新しい女

うちの部署に新しい女の人が異動してきました。

TSさんと言います。

年齢はあっちゃんより上（らしい。はっきり言わない）です。

前から面識はある人だったので、私としてはほっとしてたんですが
あっちゃんとTSさんの折り合いが悪いのです

客観的に見て、あっちゃんがTSさんを勝手に敵視しているのです。

TSさんは歯に衣を着せない方で、結構、着てる服とか言動とかが個性的な
方です。
その言動があっちゃんの神経をさかなでしているようなのです・・・。

はたから見れば、なぜそのようなことで腹を立てるのだ？
ということばかりをあげつらいます。

私とお昼を食べてる時に。

「私が家族と旅行したいって言ったら『Aさん（あっちゃんの苗字）
って家族と仲いいのね。どうしたら、そんな家族思いの人間ができるの
かしら』って言ったのよ」

とか、

「お昼の誘ったら一緒に『用事があるから』って行ってくれないのよ」
（注：TSさんはいつでもお昼は一人で行きます）

とか、

「私がプリンタの電源落とそうと思ったのに、先にTSさんが落としちゃった
のよ」

とか、

「TSさんて、ひいなちゃんが席にいる時は、私に話しかけるのに、
いないと無視するのよ」

訳分かりません。
私がいる時に、TSさんはあっちゃんに話しかける。いない時は話し
かけない。
それが、何のメリットがあるのでしょうか？
なんで、そんな必要あるんでしょうか？
てか、そんな風にはちっとも見えないんですが？
そんなことばかりです。

「Aさん、服あんまり持ってないでしょ。同じ服ばっかり着てるね。

これは、女性ならちょっと引っかかる言葉だとは思いますけど、
でも、あっちゃんてば、お気に入りの服は、週に何回でも着て来る人で
それも洗わずに何回も着ちゃう人なんで、それはいたしかたないと思います。
ちなみに洗わずに何回も着るというのは、あっちゃんの自己申告でした。
聞いた時は耳を疑った。

「ここ、昨日の汚れが落ちないのよね。洗って着ない私が悪いんだけどさ」
てな感じです。

TSさんが来てから、お昼ではTSさんの悪口ばかりです。
同じ部署の人の悪口はやめてほしいと思うのは間違いでしょうか？

お盆休みに入った時はほっとしました。
あっちゃんの声を聞かなくて済むから。
でも、お盆明けの私を待っていたのは、お盆休みにたまった分のあっちゃんの
鬱憤でした。あっちゃんとTSさんは出勤だったのですよ。

「TSさんが、TSさんがT、Sさんが、」
いや~～～～～～～～～～～～～～～！
心の中で絶叫。
「私、ひいなちゃんが休みの間ほんと辛かったの。誰にも言えなくて」
私は今辛いです～～～。

その合間に「彼にTSさんのことを話したらね」と、彼話が入ります。

TSさんのことも彼のことももういいから。

早く私を開放してください。

異動したい・・・。