年金者組合 しまもと

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年金、またまた引き下げ

2017年01月27日 | お知らせ
年金がまたまた引き下げられます。
詳しい内容はここから。

この引き下げについて、全日本年金者組合本部は冨田浩康委員長名で抗議の声明を発表しました。
以下、紹介します。

声 明


高齢者の生活実態を無視した厚労省の年金引き下げ決定に抗議する

厚生労働省は、本日、2017 年度の年金支給額を物価下落に対応して、0.1% 引き下げると発表した。厳しい生活の中で苦しむ多くの高齢者の実態をまったく顧慮しない厚労省の決定に年金者組合は断固抗議する。
総務省の調査による物価指数には、高齢者の日々の生活に直接的な影響のもっとも大きい生鮮食料品などの高騰はまったく含まれていない。自動車、家電など、高齢者の今の生活にほとんど無縁のものの価格下落などを大きく反映した物価指数に基づいた年金引き下げは、高齢者の生活をいっそう厳しいものにするだけである。
政府は、事あるごとに、年金財政が厳しい中、年金制度を維持するためのやむにやまれぬ措置だと、高齢者・年金受給者に理解を求めている。しかし、14年の政府の財政検証では、15年以降 70年まで、年金財政は黒字が続き、積立金は毎年増え続けると試算している。「少子高齢化」を強く打ち出す一方、財政検証で明らかになっている政府自身の試算結果については多く語らず、高齢者に厳しい生活を強いることは許されることではない。
財政検証で明らかになっている年金財政の実態をふまえ、年金引き下げの決定を撤回するとともに、高齢者が安心して暮らせる年金制度を強く求めるものである。
2017年1月27日
全日本年金者組合 中央執行委員長 冨田浩康

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