古龍老師の本を読むのはこの本が初めてです。
まずプロローグを読んで、いきなり毒殺場面が・・・・主要人物の紹介から始るのかと思いきや、プロローグで出てきたがその後登場したのか?『熊ばあさん』毒手の使い手だよね~
まぁそんなことは置いといてね主人公の風体は、四本眉の一人の男なのです。
大酒のみで、女好き(?)豪快だよね~、そして、彼の周りの友人達が、個性的で、私は中では、とりわけ『花満楼』が、気に成りました。目が見えないのに、剣の使い手の剣を二本の指で、挟みとる技がさえる時の様子を、(⌒┐⌒)ジュルっと、妄想いたしました。
次のお話にも登場するので、また・・・沢山妄想しようと思います。
彼は、耳と鼻を駆使して、周りの状況や人物を判断する。目の見える人間では感じ取らない、自然への、そして時の流れへの感情溢れる表現が好きです。穏やか~?
文章中に、会話部分がかなり多くて、とっても楽しめます。
小鳳と、満楼のやり取りも、そして、最後の真相を突き詰めた時の、相手とのやり取りも、楽しめました。
推理小説みたいに、次はどんなどんでん返しが?えっ!奴が怪しい?などと、妄想を膨らましつつ、何時もより速いペースで読み終えました。
シリーズを完読する楽しみがまた、増えました。が、時間が足りないって感じかな(笑)
現在二冊目を読み始めました。
これがまた、こんな強い相手を、どの様に小鳳と、満楼で料理していくのが楽しみでーす。
この本を原作とした、映像って有るのかな~?