安蘇のやぼやま日記

両毛線沿線の山々を、ノンビリと歩いています。

映画「理由なき反抗」を見る

2022年05月23日 | 映画

 川喜多記念映画文化財団主催の「午前十時の映画祭」で「理由なき反抗」を

スクリーンで見てきました。かつて、テレビの映画劇場で見たことは有りましたが

まさか、スクリーンで見ることが出来るとは思ってもいませんでした。

 それにしても、1956年公開の映画ですが、当時のアメリカの高校生の

ぶっ飛んでいることビックリです。私は1957年に、小学校入学ですが

同級生の中にはツギアテのズボンをはいている子もいました。

ですから、映画を見た日本人がどんなにビックリしたことか!

テレビでカットされた映画を見た時は、そんなことは、

あまり思いませんでした。

 

 しかし、映画にたいする好印象度は、なお増した感じです。

ノーカットの映画を見ると、シリアス度は増した感じがします。

 

 原作が監督のニコラス・レイであることは、今回初めて知りました。

平日、午前9時からの上映なのに、観客数は自分の

予想を上回りました。

 

 ところで、午前10時の映画祭で上映してほしい映画があります。

それは、ヴァレリオ・ズルリーニ監督の「激しい季節」です。

テレビで見る機会もありませんでした。主演のエレオノラ・ロッシ=ドラーゴ

を見てみたいです。

 この映画、思い入れの強い人が多いようで

出演者の一人、ラフ・マッティオーリが3本の映画に出て

21歳で死んだことも忘れられない人が多いようです。