私たちは他人をすぐ誹謗中傷し裁きます。
人生は正しく生きねばならないと思っているからです。
他の点についてはともかくも この点については自分が正しいと思っているからです。だからこの時とばかり他人を非難するのです。
前号でも言いましたように 人間は正しさと間違いの両方 善と悪の両方を持っている生き物なのです。そのように創られていることを知らねばならないのです。
そのような人間がこの世で何をしているかというと いろいろな体験を通して愛を学んでいるのです。それに気が付いていない人が多いのです。
他人を非難することをしようと生まれてきたわけではないのです。
その割には学校でいじめをする人を非難した例は少ないように見えます。
昔 イタリア映画で「真実と嘘」とかいう映画を見た覚えがあります。タイトルは正確ではないかもしれません。
大きな家族が暮らす中で 最初に誰かがみんなの非難の的になるのです。
それをみんなで攻撃していく中で 一人一人が自分も過ちを隠していることが 順々にバレていくのです。そうして終いには全員がそれぞれの過ちを白状していくうちに お互いを認め合うようになり 前より強い愛の絆がみんなの中で生まれいくという筋だったように思います。それはそれは感動的でした。
私たちが愛を学んでいることがよく分かった気がしました。
私たちも実はそのような大きな家族のようなものです。
第一他人というもの自体が 元は一つの神であるものが分離して たくさんの
他人を創ったのですから・・・。なおこのことは私たちが死ねば自分でちゃんとわかりますから心配はいらないのです。
私も一度死んでますから それは間違いないのです。
(続く)
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