魔法戦隊マジレンジャーＳｔａｇｅ２４

先生　あなたの指輪を受け取る準備はいつでもできていてよ

他に言うことはないのか？＞私

だあってぇー。生きてたことだし、やっぱ言いたいことってこれでしょ？
そう思いません？　え？　思わない？　

さあ、そんなリアクションにめげず、ヒカル先生のレビュー行ってみようか。


翼の体に吸い込まれる大きく黒い竜巻。

アニキ「先生これは一体」
ヒカル先生「禁断の魔法を使ってしまった呪いだよ。すべての時間が
翼の体に流れ込もうとしているんだ。渦の広がりよ、止まれ。」

ヒカル先生が、マジチケットを切り、呪文を唱えると、渦が収縮し
固まる。

翼を抱き起こし、抱きしめるヒカル先生。
「すまない。翼。リバースの魔法の恐ろしさをもっときちんと
伝えるべきだったのに。僕のせいだ」

一方、インフェルシアでは。

メーミィがベブビレジを使い、千人の魂を集めて、花火にして打ち
上げ、より多くの人間を苦しめようとしていた。
ベルビレジの企みが成功しつつあることに不満げなナイとメア。
「失敗しちゃえばいいのに」
そんな二人を睨みつけるメーミィ。
とたんに謝るナイとメア。
しかし、メーミィは二人を通り過ぎ、ウルザードのところに行き、
ウルザードが、わざとマジシャインを見逃したことを責める。
ウルザードは、自分の考えがあると、取り合わない。

小津家。

落ち着いた翼に麗がほっとする。
「でも、さっきの魔法はあくまで一時しのぎに過ぎない。このまま
では、いずれバリヤは効かなくなってしまう。そうなれば翼の体に
地上界のすべての時間が流れ込みあらゆる秩序が乱れ、世界の終わり
が来てしまう」
ヒカル先生が、暗くうつむきながら言う。
それを止めたいという魁に、スモーキーは、呪われし術者の死を持って
しか呪いを止めることはできない、と言う。
スモーキーにつかみかかる魁。

気がつく、翼。
「すまねぇ。俺のせいで。獣人の匂いは分かっている。とにかく奴らを
探そうぜ。幸太やみんなを助けてぇんだ」
そう言うが、すぐ苦しみ始める。
俺達が魂を取り戻して来るから寝てろと言うアニキに、でも、翼も心配
だと言う麗。
「心配しないで」と、言うヒカル先生。
「方法はある。僕がなんとかするから」

ヒカル先生を信用して４人で獣人を探しに出ようとする。

「ルルド」
ヒカル先生が呪文を唱えると、５人の指に指輪がはめられる。
「お守りだ。僕の家に代々伝わる指輪だよ。これを見たら、僕の
教えを思い出して欲しい。あんまり教えてあげられなかったけどね」
やわらかく微笑むヒカル先生。
そして、翼のそばにひざまずく。
「翼。もう少しだけ待っていてくれ。僕が必ず君を助ける。先生と
して、絶対責任を取るから」

出た、先生の「絶対」（笑）使用頻度高し。

扉に向かいかけて、思い出したように振り返るヒカル先生。
「僕は君達の力を信じているよ」
ここで、なぜか、唇アーップ！　先生の唇美しいっす。
サービスカットですか？テレ朝。
その美しい唇が形作る言葉がこれ。
「ずっとずっと永遠にね」
これかぁ。私の心をかき乱した予告の台詞はっ。

トラべリオンでマヨデルーナ世界に乗り付けるヒカル先生。
「これが伝説の天空聖者クロノジェルの作り出したマヨデルーナ世界。
何かの顔が彫られている山に向かって声を発する。

「クロノジェルの思いを宿せし山よ。リバースの魔法の呪いを解く
には、許しの杖で渦を逆向きにかき回せばいいと聞くが本当か？」

山は答える。
「いかにも。禁断を犯した罪は重い。その杖を抜いた者は永遠の闇
の訪れから逃れることはできない」

ヒカル先生は答える。
「承知の上だ」

「では、挑むがよい」
山の声に、その方向に向かうヒカル先生。
その後ろに姿を現す翼。姿を隠すマントでこっそりとヒカル先生を
つけて来たのであった。

「先生」
声をかけようとするが、また苦しみはじめ、地面に倒れこむ翼。
ようやく起き上がった翼の目に映ったのは、濁流を渡るヒカル先生
だった。
そこにスカーペットが現れ、翼を乗せて山に向かう。
「きゅううん」と鳴くスカーペットがラブリー

ここからヒカル先生のおいしい見せ場、もとい、試練が始まる。

深い藪を這い進むヒカル先生。強風に大きくと吹き飛ばされる。
木につかまって難を逃れる。
そこに大粒の雨がふりそそぐ。
激しく吹きつける雨の中、立ち向かうヒカル先生。
断崖絶壁をよじ登るヒカル先生。上から大きな岩が降ってきて
下にはじき飛ばされるヒカル先生。
寸前のところで、岩の出っ張りに捕まる。

ヒカル先生、ヒカル先生、ヒカル先生、ヒカル先生が一杯ーー
はあはあ。落ち着け＞私

そんなヒカル先生を見た翼は「俺のなんかのために」と言いかけるが、
スカーペットに口をふさがれる。

ヒカル先生は、ようやく頂上にたどりつく。
杖をつかむが、電撃が走り、後ろに弾き飛ばされる。
呻いて杖をつかんだ手のひらを見ると黒く焼け焦げている。

そこにウルザードが現れる。
「天空聖者よ。弟子のために命を捨てる気か。杖を抜けば、
永遠の闇、つまり死が訪れるのだぞ」

え？永遠の闇って魔道師に落ちることじゃなくて、死ぬことなの？
えええ？　先生、ここで死んじゃうってこと？
やめてぇーーーーー！！

「それしか道はないんだ。そこをどけ」
叫ぶ先生を鼻で笑い、それでも、きちんとどくウルザード。
再び杖を掴もうとするヒカル先生。

「待てよ」

それを翼が止める。
「翼…なぜ来た？！　その体でっ！」
「やめろよ、先生。俺は先生がだめって言ったのに逆らって…
自業自得だんだよ。先生が犠牲になることねぇんだよ。」
「いや、責任は僕にある。だから、僕に責任を取らせてくれ。
だが、翼。これだけは覚えておいてくれ。魔法の世界の禁を破ると
いうことは、誘惑に負けて魔道師への道を選ぶということだ。君達
のお母さんの手にかけたこんな奴と同じになってはいけないっ！」

叫んでヒカル先生は再び杖を握る。
「うああああああ！」
走る電撃に声を上げるヒカル先生。
しかし、今度は手を離さない。

「先生っ」
「来るな。そこで、そこで待っていろっ」
「だって、先生」
「いいか。翼っ。いつだって、正々堂々と戦って勝てる男になれっ。
正義のためだけに魔法を使える男に。」
抜け始める杖。
「なんでだよ。なんでそこまで…」
泣き崩れる翼に、
「当たり前だろ。僕は君の先生なんだから」
ヒカル先生の笑顔、キラーン☆
美しいです。最高です。ヒカル先生

電撃に苦しみながらも杖を抜き続けるヒカル先生。

それを見たウルザード、突如、山に彫られた顔を攻撃し、壊して
しまう。

「何をする！」
驚くヒカル先生。
しかし、苦しみだした翼に気を取られる。

その間にウルザードは杖を一気に抜いてしまう。
「見たか。か弱き正義の魔法使いよ。闇の力ならばこれほどたやすい
のだ」

「クロノジェルの思いを宿せし山を！　こんなのは反則だっ！」
「魔道師はいかなる掟にも縛られない。」
杖をつきつけて、宣言するウルザード。
「返せっ。それは僕がっ」
「欲しければ奪い取れ」

ウルザードはウルカイザーに、そして、ヒカル先生はトラベリオンに。

スチームバズーカとかデストロイドファイアーとか必殺技を繰り出す
が、ウルザードには効かない。
逆に暗黒の竜巻に縛られてしまうトラベリオン。

一方。マジレンジャーの４人はめっちゃやられている。
しかし、彼らの目にヒカル先生が贈った指輪が映る。
「ヒカル先生。翼ちゃんのために戦っているんだよね。翼にも絶対魂を
取り戻すって約束した」
勇気を取り戻し、ベルビレジに再び立ち向かう４人。

そして、マジシャインも力を振り絞っていた。
「ウルザード。貴様がなんと言おうとも。僕は教え子達の勇気を信じて
いるっ」
闇の竜巻を振りほどくマジシャイン。
「ばかな」
そんなマジシャインは新しい魔法を感じる。
「出でよ、炎。ゴル・ゴル・ゴジカ。デトラクションファイアー逆噴射！」
その攻撃に杖を手放すウルカイザー。
その杖を掴んで地上に降り立つマジシャイン。
「中々やるな」
そう言って、ウルザードは消える。

「翼」
マジシャインはヒカル先生に戻り、倒れている翼に走り寄る。
そして、杖を翼のお腹の渦につきたて、逆にかき混ぜる。
渦は見る間に消えていく。
「先生」
「うん。みんな待ってるぞ」

一方、地上ではベルビレジが花火に点火していた、その火を止めたのは
復活したマジイエローだった。
５人は獣人を倒し、魂は開放された。

約束通り、幸太に流星パンチを教える翼。でも、
「その前に、おまえも正々堂々と戦って勝てる男になれよ」
翼はヒカル先生の教えを幸太に伝える。
それを遠くで見つめながら、ヒカル先生が言う。
「今回は僕も教えられたよ。教えることの難しさをね。これからもお互い
学びながら成長して行こう」
ヒカル先生の言葉にうなづく小津家の兄弟。

ふーーー。
今回長っ。
ヒカル先生の出番が多いと長くなるーーー。

ねえ。ウルちゃん、あれってヒカル先生を助けたんだよね。
メーミィにも突っ込まれてたし。
ウルちゃんの素性はともかく見方になる日は近いかもーー。

あとあと、翼ちん、泣くといっそうたれ目になっちゃうのね。
かわいーー。

そして、テレ朝、いや、東映なのか？　ぜひぜひヒカル先生の（あげた）
指輪を商品化してください。
絶対買う。そして、左手薬指にはめるわ。
うううん。ヒカル先生にはめて欲しいわん

先生が責任取るって言った時には、私も責任とって、とか思いました
（お約束）

（今回、話がシリアスすぎて、レビューの途中でつっこめなかった
）

もう、今回もきっちりヒカル先生を堪能させていただきました。
ありがとう。スタッフのみなさんっ。
ヒカル先生を死なせないでいてくれてっ。
これからもヒカル先生の出番多目でお願いしまっす。