人間の身体の中で、知らない間に骨に穴が空いたり、骨が自然に溶けていくのは
口の中だけではないでしょうか?確かに、ある種の病気で全身の骨が部分的に骨が
スカスカになることがないわけではないですが、非常に稀です.
ところが、口の中、歯が埋まっている歯槽骨と呼ばれる骨や顎の骨は、歯周病や歯の根の病気で
日常的に、骨が無くなっていっていることがあります。
特に、歯周病や歯の根の病気は、知らない間に、ほぼ、無症状や気にならない程度の軽い症状で
病状が進行するので、症状が出て気になって歯科医院に行って時には、かなり骨が無くなって
その病巣から細菌やその毒素や様々な炎症性の物質が、全身をめぐって、全く関係のないと思われる全身の他の場所に
病気を起こしていることが、よくみられます。(病巣疾患)
虫歯や歯周病や顎関節症が歯科だけの病気では、終わらないことがわかってきました。