僕の歩く道 第４話

テルが最後に都古ちゃんに傘を差し掛けるところに感動です。

気を利かせるということができない（？）病気なのに、それを克服しつつあるのでしょうか？

相変わらず、言葉で説明するのではなく、見せる演技に泣かされます。
向こうからの押し付けではなく、見てる人の心に思い浮かばせる感動を描ける脚本家さんはほんとすごいなあと思います。

三浦さんもずいぶんと慣れて来ましたよね。
都古ちゃんのように細心の注意を払うことはないですけど、テルをありのままで受け止めててすごいと思います。
病気だから特別何をする訳でなく、そういう性格の人なんだって思って接しているところが自然に思えるのかもしれないですね。
その自然の態度がテルをパニックに陥らせたけど、テルを気遣うためにお客さんをないがしろにするのは本末転倒ですもんね。
都古ちゃんは、何もしない時間が続いたからパニックになったって言ってたけど、三浦さんが時間通りに戻らなかったのがパニックの原因ですよね？
内緒話もできないやって口にしちゃうのも、テルに「なんで？」って言われてびっくりしちゃうのもおもしろかったです。
都古ちゃんやお母さんみたいに先回りしてあれこれ気を使ってあげる人も必要だけど、三浦さんみたいに普通に接する人も必要なんじゃないかなって思いました。
幸太郎君はテルおじちゃんを尊敬する方向に行ってるみたいでよかったです。
先週、テルおじちゃんは自分が叱られても幸太郎君との約束を守ったことが心にしみてるんですよね。
幸太郎君自身を含め、自分を守るためには、周りを犠牲にしても構わない人ばかり見て来たのかもしれないですね。

テルの純粋さが人を救うこともあるんですよね。

このドラマを見てて思うんですけど。

ただの性格と言われることと病気とレッテルを貼られる境目はどこにあるのでしょう。
私も子供の頃は約束を破られるのが嫌で怒ってました。そういうところ似てるなと思う。
テルが自分のところしか葉っぱを払わないところは、気の利かない人なら同じことをしそうだなと。
いろいろ考えるとそのあたり難しくなっちゃうんですけど。

来週は都古ちゃんと河原さんとの結婚式です。
河原さんの家庭事情があまり見えてないので、いきなり離婚された奥さんの立場は？？　と思わないではないですが、都古ちゃんには幸せになって欲しいなあと思います。



キャスト
大竹輝明 … 草なぎ　剛
松田都古 … 香里奈
大竹秀治 … 佐々木蔵之介
大竹りな … 本仮屋ユイカ
大石千晶 … MEGUMI
三浦広之 … 田中　圭
●堀田丈二 … 加藤浩次
●大竹真樹 … 森口瑤子
河原雅也 … 葛山信吾
大竹幸太郎 … 須賀健太
亀田達彦 … 浅野和之
●古賀年雄 … 小日向文世
●久保良介 … 大杉　漣
●大竹里江 … 長山藍子