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いよいよこれからYumiさんの運転する車で、マンUの選手に会いに行きます。
「こういうのって初めてだからドキドキだよねー 」
車を駐車場に入れて少し歩くと選手と会えるという場所に到着しました。
「どんなところにいるのか私には全く分からない」
「もう、サインを貰いたいファンで一杯だ 凄いなあ 」
現地のファン歴の長い方々は、いつどこに行ったらいいのかちゃんと心得ているんですね。
係員の方にサインをして欲しいグッズを見せます。
「サインを頂くのに何のチェック 」
係員の方にサインをして欲しいグッズを見せないと先に進めません。
Yumiさんのお話だとサイン入りとして売買しようとする人がいるのだそうです
「そうなんだあ だからサインをして欲しい品をチェックしているのね。」
私は香川のユニフォームとカレンダーと油性のペンを見せてOKでした
選手が通る通路沿いにはもう多くのサポーターが集まっています。
「みんな体が大きいから全然前が見えない」
YumiさんやTakaさんも日本人だから、小さな体を入れられそうな隙間を探します。
体の大きな現地の男性たちが、まるで子供を前に入れてあげる時のように隙間を譲ってくださいました。
「サンキュー」
「同じマンUのサポーター同士って思っているのねー」
「ごめんなさい リヴァプールサポータです 」
心の中で謝っておくことにします。
「香川が加入したから日本人には親切にしてくれるのかも」
イングランドの方から見たら、「遠い極東の日本から来た」ってことだもんね。
「それにしても暗くて、何が起きているのかよく分からない 」
「選手が集まって来ているの」サインを頂ける準備をしながら待っています。
「えっ喜ぶのはまだ早い 」
ここに選手が到着しても、サポーターの前に来てくれるかどうかはあくまでも選手次第
「Yumiさんのお話だとルーニーは殆ど来てくれることは無いんだって」
新しく加入した選手は、サポーターの心を掴みたいからサインをしてくれる可能性が高いそうです。
「香川が来たみたい 」
日本語で車を指しながら『あそこにいるのって香川』って声が聞こえて来ました。
「こちらに来ないのかなあ」
「中々車から出て来ないよ 」
Yumiさんの所でお会いしたお客様も含めて日本人同士で名前を呼ぶことにしました
「香川 香川~ 」来てくれるように願うばかりです。
「やりました 」
「笑顔でこちらに向かってくれているよ」
すると大きな体格の現地の方々が私達日本人を一番前に割り込ませてくれました
「優しいなあ ありがとう」
私はユニフォームとカレンダーの両方にサインを頂くことが出来ました
キャーキャーと嬉しそうな声が響いていて、私の声が届きそうにないのでカメラを見せました
「ちゃんとこちらを向いてくれるなんて 」
香川はちゃんとカメラ目線で撮影をさせてくれたんです。
他の日本人の女性の方はツーショットもお願いしていましたよ。
「私はシルバとのツーショットですでにお腹いっぱい 」
香川が立ち去るとこんどはファンペルシがやって来ました
「キャー いっせいにみんなサインを求めてる」
現地の方もファンペルシだとサインを求めたり、写真撮影したり、香川の時のような譲って頂ける雰囲気はありません。
「明らかに香川の時とは、ファンの反応が違う 」
「もう隙間も譲って頂ける状態じゃない」
「イギリス人の大きな体の後ろでまったくなにも出来ないよー 」
サポーターに圧倒されたまま、サインどころか写真撮影のチャンスもありません。
「ファンペルシは戻っていっちゃった」
大好きって訳じゃないけど、かなり残念な気分になっちゃいました。
「近くで会ったら、ファンペルシってすごく綺麗な瞳をしていたんだもの 」
続く
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