期待

今年に入って、コロナウイルスのニュースや注意喚起があり、私自身は姑　とこ　のお見舞いに行かずにいた。

年末年始は私の風邪の回復がままならず、

片道4、50分の病院へ、夫がひとり訪問しているだけとなってしまっていた。かれこれ3ヶ月近く会っていない。

一月中旬に、区内の施設から入所のための面談を求められた。これも夫が対応し、病院での面談に立ち会った。

とこ　は、改まった相手との面談は、いつも明確に返答している。

区内の施設へ入所希望で、申し込みしていた私たちは、2年以上経過して空きが出そうなので面談の連絡をもらったということになる。元々は　とこ　自身が『ここいいわねえ』と言っていた施設だ。

一月末、面談の結果は問題ないということなのか、2ヶ月内に入所できるとの通知があった。

2ヶ月内、かぁ。

銀婚旅行、計画してる場合じゃない！

とこ　が喜んでくれると嬉しい。

２月の初旬は、私は例年参加している旅行があり、これは参加できて良かった。

いとこと、３月の温泉旅行はどうかと話していたが、つい先日、ついに入所OKの連絡あり、夫が契約に施設を訪問、日取りが決定した。

とこ　がどんな反応なのかが心配だが、

入所の日には私も付き添えるように休みを取るつもりだ。

期待で気持ちが弾んでいる。

とこ　には、元気になってもらいたい。

今日入所に必要なパジャマなどの確認をした。足りないものもあるだろうから、入所の際に様子を見て買い足していく。

病院から退院する際に、着ていきたい服があるだろうなあと思う。

まとめておいた　とこ　のものの中に春先に使うのにちょうどいいスカーフがあった。今日洗濯を済ませられた。洗いじわがあるからアイロンがけしておかなくては。

とこ、このスカーフみてなんと言うかしら。