私たちは今の段階では 絆とか連帯とか 助け合いとか富の分かち合いなどという一連の方向を学ぼうとしています。 その目的を達成するために いろいろな災害などを通じて学び体験するのです。 もちろん新型コロナ問題も例外ではなく その学びのために一番最近に登場したもののようです。
私たちの学びは途中まではかなりうまくいっていたと思います。
経済も問題を抱えながらも順調に見えました。 ところが ある時点からエネルギーが一段と大きく偏重してひずみや亀裂が一挙に噴き出したのです。
米中の貿易摩擦 米中それぞれの国内におけるいろんなひずみ イギリスのEU離脱や難民問題や欧州内の連帯意識のゆらぎ 中東やロシアや日本・アジアその他の国や地域でもいろいろなひずみの問題がありそうです。 なかでもそのひずみ特にアメリカ・中国や欧州などにおいて激しかったかもしれません。
「きずな」や「わかちあい」よりも 自分たちだけの利益を優先する 「XXファースト」などという考え方が多くの人々の喝采を浴びるようになっていたのです。 しかしこれだけ規模の大きい危機となると 一部の指導者だけにとどまらず わたしたち全員が学びの課題に沿った行動を取る必要がありそうです。 今回のコロナ災害もそれを促すために起きているようです。
今までもいろいろ世界的規模の災害や危機が生じましたが それらはみな私たちがこの世で何を学ぼうとしているかに気付かせ その結果それまでの価値観を捨てて 新しい生き方・価値観を取り入れて成長させようとするものだったのです。
今起きていることも みんなが持っているエネルギーが互いに絡み合って起こしたひずみが具体的な形になって現れたものです。
みんながマスクをして 3つの「密」を避けて引きこもり 政府は緊急のお金を用意し 医療団は献身的に治療する・・・これらは差し当たって必要な救急策です。
それだけでも大変ですが それだけでは根本的な解決にはならないと思います。
わたしたちすべてが この問題がなぜ起きているのか理解して 「絆・助け合い」の草の根運動を広く盛り上げることが必要だと思います。 みんなが今のような引きこもり状態で それがどれだけできるのかですが まずその意識を持つこと そしてみんなが知恵を出し合ってそれぞれの立場で出来ることをすること そういったことがコロナ終焉への引き金を引くことになると信じます。 私たちはついこの間 阪神淡路や東北やその他の大きな災害で そのことを学び始めたはずなのです。
(以上です)
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