私たち人間にはこれが私だという意識(自我意識または顕在意識などと呼ばれます)があって これがあるからこそ私たちはこの世でこの世界で学びというものが出来ます。確かに人間は学びをして進化・成長していきます。これは確信して申すことが出来ます。
そして人間は意識以外に 波動の異なる魂意識と肉体意識というものを持っています。
肉体意識は潜在意識とも呼ばれます。魂意識は波動が大変高く 肉体意識は波動が低いのです。
つまり波動の異なる3つの意識が一人の人間の中に内在しているのです。
これこそが学びと成長のためのシステムです。
このうち潜在意識については たとえばカッとなったり恐れたり感情的になったりすることで気づくことができますし かのフロイトさんの研究によって 多くの人がその存在を認識しています。つまり無意識になにかを言ってしまったり 行動してしまったり 奥底にあるホンネの自分です。最近よく話題になってる煽り運転?なども潜在意識が表に出た例のひとつでしょう。だれにもそのようなリスクがあるということですね。なにかと都合の悪いことは言わないようにしないように ふだん自我意識が押さえ込んでいるホンネの自分なのです。
しかし波動の高いいわゆる魂意識については 通常では認識することがむつかしい仕組みになっているために
それぞれの人がみな魂意識を自分の中に持っているなどと思ってはいないと思います。(意識している人は既にすごいと思います。)
そのために自分探しの旅に出るひとが多いのです。
それでも 非常に神聖な心境になったり 神の存在のようなものを感じたり なにかに感動したり感涙にむせぶような場合 無上の喜びを感じるような場合 あるいは何も考えずに人命救助に飛び込むような場合 またなにか虫の知らせのような第6感を感じたりするような場合 また愛の喜びに浸るような場合 人の喜びや悲しみに心から共感を覚えるような場合 などなど それらは私たちの日常にも起こるので それら魂意識の動きと言えます。
またコロナのせいで ひとり静かに自粛を続けるような場合 自分の内部に自然と意識が向かいますので 魂意識の感情をキャッチしやすいと言えます。瞑想や座禅をするのも 魂意識の感情に意識を集中し耳を澄ませる作業と言えます。よく勘違いしてリラックスすることだと思って眠ってしまったりしますが・・・(笑)。
まず魂意識の仕事で重要なことは 人間の死を決断することです。
もう当初の学びの予定が完了したと魂が判断したとき 魂は身体から抜け出て人は死にます。
ただその時は 魂意識としては自我意識と肉体意識の同意を得て 3つの意識全員が出ていきます。
ただ 人間が脳死と判断されているのに心臓がまだ動いているような場合がありますが それは魂や自我意識が身体から抜け出て意識が無くなっているけれど 肉体意識が少しぐずぐずして まだ身体から抜けていないような場合に起こりうることです。どれが本当の死であるかは明白です。
この続きは次回に159話でお送りしますね。
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