたちがちらちら見えてきます。

「きゃ~誰の子

いよいよ選手たちもジャージの黒い上着を着てピッチに集まって来ました。

ちびちゃん達も増えてきましたよ。


私が座ってる席の反対方向、アウェイ席のある側からゆっくり歩き始めました。

「あ~あ ドキドキ

マスチェラーノが赤ちゃんを抱っこして、小さな女の子の手を引いてる。

お父さんしてますねえ。

ベナユンとカイトの周りにはちびちゃん達がたくさんいる。

どの子が誰の子



シュクルテルとかインスーアとかバベルとか、ちょっぴり手持ち無沙汰してるみたい。

マキシの子ってふっくらしてて可愛い

レイナは2人とも抱っこしちゃって、お父さんは力持ち

やっぱり生まれたばかりのトーレスの子はいないよね。

トーレスは試合に出なかったからトレーナーとジーパン姿で参加。


あの走ってる男の子達は誰の子 元気いいなあ。きっと未来はフットボール選手だね。

「EDU君」と「NACHO君」だって

グレンジョンソンもお父さんしている。「何だか、らしくないね

「お~ もうKOPの方へ歩いて来てるよ」

みんな笑顔で手を振って、ちっちゃな子たちが元気に走って、

いよいよ私が座ってるメインスタンドの方に近づいてくる。


トーレスは両手をズボンのポケットに入れてちょっと寂しそう。

コーチ達のお子さんもいます。

私は写真を撮ることに夢中。カイトのお嬢ちゃんはおしゃまさんですね

一周するとトーレスとベナユンの子が記念撮影。

レイナやカイトやグレンジョンソンがご家族で記念撮影。

奥さんたちもそれぞれ記念撮影。

とっても和やかなこの風景を観たくてこの試合を選びました。

もうこれは癖になりそうですね。


そして今回の観戦の旅のメインは本当に終わってしまった。

さあ、サポータークラブの方々と合流してパブへ行くよ

 

 

 

 

続く