虹のじ ゅもん

当ブログを訪れた人には「夢が叶う」という呪いがかかる。

猫をかわいがったら呪いはさらに強力になるであろう。

お味噌汁には一味唐辛子

2016-05-16 | 五行歌
向田邦子さんのエッセイに、
「父は味噌汁に表面が真っ赤になるほど一味唐辛子をふって飲むのが好きで、鼻を真っ赤にして飲んでいた。体に悪いからよせ、とさんざん言ったが、急病で突然亡くなった時、そんなに好きならもっとたっぷりかけさせてあげればよかった、と母が泣き笑いした」とあった。

そんなに特別なエピソードでもないのに、なんでこんなにしっかり覚えているのかな。やっぱり名文だったんだな。

それで、お味噌汁に一味唐辛子って合うんだろうかと試してみたら、おいしかった。

これからの季節、お味噌汁を多めに作り、汁だけを良く冷やして一味唐辛子をふって飲むとGOOD!



その国には 幸せという 言葉はないそうだ もちろん 逆もない



このブログを見た人には「辛い(からい)」という呪いをかけてやる。とてつもなく辛い物を食べてしまい、ひいひい言うだろう。
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沈思黙考

2016-05-10 | 五行歌
電車の中で考え事をしていた。
「雪見だいふく食べたい、にくまん食べたい、グラタン食べたい、プチトマト食べたい、スパゲティ食べたい、焼肉食べたい、ぶりの照り焼きもいい、カツ丼もいい、なんでもいいから食べたい食べたい…」
二駅乗り過ごした。空腹で倒れそうになった。


食べ物のことを考えている時ほど集中力やら想像力だの、体中の力がみなぎる気がすることはない。

日がな一日 のんべんだらり 風を感じ 雲を眺めて 光を浴びる



このブログを見た人には「食べる」という呪いをかけてやる。とにかくなんだもおいしくて食べ過ぎちゃうだろう。
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迷ったらやる

2016-05-01 | 五行歌
浅田真央さんの「迷ったらやる」という言葉を聞いて思い出した。

バスを待っている間に身の上話をされたことがある。ふいに前の女性がふりかえって「今から父に会いに行くんです」と話し出した。
「亡くなったと聞いていたんですが…」
三十代の主婦なのだが、今頃になって突然、母が、実は父が生きていて、会いたいと言っている、と言いだした。
すったもんだの挙句、今日これから会いに行くのだ…と。

大切な話は信じられる友か、まったく無関係の人に話すものだと聞いた事があるが、本当だな、と思った。

彼女は誰かに答えを求めたわけではないのだろう。
友人に「会った方がいい」「会わない方がいい」などと言われると後で遺恨が残る可能性があり、友人関係が壊れる可能性もある。相談された方も困る。
でも、誰かに何か言いたかった。どうでもよい感じの、年下らしい人がいて、適当に時間もあった。
年下なら変な説教はしないだろう。で、話してみたと。

私は、「やらない後悔より、やった後悔のがましって聞いた事があります」と答えたと記憶している。
行こうとしている人に、行った方がいい、と言ったのだから、そうまちがってはいないと思う。
正直なところ、彼女が友人だったら、そんなことを簡単には言わなかっただろう。

ただ、いつでもそれが正しいわけではないけど「やらない後悔…」は今でも何か迷ったときにはそう自分に言い聞かせている。
何かを終える時は「やるだけやった、後悔はない、すべて出し切った」と言うことができたらな、と思う。難しいけど。



数うちゃ当たる わけじゃないけど 打ち方変えりゃ 当たるだろう 当ててやろうじゃないか


五月一日はすずらんの日。




このブログを見た人には「豪快」という呪いをかけてやる。何か、豪快なことをやらかしちゃうだろう。
コメント (4)
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