虹のじ ゅもん

当ブログを訪れた人には「夢が叶う」という呪いがかかる。

猫をかわいがったら呪いはさらに強力になるであろう。

ころもがえ

2016-03-29 | 五行歌
学生服の衣替えは六月と十月だけど、社会人は四月と十月。
体感温度で考えると四月、五月はまだ寒々しいから六月の衣替えの方が理にかなっているけど、特に女性にとっては三月終わり位から、春になる。

私の場合、理由は三つ。
一つ目は春の日差しが満ちてくると心が明るくなって、というかむりやり明るくするために春色の装いがしたくなるから。
二つ目は新入社員が春物のスーツを着ているので冬の重いコートがやぼったく感じるから。
三つ目は春色の洋服が着られるのは三月から七月初旬だから。
パステル系の淡い色彩の服は似たような外気温でも九月に着ると、なんか違う、と言う気分になる。九月は赤や茶だなあ、と思う。

似合う、似合わないはともかく、パステル系の洋服が好きだから、春はパステルを着る。なんとしても着る。
年代によって似合うパステルもあるのよ。

けど、こういう感覚は関東に住むからなのかな。昭和の人だからかな。
というわけで、まだ寒いんだけど秋冬用をしまって、春夏用の洋服をとりだしました。

明るい春、楽しい夏になりますように。


雨上がり 天使のはしごが おりてきて 心がはしゃいで のぼっていった




このブログを見た人には「スキップ」の呪いをかけてやる。うれしくってスキップしちゃうだろう。足元にお気を付けください。
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お花見と母の味

2016-03-24 | 五行歌
お花見で思い出したのだが、20代の「母の味」のアンケート結果が、からあげ、カレー、肉じゃが、なんだそうだ。
私にとって「母の味」と言ったら、マドレーヌ。
幼なじみが、私の家で、よくマドレーヌを食べたと言っていて、私も彼女の家のハンバーグがとてもおいしかったのを覚えている。
近所にお料理上手のお母さんがたくさんいた。
からあげならあの家、焼き立てパンならこの家、キャラメルならあの家、お好み焼きならあの家…そんな感じ。
いつだったか、実家に帰り、
「この煮物、おいしい、こういうのがおいしいと思える年になったのかな」と言ったら、母が、
「最近おいしく作れるようになったのよ」って。
幼い頃、両親も若かったから、カレーやトンカツが食べたくて、煮物はそんなに作らなかったそうだ。
だいぶ前から和食が見直されるようになったから、子供が好む煮物や肉じゃがが得意なお母さんが増えているのかな。



ふるさとの たゆたう海を 眺めていたら まあいいかって 思えてきた





このブログを見た人には「母の味」の呪いをかけてやる。なんとなく「母の味」を思い出して涙するであろう。
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ソメイヨシノ、終了

2016-03-15 | 五行歌
桜は他家受粉をするので様々なDNAをもつ種ができ、生き残りには有効だが人間にとって好ましい花や性質を持つものではなくなってしまう可能性がある。
したがって同じDNAを持たせるために、挿し木で増やして世界中に広めた。
ところがソメイヨシノは病害虫に弱い。種の老化なのか、そもそも弱い品種なのかはさだかではない。
ソメイヨシノに似た品種を作ろうと努力した結果、よく似た性質をもつ「ジンダイアケボノ」の作出に成功した。
見た目はソメイヨシノとよく似ているが、性質はとても剛健だそうだ。
それに伴って、多くの生産所で平成20年頃にはソメイヨシノの販売を終了しているそうだ。
その後に販売されている桜はジンダイアケボノなので、新しい桜並木や、枯れてしまって植え替えた桜はジンダイアケボノである可能性が高い。
ほとんど性質は同じだが、一説に、ソメイヨシノより開花がやや早いとのことである。

動物でも植物でも高等になるにしたがって雌雄が分かれるが、雌雄がわかれた先にはいったいなにがあるのだろう。
ワクワクとドキドキがとまらない。



々は ノマにノマテン送り字たたみ字繰り返し記号 結構たくさん 名前を持ってる でも「読み」はない



このブログを見た人には「桜」の呪いをかけてやる。この春、言葉を失うほどの素晴らしい桜に出会うだろう。
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危ない女一人旅

2016-03-04 | 五行歌
二十代の初め、ブルートレインに乗りたいと言うだけの理由で九州に行った。
楽しい旅になるはずだったが、初めての一人旅に寝台列車は過酷で、ほとんど眠れずに九州にたどり着いた。
観光という気分ではなくて、少し市内を歩き回ってから予約しておいた旅館に行ったのだが、まあ、これがこうるさい旅館で。
入った途端に、「タレントの○さんに似てますね」(似てねーよ)と必要以上の元気な声でお出迎え、へやに行ってからも「果物いかがですか」「温泉、今なら広い方が女性用です」「○に行かれましたか」と度々いらっしゃる。
ホテルにすればよかったと思いつつ、早々に夕食をとって、まさに死んだように、眠った。
八時過ぎに寝てしまったので、早く目覚め、朝湯を楽しんでいると宿の人らしい女性が入ってきて、また何かと話しかけてくる。
適当に相手をして、朝食に行くと、「元気になられましたね」とかなんとか。
後で気が付いたんだけど、疲れて顔色も悪く美貌がだいなしだったため、「危ないこと」を考えているご事情のある女性、と思われていたようだ。



あせるな あきらめるな かなうはずの夢が つかむはずの未来が 必ず待っている



このブログを見た人には「似ている」という呪いをかけてやる。「○(動物)に似ている」と言われるであろう。
コメント (8)
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