虹のじ ゅもん

当ブログを訪れた人には「夢が叶う」という呪いがかかる。

猫をかわいがったら呪いはさらに強力になるであろう。

めんどくさいは偉大なのだ

2016-12-27 | つぶやき
南国の人が日本でこたつに入って「ちびまるこが、どうしてこたつからでたくないかやっとわかった」とか、日本の冬が寒くて、ある日、ももひきを発見して小躍りしたとか、そういう話を聞くと、不便だったり、困ったりすると何か発見があるんだなと思う。
めんどくさいことをめんどくさいままにしないで、どうすればこたつに入ったままですべて事が足りるのか、そんなことを考えていたから、パソコンが生まれたのではないだろうか。

めんどくさいから知恵を使うのだ。

めんどくさいをめんどくさいままにしないで、工夫をする時点で怠け者ではないんだな。

ちなみに愛妻弁当を持ってくる人は「食べ物を買いに行くのがめんどくさいから」で、持ってこない人は「弁当を持っていくのがめんどくさいから」だそうだ。

ブログを書くのがめんどくさいと思える日は来るのだろうか。ネットショッピングすらめんどくさくなる日は来るのだろうか。
それを枯れるというのか?

「めんどくさいは発明の父」である。いや、発明の父はエジソンだったかな?

では、「めんどくさいは発明のオタク」ということに…   自分でも何言ってるかわからない…




このブログを読んだ人には「めんどくさい」の呪いをかけてやる。年末の掃除がめんどさくなって、まあいいか、ですませてしまうだろう。
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しし座流星群がやって来た

2016-12-09 | 
「流れ星を見に行こう」
誘われて浜辺に行った
言い出したのが誰だったのか
友が友を呼び 友が友を誘い
いったい何人何十人
てんでんばらばら
浜辺にシートを敷いて寝転がる
「おーっ」「わーっ」
星が流れる度に歓声が上がる

あいまあいまに
浜に広がる波の音
遠い海鳴り
波の砕ける音
そして潮の香りが通り抜けて行く

眠たくなった頃に
「コーヒーほしい人」
「はーい」
「濃いお茶ありますよーっ」
「くださーい」
お礼にチョコをまわしましょう
あらら飴がまわってきた
今度は手作りクッキーだ
誰かわからないけどありがとう
おいしいね 楽しいね きれいだね
「うわー」「見た見た?」
口動かして
目をしばたいて
「すげー」「きゃー」

願い事より今この時にありがとう
みんなに宇宙にありがとう
流れる星にありがとう
ありがとう
太陽系に銀河にすべてにありがとう
みんなみんな 
 ありがとう
ありがとう
ありがとう
ありがとう



NIKKEI 『私の書いたポエムSP』 テーマ「こころを合わせる」

「私の書いたポエム賞」受賞   

大橋照子さんの朗読が聞けます。「優秀ポエムの発表」

努力が必ずしも実を結ぶわけじゃないけど、実を結ぶこともあるのですね。詩人を名乗っちゃいます。もうもう、完全なる天狗です。
「二兎を追う者は一兎をも得ず」ということわざがありますが、
ノーベル物理学賞を受賞された小柴昌俊先生が「夢の卵はたくさん持っていなさい(どれが孵るかわからない)」とおっしゃっていた方を採用しちゃいましょう。

夢は兎じゃないので、たくさん持って全部追いかけてもいーじゃないかと言う事です。

このブログを読んだ人には「実を結ぶ」と言う呪いをかけてやる。年頭にたてた誓いが一つ実を結ぶだろう。
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やぐるま草

2016-12-07 | 
母を想う時
寒い季節ばかり浮かぶのは
冷たい指先の記憶のせいでしょうか
あたたかくて優しい手なのに
通りかかった花屋の店先 やぐるま草に
ふるさとの山を思い出しました

薄紫のやぐるま草
ひかえめにたおやかに
かすかな風に揺れていました

母を想う時
暗い夜ばかり浮かぶのは
小さな灯りの記憶のせいでしょうか
春のひだまりみたいな人なのに
夜のしじまをぬって響いた鐘の音に
ふるさとの海を思い出しました

 週末帰ります




第36回 文芸おぢや 現代詩の部 佳作 

新潟県小千谷市は、西脇順三郎先生の生誕の地だそうです。


このブログを読んだ人には「天狗」の呪いをかけてやる。何か偉業を遂げ「すごいぞ自分」と天狗になってしまうだろう。
コメント (2)
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月の光

2016-12-04 | 
眠れない夜
窓をあけて外を眺めたら
ぽかんと満月が浮かんでいた
ふと自ら輝かない月が
身近に思えた
それでいいんだ
そうだ
あいつが言ったんだ
今、ここで太陽がぎらぎらしていたら
俺達、ぶっ倒れちまう

疲れ果てた旅人に
月の光は優しくて
新月の夜はまるで
休めと言っているようで


憂鬱な日
顔をあげて空を眺めたら
頼りなく半月が浮かんでいた
ふと地球に隠れる月が
身近に思えた
そこがいいのよ
そうだ
あのこが言ったんだ
今、ここで満月が出ていたら
私、恥ずかしいもの

疲れ果てた旅人に
月の光は優しくて
新月の夜はまるで
 休めと言っているようで



第37回 関市新春文芸 現代詩の部 教育長賞を受賞しました。

岐阜県関市は近年、「モネの池」として人気です。

すっかり天狗です。


このブログを読んだ人には「詩」の呪いをかけてやる。恥ずかしいくらい詩的なことを人前で口走ってしまうだろう。
コメント (10)
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