with Anne

SCOUSE HOUSEさんのメルマガに寄稿した
2019年までのサッカー観戦記。
そしてこれからの旅の記録です。

第43話《知らなかったアムステルダムのお話》

2023年02月27日 | 2010年リヴァプール・オランダ

 

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初日は予定通り夜のアムステルダムを案内して頂きますよ

と言ってもこの時期のヨーロッパが暗くなるのは夜の9時頃なんです。

冬は午後4時位にはもう暗いんですよね。夏の夜は楽しめる時間が長いのです。

冬のヨーロッパへの旅行費用はリーズナブルに思えます。

でも遊べる時間を比較すると安いとは言えないかもですね。


まだ明るい街を歩きながら面白いお話の数々。

オランダの家の屋根の下に付いているフックのようなものについてのお話をして頂きました。

ガイドブック等で写真を見る機会があったらチェックしてみてくださいね。

どのお宅もフックのようなものが手前に出ているんですよ


実はこれは家具を出し入れするときに家具を吊るすものらしいんです。

ホテルのチェックインの時の階段のお話を覚えていますかあ

「狭くて勾配の急な階段」スーツケースを持って上がるのも一苦労の階段。

家具が入るはずもないですよね。

家具は当然窓から搬入。

その時に家の壁を傷つけないように家は少し斜めに傾いてるそうです。

「えっ 傾いている

よく注意して見ると壁がどのお宅も垂直じゃないんです 何だか不思議ですよねえ。

垂直だったらフックに吊るした家具が壁を擦っちゃいます。

「考えられてるなあ




そして何回も渡った運河の上の橋。

「この橋の下を覗いてみて」とガイドさん。

「何と 牢屋が

教えて頂かなければ気が付きませんでした。何度も橋を渡っているのに

「こちらに閉じ込められた囚人はどうなっちゃうの

「海の水が満ちてくると運河の海水が上昇するよね」

「水死をしてしまうしくみなんですよ

もちろん、現在は使われていません。 昔、昔のお話です。

日本も含め、昔のお話にはこうして信じられないような実話がたくさんありますよね。

アンネの日記のナチスのお話もそうですよね。

 

 

 

 

続く

 


第42話《チューリップだけじゃない! オランダの魅力》

2023年02月27日 | 2010年リヴァプール・オランダ

 

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今回の旅でアムステルダムに滞在した一番の理由
 
それはキューケンコフ公園のチューリップ

皆さんも多分目にされたことがあると思います。

一面にチューリップが咲く風景写真。

チューリップの公園だから3月~5月しか開園していません。

あまりにも訪れることの出来る時期が短い

そしてサッカー好きの私にとっては、もちろんアムステルダムアレナ

アヤックスのスタジアムですよね。


「まだありますよ

以前から読んで頂いている方は御承知ですよね 

私はかなりのビール好きなんです。

そんな私が外すはずのないスポットと言えば「ハイネケンエクスペリエンス

チャンピオンズリーグでもお馴染みのハイネケン

「もちろん大好きに決まってます


それ以外にもオランダ特有の文化を御存じですか

一つは「飾り窓」。売春が合法ってことはオランダの特徴の一つですよね。



もうひとつの合法と言えば「大麻」。

コーヒーショップで売られているらしいですよ。

以前、ジョントラボルタが出演の映画で「この大麻はオランダ産だぜ

なんて彼の台詞があったと記憶してます。もちろん字幕

でもオランダ産を自慢する意味が分りませんでした。

「品質がよい」って言いたかったみたいですね。


でもですね

いくら私が勇気があると言ってもですね。

夜の「飾り窓」通りや「コーヒーショップ」通りを一人で歩くなんて、そんな無茶はするはずもないです。

「モットーは安全な旅

でもですね

せっかくアムステルダムに来たんですよね。しかも個人旅行で

パックツアーでは味わうことの出来ない「本当の夜のアムステルダムの姿」は見たいですよねえ。

今回はこの「飾り窓」と「コーヒーショップ」を覗きたい

そのために費用を少し奮発することに決めたんですよ


この街で長年暮らしている方。この街を良く知っている男性の方と一緒なら

「夜のアムステルダムを

「アムステルダムの裏の姿を」見ることが出来そう

そしてガイドブックやテレビ番組ではあまり知ることのできないお話を伺おう

観光スポットだけの旅行なんて誰でも出来ちゃうこと

こんな私の冒険心を満たすために、探して探して出会いました

「アムステルダムクラブさん」

案内して頂くことをお願いしたガイドさんです

 

 

 

 

続く

 


第41話《ウナギの寝床?》

2023年02月27日 | 2010年リヴァプール・オランダ

 

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館内の説明はすべて英語と、多分オランダ語かな。

矢印に沿って見学していきます。

宿泊したホテルと同じような急勾配な階段。

奥行きの長い建物だから中庭があったり、壁の裏には隠し階段があったり

こうして外からは、ずっと奥の方にまだ部屋があることが気が付かれなかったみたいです。

オランダ式の家屋がとても役にたったんですねえ

日本にも京町屋に「ウナギの寝床」と呼ばれる家屋のありますよね。

館内の中央にある部屋で映し出されているビデオは、

当時のガス室に送られる様子など悲惨な光景の映像です。


アンネフランクのご家族の写真もありますよ。

実際に日記を読んだことがない方でも、ナチスのお話はとても有名だから興味を持てるスポットですよね。

そして出口には「アンネの日記」がたくさん販売されています

その訳されている言語の多さに驚き。

もちろん日本語に翻訳されているものも販売されているよ。

アンネの日記以外にも歴史の本も販売されています。

それらすべてが日本語に翻訳されています。

アンネフランクの家が、世界各国の人々が訪れるスポットだということがよく理解できますね


そしてそろそろ現地ガイドの方との待ち合わせ時間です。

これまでの訪問都市と同じように、このアムステルダムでも、現地で暮らしてガイドをしている日本人の方をネットで探しました。

その方には今夜だけガイドをお願い。

到着して最初の日だと、

初めてのオランダの旅で不安に感じていたところを尋ねることが出来るでしょ

だから到着した夜にこの「アンネフランクの家」と「アムステルダムの夜のスポット」を計画したんです。


外に出て周りを見渡すと、

「あっ 私の名前を掲げている方がいます

アムステルダムに到着して最初の夜の待ち合わせ。

だから私でも移動できそうな場所をお願いしました。

するとアンネフランクの家にお迎えに来てくれるとのこと。

とても心強いですよね。

 

 

 

 

続く

 


第40話《「アンネフランクの家」へ》

2023年02月27日 | 2010年リヴァプール・オランダ

 

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トラムをダム広場で降りて、地図と方角をしっかり一致させて歩き出します。

最初のこの作業がいい加減だと迷っちゃうから、しっかり向きを確認しないとね。

方角がつかめなかったら現地の人らしい誰かに確認するのもお薦め。

そしてアンネフランクの家があると思われる方へ歩き出します


初めて歩くアムステルダムの街。

写真で見たのと同じように縦に高くて間口の狭い家がとても可愛らしく並んでいる。

色もカラフルで綺麗です。

歩いていると、途中、途中、運河を渡るよ。

「お~ 水上バスが運河を走ってる

テレビで見たように自転車もたくさん行き交ってる。風を切ってるお顔が冷たそう。


それに何だか今日は警官が多い

それともアムステルダムっていつもこんなに警官が多いのかなあ。

ブルーの制服の警官とよく擦れ違うよ

そう言えば、リヴァプールにいる時、ニューヨークでテロ未遂事件があったらしいよね。

テレビニュースも英語だからアナウンスしてることを理解している訳ではないけれど。

映像を重ねると、

「ニューヨークのタイムズスクエアでのテロの未遂事件」らしかったしなあ。

まあ考え方によっては、警察官が多いってことは歩いていても心強いけどね。


こうして暫く歩くと前方に「アンネフランクの家」らしい建物。

だって子供達が大勢並んでいる! ネットで予約してきて正解だったみたい。



確かチケットを予約済みの人は入口が違うって書いてあった。

並んでいる入口の脇にもう一つ入口がありましたよ

「これかも・・・」

入口を覗いているとご家族で来たらしい人達が扉を開けて入って行きました

「よし

私もご家族の後をついて入っていっちゃえ


印刷したチケットを見せるとすぐに そして何か英語で説明が始まりましたよ

係員はカメラを指しています

「これって多分撮影がNGってことね」

日本でも美術館や博物館等でよくあるパターンですよね。

その後アンネフランクの家だけあって日本語のパンフレットを渡されたよ

やっぱり世界中から観光に来るんですねえ。

アムステルダムっていったらアンネフランクの家は多くの皆さんが目指す観光スポットだもんね。

何はともあれ日本でネット予約したチケットを利用して入場出来ました

 

 

 

 

続く

 


第39話《入場券をネットで予約! これも初めて!》

2023年02月27日 | 2010年リヴァプール・オランダ

 

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アムステルダムにある、世界的に有名な観光スポット。

それは「アンネフランクの家」ですよね。

ガイドブックによると入場には2時間位は並んで待つとか

だから比較的空いてる朝一番に観光するのがいい、とのアドバイスがありました。

もちろんアンネフランクの家も行ってみたい。

でも私がオランダの旅で絶対ゆっくり行きたいと思っているのは、

「キューケンコフ公園のチューリップ」と「アヤックスのスタジアム、アムステルダムアレナ」。


アンネフランクの家の為にたくさんの時間は使えないよ

旅行前に自宅でネットを検索していたら、「入場時間の予約が出来る」と投稿されてる口コミを見つけました。

公式ホームページにあるらしい。早速覗くとサイトはもちろん英語。

でもチケットの予約ページはすぐに見つけられたよ 

クレジットカードでチケットが購入できるようになっています。

「旅にパソコンを持ち歩かないから日本で予約するしかないなあ」

「でも英語だよ

「えい

ミスしたって入場券は日本円で1000円程。

「思い切って予約しちゃえ

勢いで入場時間の予約チケットを購入しちゃいました。そしてチケットを印刷。

「完了


このチケットで無事にアンネフランクの家に入場することが出来るかなあ。

ホテルからトラムに乗ってダム広場に向かいました。

「OV-chipkaart」があるから簡単。

スイカやパスモと一緒。カードの残高だけ注意しておけば大丈夫だよ。

それに運賃もカードを利用した方が安いらしいですよ。

こういうシステムはヨーロッパには多いのかな。

ロンドンなんか一区間だけ販売機で購入したら、初乗り運賃って1000円近くするもね。

カードは必需品かも

あとはガイドブックでトラムの駅を確認。

ダム広場でボタンを押して降りたらいいだけです。




ミュージアム広場の向かいにはコンセルトヘボウ。

中央駅に向かうトラムに乗車するとその車窓からは、

「アムステルダム市立美術館」「ヴィンセント・ファン・ゴッホ国立美術館」ちょっと先には「アムステルダム国立博物館」。

観光スポットが次々見えてきます。

この景色を眺めてると、アムステルダムの街に到着したばかりの私なのに、

もうこの街が大好きになっちゃいました


ひとつずつ停留所名を確認しながら、

他の方が降りる様子もチェックしつつトラムに乗っています。

降りるときはどうやってトラムの扉を開けるの ボタンがあるみたいだよね。

赤信号で停車すると、乗せて欲しい人が外からドライバーにアピールしている。

絶対扉を開けないドライバー。停留所のすぐ近くでも一度発車したらもうダメなんだね。

自分がこれから毎日利用するトラム。

利用法のチェックはとっても大切になるよ

 

 

 

 

続く