現代では、昔ならば、大人がなるであろう病気や体調不良に子供がなるケースが増えています。
大人顔負けの小児専門の頭痛外来や便秘外来、白血病は10代から20代の最も多いがんになりました。
病気や体調不良だけではなく、不登校や引きこもりやいじめなどは、子供の問題だけに留まらず、様々な年代に
及んでいるとの報告があります。
すべての問題を医療の側面だけで、解決できないことは、わかっていますが、学校の校医や保育園や幼稚園の園医として
また、学校の特別教職員として、教育にも従事してきた経験から
問題をかかえる子供たちや親たちは、何らかの心身の不調を持っていることが、わかっています。
その心身の不調が、引き金になって問題になる行動を起こしてしまっている可能性があります。
その事に気づかずに、子供に勉強や習い事などプレッシャーをかけると、子供はその重圧に押しつぶされて、逃げ場を失い
問題行動に走るのです。
保護者も含めて周りの大人が、子供に何か様子がおかしい処があれば、病気や体調不良について、じっくりと聞いてみて下さい。
「頭が痛い」
「朝、起きられない」
「お腹が痛い」
「身体がだるい」
「何もやる気がしない」
「イライラする」
「短気である」
「ダラダラしている」
「長く立っていられない」
「鼻がつまっている」
「、、、、、、、、」
など、一見、だれにでも多少はあると思われがちですが、健康な子供にはあまり無い症状です。
勉強や塾やお稽古ごとよりも大切なことは、健康です。
みんなが心身共に健康ならば、現代の子供をとりまく様々な問題は、起こる可能性は極めて低いと思います。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます