with Anne

SCOUSE HOUSEさんのメルマガに寄稿した
2019年までのサッカー観戦記。
そしてこれからの旅の記録です。

第8話《観戦以外の予定は現地友人たちと!》

2023年05月25日 | 2013年クリスマスイブのリヴァプール・チェスター

 

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まだTakaさんとは一度しかお会いしたことがありません

「知り合ったばかりの私がご主人のご実家のクリスマスパーティにお邪魔しちゃっていいの

「英語が出来ない私は、ご家族と会話が出来ないのに失礼じゃない

もう次から次へと不安がよぎります。

でもこんな素敵な機会をお断りするなんてありえないですよね。

しかもご実家は重要文化財建築物が900棟ほど存在する保全地区の村『Port Sunlight』。

「ご主人のご実家だってもちろんです

ネットで『Port Sunlight』を検索して、この街のことを知れば知るほど行ってみたくなりました。

観戦に行くBoxing Dayは休日なので公共の交通機関は休日運行かもしれないとのことでした。

お店はオープンするそうですが、早めに閉店の可能性があるようです。

「Boxing DayはTakaさんと一緒に観戦だから安心だよね

Takaさんはいつも車の移動なので公共の乗り物のことを考える必要がないんで す

 

もちろん、アンフィールドのご近所で暮らすNahoさんにもメールしました。

「観戦時期はお子さん達が冬休みに入っているんですね

21日のアンフィールドは昼間の試合です

それならばと観戦前後どちらかでお宅にお邪魔することになりました。

Nahoさんのお宅のお子さんは日本語で会話が出来ます

「ちょっと安心

そしてマンチェスターに移動する前日の23日には、Nahoさんがチェスターを案内してくださるそうです。

「チェスターは行ってみたかったの

「クリスマスの時期のチェスターも素敵だろうなあ

何だかリヴァプールとマンチェスターの旅は観戦だけじゃなくなりましたね。

「こんな風にお友達と過ごせる日が来るなんて想定外ですね

 

 

 

 

続く

 


第7話《イングランドでクリスマスの過ごし方》

2023年05月25日 | 2013年クリスマスイブのリヴァプール・チェスター

 

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Takaさんにはイングランドのクリスマスの様子も尋ねました。

イングランドでは24日は公共の交通もお店もいつも通りだそうです。

「イヴだから早く閉店してしまうお店は多いのね

そしてクリスマスに備えて、夕方からはスーパーが混み合うこともあるそうです。

「25日は」「一番心配なは25日

Takaさんからは

『25日は、空港に繋がっている線以外のバス、電車共に、全て止まっています』と返信が来ました。

「ガーン

「どこにも行けないし、何も食べられない

「ホテルで出来ることはお湯を沸かすことだけ

「ホテルのレストランも営業していないかも・・・って

営業していても予約をしているお客さんだけの場合があるそうです。

「つまり・・・」

「カップヌードルの準備をしていたら25日はなんとか食い繋げるってこと

このクリスマス当日の街の様子は、実際に行ってみて本当だと実感します。

「クリスマス当日の閑散としたマンチェスターの街を撮影しました

「Kazさん写真の掲載をお願いしますね

そんな誰もいない街、お店もオープンしていなくて、交通機関も動いていない街。

「私は何をして過ごしたらいいの

「マンチェスターの街は小さいから徒歩でウロウロしようかなあ

「ちょっと待って」「そんな閑散とした街を一人でウロウロって大丈夫

「危険ってことはないの

考えていると一人で過ごすことが不安になって来ました

またまたTakaさんに相談することにします。

Takaさんからは

『街をぶらぶらするのは、全然大丈夫だと思いますが、人がいないことに、びっくりするかもしれません。』

メールを拝見しても本当に誰もいない街の様子が伝わってきますよね。

その先を読み進めてみると・・・

「えー 信じられない

 

Takaさんからのメールの続きには

『25日は、私は、主人の実家に行かなければなりません(日本のお正月と一緒です)。』

『Anneさんもよかったら一緒に行きませんか

『主人の実家はリヴァプールから電車で20分ぐらいの所にある、『Port Sunlight』というイギリスで保全地区にされている村です

『何もありませんが、なかなかきれいな所です

「キャー 今回の旅の一番の想定外

「イギリス人のご家庭でクリスマスを過ごすなんて

「旅の計画で、そこまで考えているはずもないですよね

「嬉しい 嬉しい嬉しい

でもすぐに不安が頭をよぎって来ました

「私は英語が出来ないんだった

「イギリス人のお宅なんだよね

「つまり会話が出来ない

「Takaさんはお嫁さんの立場だから忙しいかもしれないし

「そんな私って足手まといじゃないの

 

 

 

 

続く

 


第6話《シティ戦のアウェイチケット》

2023年05月25日 | 2013年クリスマスイブのリヴァプール・チェスター

 

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アンフィールドのチケットはスカウスハウスさんにお願いすることは決まっています。

「当然

「早速メールで問い合わせてみましょ

問題はアウェイのシティ戦のチケットです。

「マルコポーロさんに確認してみるのがいいかなあ

以前、チェルシー戦やパリでパリサンジェルマンの観戦チケットをお願いしたことがあります。

「そうだ

「マンチェスターで観戦だからTakaさんにメールで知らせよう

「マンチェスターに行くから会えたら嬉しいよね

 

そう思っていると偶然にもTakaさんからメールが届きました

「Takaさん、ドイツに行ってバイアレーナで試合観戦

私が行きたかったバイアレーナでレバークーゼンを観戦したそうです。

「そうかあ TakaさんはマンU戦の観戦だったんだね。」

「わあ ドイツまで行ったんだあ

「バイアレーナで監督をしているヒーピアも見たんだね。」

TakaさんはトーレスがリヴァプールFCに移籍して来た時からのサポーターです。

そのカッコ良さに惚れ惚れしたのがリヴァプールファンのキッカケだったそうです。

「ヒーピアのことは以前リヴァプールの選手だったのを知っていたんだ

そして私がドイツに観戦に行きたいと言っていたのでメールをくださったようです。

「羨ましい~

 

メールの返信ではBoxing Dayのシティ戦を観戦したいことを伝えました。

するとTakaさんから、またすぐにメールが届きましたよ

「キャー Takaさんもシティ戦に行く予定なの

しかもTakaさんの分と一緒にチケットを購入してくれると言うのです。

「示し合わせたわけじゃないのにこの偶然は凄く嬉しい

もちろんチケットをお願い出来るのはラッキーだけど、一緒に観戦に行けるのも楽しいですよね。

「エディハドスタジアムで観戦だけど・・・」

「お互い同じリヴァプールFCの応援だものね

「えっ カーディフ戦も観戦するの

驚いたことにリヴァプール出身のご主人と一緒にカーディフ戦も観戦するんだそうです。

それならば、Takaさんとはアンフィールドでも待ち合わせをすることにしました。

Takaさんはアンフィールドで、色々な方のサインを頂いているんですよ

「大好きなトーレスのサインは当然

「何だか、試合当日に向けて強い味方が出来たみたいですよ

 

 

 

 

続く