こんばんは。ゆいままです。
我が家の愛犬ゆずが大変な事になってしまいました…
最初のさわりだけ知らせた方もいるので、
その後の話をちゃんとしとこうと思って。
長くなりますがごめんなさい。
先週の日曜日の夕方、出かけていると陽介から電話が。
陽 「ゆずの足がおかしい」
ゆ「どーした?」
陽「唯の部屋からキャンって声がして、一旦は普通に歩いて来たんだけど、少ししたらズル…ズル…って音がして、見たら後ろ足が動いてない」
ゆ「えー!ヘルニアか!?すぐ帰るわ」
前から時々軽いヘルニアっぽくなる事があったから又そんな感じかなぁと思って帰宅。
見てみると後ろ足がだらーんとして前足だけでズルズル歩いてる…
唯のベッドの昇り降りでやってしまったんだと思う。
降りるばかりじゃなく勢いつけて昇る動作でなる仔もいるみたい。
ベッドから飛び降りない様に一応階段にしてそこから乗り降りしてたんだけどなぁ…
そこは誰も見ていないのでわからない。
それにしても見るからにただ事ではない。
急いでかかりつけの病院へ電話して当直の先生に見てもらう事に。
先生は多分ヘルニアだと思うけどMRIでちゃんと見てみない事にはわからない。
腫瘍とかの場合もあると…
ヘルニアは、なってしまったら48時間以内に手術しないと意味が無いってつい最近までは言われてたほど最初が肝心なんだけど、ゆずは10年くらい前に麻酔が原因と思われる免疫疾患になって皮膚とかボロボロになったりしてたからその後、命に関わるとこわいので麻酔はずっと避けてきたの。
予防接種も最低限度にしたり。
その日はどうしたらいいのか決断できず、抗生剤や痛み止めなどのお薬を処方してもらって帰宅。
足は全く動かずウンチは我慢出来ず出てしまう。
次の日までオシッコが出るか良く見ておくよう言われた。
翌日になってもオシッコは出ない。
下半身麻痺の状態
病院で膀胱を圧迫してオシッコを出してもらう。
これ、家でもやってあげないといけないんだけど、ゆいままも唯もうまく出来ない
これ、すごく大事な事で、オシッコ溜まったままにしとくと膀胱炎になったり、残尿があると尿毒症や感染症になっちゃったりするんだって。
この先ゆずのためにどうする事が一番いいのか考えた。
考えて考えて悩んでみんなで相談した結果、手術しないで一生介護していこうって決めた。
検査だけでもした方がいいと勧められたんだけど、MRIの検査も麻酔が必要だから断った。
でも、姿を見てるとかわいそうで、なんとか方法が無いものかと調べたら、神経科とか麻酔科とか免疫介在とか専門の先生が揃ってる人間並みの総合病院があって、問い合わせてみた。
どうぶつの総合病院
電話口には神経科の先生が出てくれて、
麻酔はすごく細心の注意をはらってやるので、かなり安全で、麻酔で死んじゃう様な事は殆ど無いって丁寧に話してくれた。
それならば…生きててくれるなら思い切って手術をしようって決めた。
その後、又疾患がでたら薬でコントロールしていけばいい事だって。
それが火曜日の話。
翌日の水曜日にかかりつけの先生に紹介状書いてもらいその病院に連れて行った(紹介状無く直接行っても診てもらえない病院です)
ゆずの麻酔の件も考慮して出来るだけ安全に麻酔をかけてやっていきましょうと仰ってくれた。
まずは検査のMRI
MRIは20分くらいなんだけど、麻酔をかけてやる。
検査が終わって麻酔がかかってる状態でそのまま手術するかどうかもう1度先生と話をするの。
検査前の初見の時点で1~5のレベルでゆずは最悪の5。
手術しても歩いたり出来るようになる確率50%って言われた。
そして検査してみたら思いのほか悪い所が広がってて確率はもっと下がって10%
このまま検査だけで終わらせるか手術に移行するかの選択を迫られる。
手術費用は概算で45万
10%では…と手術やめる飼い主さんもいるみたいなんだけど、どうせ思い切ってかけた麻酔だし、やらないよりは少しの希望でも!と、そのまま手術もお願いした。
手術は無事に終わった。
麻酔からもちゃんと覚めてくれた。
飛び出たヘルニアはキレイに取れたんだけど…
犬のヘルニアには忘れてはならない合併症があってね…
↓これ読んでもらうとわかり易いと思うんだけど
ゆずはグレード5だし、リスクは高い。
先生曰く、経験上2週間過ぎて発症した仔は見たことがないので、それ位までは注意深く診ていきましょうと。
術後の面会…
術後のイメージで、だらーんというかぐでーんとしてるのかな…と思って部屋に入って行くとケージの中でおすわりしてしっかりした顔つきでこちらを見てる
安心した
あとは軟化症を発症しないで無事に退院してくれたらそれでいい。
一緒にリハビリ頑張るよ。
もし、麻痺が治らなくてウンチ垂れ流しでもいいよ。
オシッコ搾り頑張って上手になるよ。
車椅子で動けばいいよ!
今日はヘルニア発症から3日目…
先、長いなぁ
翌日の木曜日。発症から4日目。
陽介と面会に行った。
姿を見つけてめっちゃ喜んでた
今の所、軟化症の兆候無し。
ご飯もよく食べ、落ち着いてる様子であるとの事。
今日も乗り越えたね。
又明日来るね。
病院の近くに両親のお墓があるのでお参り
どうか無事に退院できます様に…
金曜日。発症から5日目。
この日は唯と面会に行く。
オムツしてる(笑)
ウンチでどうしてもお尻が赤くなってしまうのでその都度洗ってくれてるらしい。
ずっと同じ態勢なのでお尻の骨の辺りが床擦れになり易いとの事で敷物が更にふかふかになってた。
感謝
ケージから出して抱っこさせてくれた。
唯が先に抱いたんだけど、抱いて1分後くらいに笑い出す唯。
「唯の手にウンチしてるんですけどー(笑)」
オムツは尻尾の穴が空いてて、そこからちょうどウンチも出てきちゃうw
意味無ぇ~
今日も軟化症の兆候は無し。
よしよしこのまま順調に頼むよぉ!
土曜日。発症から6日目
毎日ドキドキしながら面会に向かう。
でも何かあれば電話来るだろうし、夕方の面会の頃には今日も無事終わった…と安心しながら向かう。
この日は友達のくーちゃんが一緒に行ってくれた。
まずは抱っこさせてもらって暫くしたら主治医の先生が来た。
Dr「今日も全体的には落ち着いた様子ですが、ちょっと心配な事が二つあります」
え…?何か嫌な予感。
Dr「昨日の夜から少しお熱が出てます。昨夜が39.2度、今朝が少し下がって38.8度です。
感染症など起こしてないか検査などもしてますがこれと言った原因はわかりません。術後という事もあるので更に気をつけて経過をみていきます」
「あと、もう一つ…
背中の皮下反射が弱くなってる部分が少し広がっています」
皮下反射とは、犬を飼ってる人はわかり易いと思うんだけど、背中などのタルっとした皮膚を軽くつねるとピクって反応する事。
反射が弱くなってるという事は麻痺が広がってるという事…
反応ない部分が前日より少し上に上がって来てるらしい。
ゆ「それって…軟化症の疑いって事なんでしょうか?」
Dr「微妙な所ですが、今はまだ、何とも言えません。その可能性もあります。
このまま様子をみて、又明日進んでなければいいのですが…」
ゆ「このまま止まる事もありますか?」
Dr「止まると言うか…軟化症でもごくごく稀に上に進行せず折り返して下がっていく(←この辺よく覚えてない)様な感じで広がりが食い止められる様な事があります。非常に珍しいケースではありますが…」
ゆ「もし…もしも軟化症だとしたら2~10日くらいで死んでしまうんですよね?治療法無いんですよね?どうなるんですか?」
Dr「もしそうだった場合はもう治療は見込めないので、早急にご家族の元にお返しします…
ただ、食欲もあるし絶対にそうと決まった訳ではありませんから。」
もうね、頭ガーンって感じで、ドキドキが止まらない。
何も知らずいつもと変わらない様子でおとなしくゆいままに抱かれているゆず…
このまま連れて帰りたい。
傍についててあげたい。
泊まりたい!
離れたくない!
39度の熱って人間で言うとどんな感じか聞いてみた。
だいたい人間の+2度なので犬で言うと微熱程度らしい。
軟化症と発熱の関係は?
直接的に結び付く訳では無いが、無関係かも現時点ではわからない。
他で何か炎症が起きてる可能性も探っているので抗生剤で様子をみて行くとの事。
こわいよー。
お願いだから進行しないで。
夜、ネットで軟化症について少し調べてみた。
今まで怖くて調べられずにいた。
でも、やっぱり怖くてあまり調べられなかった。
他の方の体験談など読んだけど…
怖くて、悲しくて涙が出てきた。
考えれば考えるほど心が痛くて重くて…
息するのも辛い感じ。
一番最初にかかりつけの病院に駆け込んだ時先生が、ヘルニアだと思うけど、脊髄軟化症がこわいと言っていた。
それになってしまったらとても苦しむので安楽死を勧める所もあるとか…
でもその時は聞いたことない病気だし、あまり関係がないと言うか、他人事の様に思っていた。
色々考える。
すぐに手術しなかったからいけなかったのたかも…
ケージで安静にしないで一緒のお布団で過ごしてたのがいけなかったのかな…とか。
安楽死とか、無理だよ
ゆずの命の終わりを私が決めるの?
苦しませたくはないから…
まだ、意識があるうちに
「じや、ここで」
って決めるの?
無理。
どうしたらいいの。
泣いても泣いてもわからない。。。
日曜日。発症から8日目
10時頃病院に電話を入れる。
落ち着いています。
皮下反射の鈍くなってる位置は微妙だが昨日とほぼ変わらないとの事。
陽介に運転してもらって面会に行く。
姿を見つけると喜んで早く出せ出せー!とばかりにクンクン鳴いた
熱は38.8度
反射の状態は昨日とあまり変わらないが、背中を少し痛がっていると…
やはり軟化症が怪しいがまだ様子をみて行きましょう…と。
椅子に座ったまま40~50分くらい抱っこしてた。
話しかけると真っ直ぐな目でゆいままを見つめる
この仔がもしかしたらあと1週間くらいで死んでしまうかもしれないの…?
信じられない
信じたくない
あとは神さま仏さまに祈るしか無い。
これでゆずにもしもの事があったら何も信じない。
本当なら月曜日はお大師様へ毎年恒例の厄除けに行くはずだったの。
延期したけど…
毎年ちゃんとお参りしてるのに、元だんなクンも突然死んじゃったし、その2ヶ月後には父 秀夫も死んじゃうし…
SMAP解散しちゃうし…
良い事何も無いぢゃん。
これでゆずまで奪われたらもう一生行かない。
明日も病院行ってくるね。
又報告します。
どうか軟化症じゃありませんように。
まだまだゆずといられますように…
一気に書いたので長文になってしまった
最後まで読んで頂きありがとうございます。
コメント欄開けておきますがお返事できないかもです…
数あるブログの中からご訪問ありがとうございます
見たよ!のクリックして頂けたらとっても嬉しいデス
ココ押してネ
⬇
私も、ゆずちゃんが、元気に帰ってこれるように祈るわね。
頑張れ。
私にとってこれ以上の恐怖はないと言っても
過言ではないほど
私もたくさんたくさん
こわかったときを思い出しました…
そしてまた
そのときが人生に来ることを
常に恐れて生きています
最近、
ゆいままちゃんがそんな思いをしてたなんて
本当に心が痛いし私もつらいし
涙が出ます…
わーっとか誰かに話したくなったり
泣きたくなったら
いつでも電話してね、
よい展開が待っていますように
乗り越えられますように
心から
祈っています
ゆずちゃんも、家族みんなも頑張れ
絶対に大丈夫!!うん!!!
コメント、出来ない・・・・生命力を信じるしかない・・・
我が家のお姫さんもヘルニアの薬飲んでるから
ゆいままの気持ちを思うと胸いっぱいで切ないです
何にもしてあげられないケド
かぁちゃんも今日から一生懸命ゆずちゃんとゆいままの為に祈ります
絶対回復してまた家族みんなで穏やかに暮らせますようにと
ゆずちゃんガンバレ~と
ゆいまま~病院へ通って大変な毎日だと思いますがどうかお身体大事にされていて下さいね~
読んでて切なくなった。でもまっすぐな瞳で見るゆずちゃん、生命力を感じたよ~
大丈夫、大丈夫、大丈夫。
頑張って、おうちに帰れます様に。
みんなの祈りが届きます様に。