「もういいよね」
もういいですよね。
相棒本編の後にもしっかりと官房長が撃たれるシーンが流れてますしね……。
小野田官房長感想なので、この記事は重くなると思います……。
★ラスト10分の衝撃
あのCMを見る度にうるっとしてしまいます。
普通は撃たれても次の登場シーンは病院だったりしませんか?
官房長が「また生き延びちゃったよ」って言うシーンを予想してたりしませんか?
それが、いきなり
「小野田公顕警察葬」
ええええええええええ~~~~~~~?!
初日舞台挨拶の時に水谷さんが
「ラストでそれまで見てたことを忘れちゃうらしいんですよ。忘れたら、また見てください」
ってにこやかに言ってましたけど、あれは、本当に忘れます。
それまで見てたことがぶっとびます。
丸の内TOEIですよ。
あのラストに涙だらだら流しながら映画館のドアを開けると、右京さんと小野田官房長が並んだパネルが目の前にあるんですよ。
もう、それで更に号泣です。
そして、友達と小野田官房長追悼ということで回転寿司を食べに行きました。
もちろん、皿は戻しませんでしたよ(涙)
★あなたの正義を問う
あなたの正義を問う。
これが公開当初からのキャッチフレーズでした。
まさにその通りの映画でした。
このキャッチフレーズを見た時、どっちが正義か問われる映画だったと思いました。
でも、違いましたね。
「絶対的な正義なんてない」と思い知らされる映画でした。
思い知らされて、でも、なおかつ、自分の正義をどれだけ貫けるかという映画でした。
この映画は畳み掛けるように色んなことが起こります。
可奈子さんの婚約者を思う気持ちや、婚約者やの可奈子さんを思う気持ちにも泣かされまる。
このあたりから怒涛の展開。
↓
ようやく真犯人が捕まったかと思うと、証拠不十分になってしまう。
↓
小野田官房長の策略だったので詰め寄るも、官房長に完璧に交わされてしまう。
↓
言葉も出ない特命係の二人
↓
官房長刺される
↓
真犯人、不起訴決定
↓
小野田官房長、警察葬
↓
右京、小野田官房長を刺した犯人を承認に立てて、真犯人を起訴しようとする。
歩き出す右京。
追う神戸。
タイトル文字『相棒』
この濃密さ。
重さ。
どっしりとのしかかってきます。
「絶対的な正義があるだなんて思ってないよね?」
この官房長の言葉のめちゃくちゃ重いこと。
官房長は自分が正しいなんて思ってないと言います。
相棒をご覧になってる方はご存知の通り、官房長は知略に長けた古狸的存在です。
でも、自分が正しくない事はちゃんと知ってるだけましって言うんです。
正義は立場や状況によって変わる。
なのに右京さんは自分が思うひとりよがりの正義ばかり追いかけている。
しかも、それを自覚してないから性質が悪い。
その言葉にあの右京さんがぐうの音も出ないんですよね。
神戸すら「右京の下について青臭くなったね」と言われて言い返せない。
見ているこっちも官房長に反論する言葉が思い浮かばなくて、胸が詰まるというか、やりきれない気持ちに圧迫されているところに、。
官房長刺される。
それまで押し込められてたものが、心の中でばーん!って弾けた気がしました。
「刺されるならお前だと思った」
という官房長の台詞までは予測できました。
でも、そのまま、お亡くなりになってしまうとはーーーーーーー(号泣)
だって、官房長は相棒のキーマンじゃないですか。
特命係を作った張本人じゃないですか。
その人を今殺しちゃいますか?
暗闇の中で涙をこらえる右京さんを涙を流していても、まだ、生きてるって思ってました。
それなのに……っっ。
警察葬の後、右京さんは無理だと言われてた真犯人「影の管理官」を立件しようとします。
小野田官房長を刺した張本人から告発させることによって。
これって、すごいことですよね。
影の管理官を不起訴にしたのは官房長です。
その影の管理官を告発するために、官房長を殺した人に協力してもらうんですよ。
ものすごいことじゃないですか?
神戸も右京さんに聞きましたよ。
それは官房長は望まないことなのではないのか? と。
でも、右京さんは自分の正義を、官房長にひとりよがりだと言われた正義を貫くために、歩き出します。
そして、『相棒』という文字が流れてエンディング。
この時の気持ちをうまく言葉で言い表せないです。
涙流しながら、呆然と流れるエンドロールを見てるしかないです。
そして、エンディングに挿入される官房長が刺されたシーンで、また泣くのです。
お願いランキングの「ほめ渡部」がバナナが必要な映画だと言ってましたが、それだけ体力が消耗する映画です。
★公開直前の相棒本編を覚えてますか?
12月22日第9話『予兆』を覚えてますか?
過去に戻って、映画のちょっと前の夏の話になってますよね。
その中で、籠城犯に対する右京さんの考えとか、警察庁長官と警視庁長官の確執を描いていて、映画の最初の方を見ながら「あれはいい予習だったな」と思ったんです。
この認識はちょっと甘かったです。
9話放送当日、公式ツィッターで伊東Pが「このシーズン初めての官房長の登場!」って呟いてたんです。
映画を見終わって思った。
そりゃ、初めての登場になるはずだよ、相棒本編放映前の夏に官房長は死んじゃってるじゃないかよ~~~~~~~~~~~~。
バカーーーー!! 明るく呟かないでくださいよーーーーー!!(←これはやつあたり)
★舞台挨拶でも涙
舞台挨拶に小野田さんを演じている岸部一徳さんがいらっしゃる時に、司会者の方から
「相棒10年間を振り返ってどうですか?」
とか
「右京と小野田官房長の相棒はどうですか?」
とか
質問がされるんですよね。
もう、それを聞くだけで。
「官房長になんてことを聞くんじゃああああああああ」
と、心の中で血の涙を流しながら。
お願いランキングで相棒特集をやった時に映画を見終わった後の各人の反応ってのを話してたんですよね。
水谷さんは岸部さん他数人と一緒に見たそうなんです。
見終わった後、みんなで重い雰囲気でご飯食べてる中、岸部さんが明るく
岸部「も一回見たいね」
って言っていたというのを聞いて、岸部さんすごいなって思ってたんですが、映画を見た後ではその凄さが更にわかります。
自分が死ぬ映画を見終わってすぐあっけらかんと「も一回見たいね」なんて豪の者過ぎます。一徳さん!!
ネタバレがまずいのもあるのかもしれませんが、舞台挨拶での言葉は、ウケを取るようなものは一切なく、誠実に淡々と相棒の事を語られてました。
聞いている私はそれどころではなく、涙してしまうので、官房長の言っていた内容をほとんど覚えてない始末です。
単なる2時間物にならず映画ならではのものができたとかお話なってたかなぁ。
私、都合7回見ましたが、ラストで泣かない回はなかったです。
何度見ても泣きます。
そして、BD買う気満々なので、BD見てはまた泣くと思います。
「泣く」って書いている今も泣きそうです。
同じく同じく舞台挨拶で水谷さんは相棒のことを「常を新しいことを取り入れていく番組、チャレンジしていく番組」とおっしゃってましたが、チャレンジしすぎです……。
★官房長からのありがとう
劇場版の来場者プレゼントの第一弾(12/23~)が神戸のクリスマスカードで、第二弾(1/1~)が右京さんのニューイヤーカードでした。
第三弾(1/8~)の内容を中々公表されなかったんですけど、小野田官房長のサンクスカードじゃ、そりゃあギリギリまで公表できませんよね……。
遺影と呼んでるんですが(苦笑)
寂しいですけど、でも、こういうプレゼント嬉しいですね。
見る度に泣けますけどね。
もう、官房長には会えないんですね。
そう思うと、また映画を見に行ってもいいかなと思ってしまいます。
どうにも心の整理がつかずに、この部分の感想を書けずにいましたが、なんとか書いてみました。
書いてみて思ったんですが、まだまだ、全然、心の整理がついてなかったです(苦笑)
相棒本編を見てても、ふと、「官房長もう出ないんだ」って思ってしまいます。
神戸かっこいい!! って思いながら、ふと寂しい気持ちがよぎっちゃうんですよね。
いや、でも、相棒とともに前に進まねば。
長々と書いて来ましたが、相棒劇場版Ⅱの感想はこれでおしまいです。
おつきあいありがとうございました!
今後とも相棒感想でおつきあいいただけると嬉しいです。
劇場版Ⅱの感想がバラけているので、一覧を作ってみました。
(間に色んな物の感想入れちゃいましたからね・苦笑)
相棒劇場版Ⅱ感想(その1)<ざくっと感想>
相棒劇場版Ⅱ感想(その2)<神戸編>
相棒劇場版Ⅱ感想(その3)<お茶目な右京さん編>
もういいですよね。
相棒本編の後にもしっかりと官房長が撃たれるシーンが流れてますしね……。
小野田官房長感想なので、この記事は重くなると思います……。
★ラスト10分の衝撃
あのCMを見る度にうるっとしてしまいます。
普通は撃たれても次の登場シーンは病院だったりしませんか?
官房長が「また生き延びちゃったよ」って言うシーンを予想してたりしませんか?
それが、いきなり
「小野田公顕警察葬」
ええええええええええ~~~~~~~?!
初日舞台挨拶の時に水谷さんが
「ラストでそれまで見てたことを忘れちゃうらしいんですよ。忘れたら、また見てください」
ってにこやかに言ってましたけど、あれは、本当に忘れます。
それまで見てたことがぶっとびます。
丸の内TOEIですよ。
あのラストに涙だらだら流しながら映画館のドアを開けると、右京さんと小野田官房長が並んだパネルが目の前にあるんですよ。
もう、それで更に号泣です。
そして、友達と小野田官房長追悼ということで回転寿司を食べに行きました。
もちろん、皿は戻しませんでしたよ(涙)
★あなたの正義を問う
あなたの正義を問う。
これが公開当初からのキャッチフレーズでした。
まさにその通りの映画でした。
このキャッチフレーズを見た時、どっちが正義か問われる映画だったと思いました。
でも、違いましたね。
「絶対的な正義なんてない」と思い知らされる映画でした。
思い知らされて、でも、なおかつ、自分の正義をどれだけ貫けるかという映画でした。
この映画は畳み掛けるように色んなことが起こります。
可奈子さんの婚約者を思う気持ちや、婚約者やの可奈子さんを思う気持ちにも泣かされまる。
このあたりから怒涛の展開。
↓
ようやく真犯人が捕まったかと思うと、証拠不十分になってしまう。
↓
小野田官房長の策略だったので詰め寄るも、官房長に完璧に交わされてしまう。
↓
言葉も出ない特命係の二人
↓
官房長刺される
↓
真犯人、不起訴決定
↓
小野田官房長、警察葬
↓
右京、小野田官房長を刺した犯人を承認に立てて、真犯人を起訴しようとする。
歩き出す右京。
追う神戸。
タイトル文字『相棒』
この濃密さ。
重さ。
どっしりとのしかかってきます。
「絶対的な正義があるだなんて思ってないよね?」
この官房長の言葉のめちゃくちゃ重いこと。
官房長は自分が正しいなんて思ってないと言います。
相棒をご覧になってる方はご存知の通り、官房長は知略に長けた古狸的存在です。
でも、自分が正しくない事はちゃんと知ってるだけましって言うんです。
正義は立場や状況によって変わる。
なのに右京さんは自分が思うひとりよがりの正義ばかり追いかけている。
しかも、それを自覚してないから性質が悪い。
その言葉にあの右京さんがぐうの音も出ないんですよね。
神戸すら「右京の下について青臭くなったね」と言われて言い返せない。
見ているこっちも官房長に反論する言葉が思い浮かばなくて、胸が詰まるというか、やりきれない気持ちに圧迫されているところに、。
官房長刺される。
それまで押し込められてたものが、心の中でばーん!って弾けた気がしました。
「刺されるならお前だと思った」
という官房長の台詞までは予測できました。
でも、そのまま、お亡くなりになってしまうとはーーーーーーー(号泣)
だって、官房長は相棒のキーマンじゃないですか。
特命係を作った張本人じゃないですか。
その人を今殺しちゃいますか?
暗闇の中で涙をこらえる右京さんを涙を流していても、まだ、生きてるって思ってました。
それなのに……っっ。
警察葬の後、右京さんは無理だと言われてた真犯人「影の管理官」を立件しようとします。
小野田官房長を刺した張本人から告発させることによって。
これって、すごいことですよね。
影の管理官を不起訴にしたのは官房長です。
その影の管理官を告発するために、官房長を殺した人に協力してもらうんですよ。
ものすごいことじゃないですか?
神戸も右京さんに聞きましたよ。
それは官房長は望まないことなのではないのか? と。
でも、右京さんは自分の正義を、官房長にひとりよがりだと言われた正義を貫くために、歩き出します。
そして、『相棒』という文字が流れてエンディング。
この時の気持ちをうまく言葉で言い表せないです。
涙流しながら、呆然と流れるエンドロールを見てるしかないです。
そして、エンディングに挿入される官房長が刺されたシーンで、また泣くのです。
お願いランキングの「ほめ渡部」がバナナが必要な映画だと言ってましたが、それだけ体力が消耗する映画です。
★公開直前の相棒本編を覚えてますか?
12月22日第9話『予兆』を覚えてますか?
過去に戻って、映画のちょっと前の夏の話になってますよね。
その中で、籠城犯に対する右京さんの考えとか、警察庁長官と警視庁長官の確執を描いていて、映画の最初の方を見ながら「あれはいい予習だったな」と思ったんです。
この認識はちょっと甘かったです。
9話放送当日、公式ツィッターで伊東Pが「このシーズン初めての官房長の登場!」って呟いてたんです。
映画を見終わって思った。
そりゃ、初めての登場になるはずだよ、相棒本編放映前の夏に官房長は死んじゃってるじゃないかよ~~~~~~~~~~~~。
バカーーーー!! 明るく呟かないでくださいよーーーーー!!(←これはやつあたり)
★舞台挨拶でも涙
舞台挨拶に小野田さんを演じている岸部一徳さんがいらっしゃる時に、司会者の方から
「相棒10年間を振り返ってどうですか?」
とか
「右京と小野田官房長の相棒はどうですか?」
とか
質問がされるんですよね。
もう、それを聞くだけで。
「官房長になんてことを聞くんじゃああああああああ」
と、心の中で血の涙を流しながら。
お願いランキングで相棒特集をやった時に映画を見終わった後の各人の反応ってのを話してたんですよね。
水谷さんは岸部さん他数人と一緒に見たそうなんです。
見終わった後、みんなで重い雰囲気でご飯食べてる中、岸部さんが明るく
岸部「も一回見たいね」
って言っていたというのを聞いて、岸部さんすごいなって思ってたんですが、映画を見た後ではその凄さが更にわかります。
自分が死ぬ映画を見終わってすぐあっけらかんと「も一回見たいね」なんて豪の者過ぎます。一徳さん!!
ネタバレがまずいのもあるのかもしれませんが、舞台挨拶での言葉は、ウケを取るようなものは一切なく、誠実に淡々と相棒の事を語られてました。
聞いている私はそれどころではなく、涙してしまうので、官房長の言っていた内容をほとんど覚えてない始末です。
単なる2時間物にならず映画ならではのものができたとかお話なってたかなぁ。
私、都合7回見ましたが、ラストで泣かない回はなかったです。
何度見ても泣きます。
そして、BD買う気満々なので、BD見てはまた泣くと思います。
「泣く」って書いている今も泣きそうです。
同じく同じく舞台挨拶で水谷さんは相棒のことを「常を新しいことを取り入れていく番組、チャレンジしていく番組」とおっしゃってましたが、チャレンジしすぎです……。
★官房長からのありがとう
劇場版の来場者プレゼントの第一弾(12/23~)が神戸のクリスマスカードで、第二弾(1/1~)が右京さんのニューイヤーカードでした。
第三弾(1/8~)の内容を中々公表されなかったんですけど、小野田官房長のサンクスカードじゃ、そりゃあギリギリまで公表できませんよね……。
遺影と呼んでるんですが(苦笑)
寂しいですけど、でも、こういうプレゼント嬉しいですね。
見る度に泣けますけどね。
もう、官房長には会えないんですね。
そう思うと、また映画を見に行ってもいいかなと思ってしまいます。
どうにも心の整理がつかずに、この部分の感想を書けずにいましたが、なんとか書いてみました。
書いてみて思ったんですが、まだまだ、全然、心の整理がついてなかったです(苦笑)
相棒本編を見てても、ふと、「官房長もう出ないんだ」って思ってしまいます。
神戸かっこいい!! って思いながら、ふと寂しい気持ちがよぎっちゃうんですよね。
いや、でも、相棒とともに前に進まねば。
長々と書いて来ましたが、相棒劇場版Ⅱの感想はこれでおしまいです。
おつきあいありがとうございました!
今後とも相棒感想でおつきあいいただけると嬉しいです。
劇場版Ⅱの感想がバラけているので、一覧を作ってみました。
(間に色んな物の感想入れちゃいましたからね・苦笑)
相棒劇場版Ⅱ感想(その1)<ざくっと感想>
相棒劇場版Ⅱ感想(その2)<神戸編>
相棒劇場版Ⅱ感想(その3)<お茶目な右京さん編>
そうなんです。もう会えないです。亡くなられてしまったから復活!!とはいかないですよね…映画をもう一度考えてみると深い内容で考えさせられますね。私ももう一回観たいですが、ちょっと無理そうなんでDVD発売を待ちます。
九州の地方人なので、都心の舞台挨拶はなかなか…(泣)今は地方でもあったりするのでそれを目当てにしてます。
こちらではロングランが決定したんですよ~。
悪魔の誘い(笑)
ロングランが決まる前はBDを買うために我慢しようと思ってんですけど。
九州でもありますよね。
先日はGANTZをやっていてうらやましかったです。
そうなんです。宮崎に来てたんですよね。私もニアミスで宮崎に行ってたんでショック!!でした。相棒の公開記念では六角サンが来てました。地方に来てくれるの嬉しいですね。