年金者組合島本支部が12月7日付で山田紘平町長宛に提出した(当ブログ12月8日付)「『高齢者がいきいき、安心して暮らせる島本町』のための要望」について、12月18日付で「回答」がありました。以下紹介します。
※各項目(13項目)の太字部分が「要望」で、その下が「回答」です。
1 コロナ感染については、①必要な人が速やかにPCR検査を受けられる体制
の確立。②高齢者施設の優先的・定期的な検査の実施。③生活相談と支援、精
神的ケアの充実。④分かり易い情報提供などを国・府・関係機関に働きかける
とともに町としても必要な対策を実施してください。
① PCR検査を受けられる体制の確立
【いきいき健康課】
新型コロナウイルス感染症のPCR検査や抗原検査等の実施体制につきま
しては、本町では令和2年10月から、町内のかかりつけ医が新型コロナウイ
ルス感染症の検査が必要と判断した場合は、町内にある地域外来・検査センタ
ーで新型コロナウイルスの抗原検査を受けることができる仕組みが構築され
ており、PCR検査ではないものの、必要な方が新型コロナウイルス感染症の
検査を受けることができる体制となっております。
② 高齢者施設の優先的・定期的な検査の実施
【いきいき健康課】
高齢者施設では、入居者や職員で発熱等の症状が見られる場合は必ずPCR
検査等を実施すること、また、当該検査の結果、陽性であったことが判明した
場合は、当該施設入所者及び職員全員に対して原則検査を実施することとなっ
ており、クラスター等の発生を防ぐために、より検査を徹底する体制が構築さ
れています。
【保険課】
厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部から令和2年11月1
9日付けで、事務連絡「高齢者施設等への重点的な検査の徹底について」が発
出されており、関係事業所に対し周知を図ったところです。
③ 生活相談と支援、精神的ケアの充実
【福祉推進課】
生活困窮者自立支援法に基づき、町では、社会福祉協議会に設置した「生活
自立相談窓口」において、相談を受けており、広報しまもとに掲載するなど周
知を図っているところです。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響に伴い、相談件数も増えてきておりま
すが、相談を通じて、必要な支援を提供することで、精神的なケアも図ってい
るところです。
④ 分かり易い情報提供
【いきいき健康課】
新型コロナウイルス感染症に関連する様々な情報につきましては、数多くの
機関から多くの情報が頻繁に発信されている状況であることから、町のホーム
別 紙2ページ等を中心に、町民の皆さまに必要な情報を発信することができるように
努めております。また、より多くの町民の方に周知するために町の広報板への
掲示等も必要に応じて実施しております。なお、今後、広報しまもとにおいて
も新型コロナウイルス感染症に関する情報発信を実施していく予定となって
おります。
2 高齢歩行者・自転車運転者の安全確保のために、歩道の確保と改修、道路等
の段差解消、踏切・アンダーパスの改善などの安全施策をすすめてください。
【都市整備課】
本町といたしましても、高齢者・自転車運転者の安全対策は課題であると認
識いたしており、対策が必要な道路については、順次歩道の新設や拡幅など安
全対策を進めているところでございます。
今後も引き続き、開発等による土地利用の変化に対応すべく課題を整理し、
可能な対策を検討してまいりたいと考えております。
また、道路等の段差解消につきましては、定期的に実施しております、道路
等のパトロールにおきまして、自転車や歩行者の方々の安全性や通行の利便性
等に配慮し、適宜、段差解消等を実施しているところでございます。
踏切・アンダーパスの改善につきましては、過去から鉄道事業者と協議を行
っており、拡幅など抜本的な対策を講じるには、用地確保や技術的な課題があ
ることから困難であると聞き及んでおります。本町といたしましても、今後も、
鉄道事業者と連携を図り、可能な対策を講じてまいりたいと考えております。
3 高齢者、障がい者など、「災害弱者」への災害時の情報提供、避難所設備の
改善など、支援を充実してください。
【危機管理室】
高齢者、障がい者への情報提供について、防災行政無線の放送内容を町ホー
ムページに掲載するとともに、電話で放送内容を聞くことが出来るサービスを
実施しています。
また、避難行動要支援者支援制度を活用し、土砂災害警報発令時に対象者へ
の安否確認をするなど、情報提供に努めております。
避難所設備については、島本町地域防災計画に基づき、避難所設備の充実を
図っており、ふれあいセンターの多目的トイレには手すりや温水洗浄便座を設
置しているほか、オストメイト対応としております。学校校舎内の多目的トイ
レ内につきましては、手すりや温水洗浄便座の設置などに努めております。
4 高齢者の「いきがい活動」への財政的支援・活動施設を「快適で安全」なも
のに改善を図ってください。
【いきいき健康課】
高齢者の生きがいづくりにつきましては、平成30年3月に策定した「第7
期島本町保健福祉計画及び介護保険事業計画」において、基本目標のひとつと
して、その推進に努めており、今後も継続して取り組んでまいりたいと考えて
おります。高齢者の生きがいと健康づくりなどの事業を実施する活動施設であ
る島本町ふれあいセンター2階の高齢者福祉センターにつきましては、コロナ
禍で一度休止となりましたが、現在は新型コロナウイルス感染症の感染防止対
策を講じた上で、事業を再開するなど、高齢者がより安全に利用していただけ
るように必要な対策をとるように努めてまいります。
5 福祉ふれあいバスは、もっと利用し易いように、低床型車両の導入と増車・
増便を含む運行のいっそうの改善を図ってください。
【いきいき健康課】
福祉ふれあいバスにつきましては、平成30年度に庁内で今後の在り方を検
討するプロジェクトチームを立ち上げ、運行目的や対象者、運行台数等の検討
を行いました。その結果、現在の利用状況や財政への負担が大きい等の理由か
らバスの台数を増やすことは難しいとの結論に至りました。
福祉ふれあいバスの増便につきましては、現在、1日6便で運行しており、
スケジュールに余裕がないことから、現在の台数では困難であると考えており
ます。
また、低床型車両の導入につきましては、現在の福祉ふれあいバスの運行ル
ートでは、急な坂道のある箇所もあるため困難であると考えております。
6 町議会傍聴が困難な住民のために、中継、録画放映を早期に実現してくださ
い。
【議会総務課】
町議会は14名の議員で構成する合議体であり、ご要望の町議会のインター
ネット中継をはじめとした議会改革などに関する案件は、合議により実施する
かどうかを含めて検討しています。
町議会のインターネット中継については、設備的な検討を要することから、
現時点においては、現在計画されている島本町役場庁舎の建て替え後に実施す
ることで合意しているところですのでご理解賜りますようお願いいたします。
(お寄せいただいたご要望の内容は全議員に周知しております。)
7 国で検討されている介護保険の利用者負担増、75歳以上医療費の窓口2割
負担に反対してください。
【保険課】
医療保険制度及び介護保険制度について、国において制度改正の検討がなさ
れていることは承知いたしておりますが、制度の持続可能性を高めることを最
重要課題と認識し、今後も国及び府に対して町村会等を通じて必要な事項につ
いて要望等を行ってまいりたいと考えております。
8 国保「積立」基金については、被保険者保険料の負担軽減、特定検診、人間
ドック助成等の充実に活用してください。
【保険課】
市町村が保有する国民健康保険の財政調整基金の取扱いにつきましては、大
阪府が定める「大阪府国民健康保険運営方針」に繰り出すことができる要件が
定められております。
今後も国民健康保険基盤の安定化のために活用してまいります。
9 高齢者(65歳以上)のインフルエンザ予防接種費用の無料化を実施してく
ださい。
【いきいき健康課】
65歳以上の高齢者のインフルエンザ予防接種費用につきましては、令和2
年度に限り、大阪府において自己負担額を無料化とすることが実施されており、
本町にお住まいの65歳以上の高齢者も令和2年12月28日接種分まで、無
料でインフルエンザの予防接種を受けることができるようになっております。
10 「加齢性難聴者の補聴器購入助成」「高齢者運転車両への後付安全運転支援
装置購入・設置費補助」の制度創設を国に求めるとともに、町独自の助成制度
創設を検討してください。
【いきいき健康課】
加齢性難聴者に対する町独自の補聴器購入の助成制度につきましては、現時
点で創設する予定はございません。
なお、国に対する制度創設の要望につきましては、他の高齢者福祉に関する
国や大阪府への要望事項の状況や優先順位等を踏まえ判断してまいります。
【都市整備課】
本町といたしましても、高齢者運転者の安全対策の充実は重要であると認識
いたしております。国では、65歳以上の高齢者運転者を対象とした、対歩行
者衝撃突破被害軽減ブレーキやペダル踏み間違い急発進抑制装置を搭載する
車の購入及び、後付けペダル踏み間違い急発進抑制装置の購入を支援する「サ
ポカー補助金」の申請受付が令和2年3月9日より開始されております。
今後におきましても、本町での独自制度の創設は予定しておりませんが、国
の制度の創設に係る周知を含め高齢者運転者の安全対策に取り組んでまいり
たいと考えております。
11 JR島本駅西側を含む街づくりについては、島本町の魅力である文化財、山
並みや田畑など、景観を生かすことを基本に、住民合意ですすめてください。
【都市計画課】
JR島本駅西地区及びその周辺地域のまちづくりについては、現在、JR 島本
駅西地区まちづくり委員会を開催しており、当該地区の景観形成等に関する検
討を進めているところでございます。
今後は、当該委員会でのご意見を踏まえ、まちづくりに関するガイドライン
を取りまとめる予定としており、当該地区のまちづくりに可能な範囲で反映さ
れるよう事業者と協議してまいりたいと考えております。
12 JR島本駅西開発工事期間中、及び完成後の町内での車両通行増大による交
通問題が懸念されています。歩行者、自転車、自動車等に優しく安全な道路整
備と交通安全対策を実施してください。
【都市整備課】
JR島本駅西土地区画整理事業の期間中は、大型車両の通行に際し、主要な
交差点に、交通誘導員の配置や運転手への安全運転教育などの徹底をされ、慎
重に工事を進めていただいております。また、完成後においても通行車両の増
加が見込まれます。
このことから、交通管理者である高槻警察署と協議を行い、効果的な対策を
検討してまいりたいと考えております。
13 町の「行・財政改革」については、福祉切り下げ、住民負担増ではなく、「住
民福祉の向上」を基本に進めてください。
【政策企画課】
厳しい財政状況の中で、社会経済情勢の変化やさまざまな行政課題、多様な
住民ニーズに的確に対応し、持続的に住民福祉の維持・向上を図っていくため、
平成30年8月に策定した「第六次島本町行財政改革プラン」に基づき、事務
事業の見直しや効率化、財源確保、経費節減等の各種取組を推進し、効率的か
つ効果的な行財政運営を行ってまいりたいと考えております。
※各項目(13項目)の太字部分が「要望」で、その下が「回答」です。
1 コロナ感染については、①必要な人が速やかにPCR検査を受けられる体制
の確立。②高齢者施設の優先的・定期的な検査の実施。③生活相談と支援、精
神的ケアの充実。④分かり易い情報提供などを国・府・関係機関に働きかける
とともに町としても必要な対策を実施してください。
① PCR検査を受けられる体制の確立
【いきいき健康課】
新型コロナウイルス感染症のPCR検査や抗原検査等の実施体制につきま
しては、本町では令和2年10月から、町内のかかりつけ医が新型コロナウイ
ルス感染症の検査が必要と判断した場合は、町内にある地域外来・検査センタ
ーで新型コロナウイルスの抗原検査を受けることができる仕組みが構築され
ており、PCR検査ではないものの、必要な方が新型コロナウイルス感染症の
検査を受けることができる体制となっております。
② 高齢者施設の優先的・定期的な検査の実施
【いきいき健康課】
高齢者施設では、入居者や職員で発熱等の症状が見られる場合は必ずPCR
検査等を実施すること、また、当該検査の結果、陽性であったことが判明した
場合は、当該施設入所者及び職員全員に対して原則検査を実施することとなっ
ており、クラスター等の発生を防ぐために、より検査を徹底する体制が構築さ
れています。
【保険課】
厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部から令和2年11月1
9日付けで、事務連絡「高齢者施設等への重点的な検査の徹底について」が発
出されており、関係事業所に対し周知を図ったところです。
③ 生活相談と支援、精神的ケアの充実
【福祉推進課】
生活困窮者自立支援法に基づき、町では、社会福祉協議会に設置した「生活
自立相談窓口」において、相談を受けており、広報しまもとに掲載するなど周
知を図っているところです。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響に伴い、相談件数も増えてきておりま
すが、相談を通じて、必要な支援を提供することで、精神的なケアも図ってい
るところです。
④ 分かり易い情報提供
【いきいき健康課】
新型コロナウイルス感染症に関連する様々な情報につきましては、数多くの
機関から多くの情報が頻繁に発信されている状況であることから、町のホーム
別 紙2ページ等を中心に、町民の皆さまに必要な情報を発信することができるように
努めております。また、より多くの町民の方に周知するために町の広報板への
掲示等も必要に応じて実施しております。なお、今後、広報しまもとにおいて
も新型コロナウイルス感染症に関する情報発信を実施していく予定となって
おります。
2 高齢歩行者・自転車運転者の安全確保のために、歩道の確保と改修、道路等
の段差解消、踏切・アンダーパスの改善などの安全施策をすすめてください。
【都市整備課】
本町といたしましても、高齢者・自転車運転者の安全対策は課題であると認
識いたしており、対策が必要な道路については、順次歩道の新設や拡幅など安
全対策を進めているところでございます。
今後も引き続き、開発等による土地利用の変化に対応すべく課題を整理し、
可能な対策を検討してまいりたいと考えております。
また、道路等の段差解消につきましては、定期的に実施しております、道路
等のパトロールにおきまして、自転車や歩行者の方々の安全性や通行の利便性
等に配慮し、適宜、段差解消等を実施しているところでございます。
踏切・アンダーパスの改善につきましては、過去から鉄道事業者と協議を行
っており、拡幅など抜本的な対策を講じるには、用地確保や技術的な課題があ
ることから困難であると聞き及んでおります。本町といたしましても、今後も、
鉄道事業者と連携を図り、可能な対策を講じてまいりたいと考えております。
3 高齢者、障がい者など、「災害弱者」への災害時の情報提供、避難所設備の
改善など、支援を充実してください。
【危機管理室】
高齢者、障がい者への情報提供について、防災行政無線の放送内容を町ホー
ムページに掲載するとともに、電話で放送内容を聞くことが出来るサービスを
実施しています。
また、避難行動要支援者支援制度を活用し、土砂災害警報発令時に対象者へ
の安否確認をするなど、情報提供に努めております。
避難所設備については、島本町地域防災計画に基づき、避難所設備の充実を
図っており、ふれあいセンターの多目的トイレには手すりや温水洗浄便座を設
置しているほか、オストメイト対応としております。学校校舎内の多目的トイ
レ内につきましては、手すりや温水洗浄便座の設置などに努めております。
4 高齢者の「いきがい活動」への財政的支援・活動施設を「快適で安全」なも
のに改善を図ってください。
【いきいき健康課】
高齢者の生きがいづくりにつきましては、平成30年3月に策定した「第7
期島本町保健福祉計画及び介護保険事業計画」において、基本目標のひとつと
して、その推進に努めており、今後も継続して取り組んでまいりたいと考えて
おります。高齢者の生きがいと健康づくりなどの事業を実施する活動施設であ
る島本町ふれあいセンター2階の高齢者福祉センターにつきましては、コロナ
禍で一度休止となりましたが、現在は新型コロナウイルス感染症の感染防止対
策を講じた上で、事業を再開するなど、高齢者がより安全に利用していただけ
るように必要な対策をとるように努めてまいります。
5 福祉ふれあいバスは、もっと利用し易いように、低床型車両の導入と増車・
増便を含む運行のいっそうの改善を図ってください。
【いきいき健康課】
福祉ふれあいバスにつきましては、平成30年度に庁内で今後の在り方を検
討するプロジェクトチームを立ち上げ、運行目的や対象者、運行台数等の検討
を行いました。その結果、現在の利用状況や財政への負担が大きい等の理由か
らバスの台数を増やすことは難しいとの結論に至りました。
福祉ふれあいバスの増便につきましては、現在、1日6便で運行しており、
スケジュールに余裕がないことから、現在の台数では困難であると考えており
ます。
また、低床型車両の導入につきましては、現在の福祉ふれあいバスの運行ル
ートでは、急な坂道のある箇所もあるため困難であると考えております。
6 町議会傍聴が困難な住民のために、中継、録画放映を早期に実現してくださ
い。
【議会総務課】
町議会は14名の議員で構成する合議体であり、ご要望の町議会のインター
ネット中継をはじめとした議会改革などに関する案件は、合議により実施する
かどうかを含めて検討しています。
町議会のインターネット中継については、設備的な検討を要することから、
現時点においては、現在計画されている島本町役場庁舎の建て替え後に実施す
ることで合意しているところですのでご理解賜りますようお願いいたします。
(お寄せいただいたご要望の内容は全議員に周知しております。)
7 国で検討されている介護保険の利用者負担増、75歳以上医療費の窓口2割
負担に反対してください。
【保険課】
医療保険制度及び介護保険制度について、国において制度改正の検討がなさ
れていることは承知いたしておりますが、制度の持続可能性を高めることを最
重要課題と認識し、今後も国及び府に対して町村会等を通じて必要な事項につ
いて要望等を行ってまいりたいと考えております。
8 国保「積立」基金については、被保険者保険料の負担軽減、特定検診、人間
ドック助成等の充実に活用してください。
【保険課】
市町村が保有する国民健康保険の財政調整基金の取扱いにつきましては、大
阪府が定める「大阪府国民健康保険運営方針」に繰り出すことができる要件が
定められております。
今後も国民健康保険基盤の安定化のために活用してまいります。
9 高齢者(65歳以上)のインフルエンザ予防接種費用の無料化を実施してく
ださい。
【いきいき健康課】
65歳以上の高齢者のインフルエンザ予防接種費用につきましては、令和2
年度に限り、大阪府において自己負担額を無料化とすることが実施されており、
本町にお住まいの65歳以上の高齢者も令和2年12月28日接種分まで、無
料でインフルエンザの予防接種を受けることができるようになっております。
10 「加齢性難聴者の補聴器購入助成」「高齢者運転車両への後付安全運転支援
装置購入・設置費補助」の制度創設を国に求めるとともに、町独自の助成制度
創設を検討してください。
【いきいき健康課】
加齢性難聴者に対する町独自の補聴器購入の助成制度につきましては、現時
点で創設する予定はございません。
なお、国に対する制度創設の要望につきましては、他の高齢者福祉に関する
国や大阪府への要望事項の状況や優先順位等を踏まえ判断してまいります。
【都市整備課】
本町といたしましても、高齢者運転者の安全対策の充実は重要であると認識
いたしております。国では、65歳以上の高齢者運転者を対象とした、対歩行
者衝撃突破被害軽減ブレーキやペダル踏み間違い急発進抑制装置を搭載する
車の購入及び、後付けペダル踏み間違い急発進抑制装置の購入を支援する「サ
ポカー補助金」の申請受付が令和2年3月9日より開始されております。
今後におきましても、本町での独自制度の創設は予定しておりませんが、国
の制度の創設に係る周知を含め高齢者運転者の安全対策に取り組んでまいり
たいと考えております。
11 JR島本駅西側を含む街づくりについては、島本町の魅力である文化財、山
並みや田畑など、景観を生かすことを基本に、住民合意ですすめてください。
【都市計画課】
JR島本駅西地区及びその周辺地域のまちづくりについては、現在、JR 島本
駅西地区まちづくり委員会を開催しており、当該地区の景観形成等に関する検
討を進めているところでございます。
今後は、当該委員会でのご意見を踏まえ、まちづくりに関するガイドライン
を取りまとめる予定としており、当該地区のまちづくりに可能な範囲で反映さ
れるよう事業者と協議してまいりたいと考えております。
12 JR島本駅西開発工事期間中、及び完成後の町内での車両通行増大による交
通問題が懸念されています。歩行者、自転車、自動車等に優しく安全な道路整
備と交通安全対策を実施してください。
【都市整備課】
JR島本駅西土地区画整理事業の期間中は、大型車両の通行に際し、主要な
交差点に、交通誘導員の配置や運転手への安全運転教育などの徹底をされ、慎
重に工事を進めていただいております。また、完成後においても通行車両の増
加が見込まれます。
このことから、交通管理者である高槻警察署と協議を行い、効果的な対策を
検討してまいりたいと考えております。
13 町の「行・財政改革」については、福祉切り下げ、住民負担増ではなく、「住
民福祉の向上」を基本に進めてください。
【政策企画課】
厳しい財政状況の中で、社会経済情勢の変化やさまざまな行政課題、多様な
住民ニーズに的確に対応し、持続的に住民福祉の維持・向上を図っていくため、
平成30年8月に策定した「第六次島本町行財政改革プラン」に基づき、事務
事業の見直しや効率化、財源確保、経費節減等の各種取組を推進し、効率的か
つ効果的な行財政運営を行ってまいりたいと考えております。
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