『開!』
壷は開けられた、三つのサイコロの目の合計は七にしかならなかった。
「七だ!小!大の負け、小の勝ちだ」
氷山の顔は青白く変わり、陸小鳳を振り返り容赦なく睨みつけた。
陸小鳳は、ただ苦笑いをするだけだった。
女は生まれつき反抗心が有り、一部とりわけ男に対しての反抗心が強い女がいる。
陸小鳳は、まさに彼女はこの種の女だと言う事にすでに気が付いていたに違いない。
氷山はすでに人々の間を横切って外へ歩いていく。彼女の歩く姿は特別な容姿をしている。
『こんな女を何も無しに、逃がしてしまうのは確かに残念だ、お前は追っていかなければきっと後悔するぞ!』陸小鳳の心の中の己が忠告した。
彼は己の中の忠告人の言葉を聞き、直ちに追いかけ始めた。
方玉飛は迎えに行き、ゆっくり話した「おぬし、本当に氷山によじ登ろうって言うのかい?」
陸小鳳は、「俺はしもやけなんて怖くない!」
方玉飛は彼の肩をポンポンと軽く叩いて「しかし、注意しなければ氷山の上は、よく滑る気をつけなければ転げ落ちるぞ!」
「ところで、お前は何度転んだのかな?」と陸小鳳。
方玉飛は笑った、当然、苦笑いだ。陸小鳳が門から出て行くまで、彼はわずかにため息をつきブツブツと言う「この氷山から転げ落ちてきたのは、最も多くても一度、なぜなら一度でも転げ落ちれば死んでしまう。」
暗い坑道よりも暗くなった。
★さて、陸小鳳はすべり落ちるのか否か?続きをお楽しみに♪
って・・・・・なんだか独り相撲? まっいいや!勉強、勉強と思うことにしよう★