9月も半ば過ぎれば 里の田んぼのあぜ道には 彼岸花が咲くころ
霧島連山の奥深くに 魅惑の ミカエリソウの花園があると云う。
どうしても見てみたいと 山宿を出て 高千穂河原に向かう。
昨日の天気は崩れ 霧島の名のように 今朝は深いガスが 早い速度で流れてゆく。同行者全員 初めての矢岳とあって まずは登山情報収集のため ビジターセンターに立ち寄り登山口確認したところ、職員さん、過去の事例など含めて
私たちが この山の未経験と聞いて 今日は登山はやめたほうがよい。
天気のいい日に改めて登山するようにと、促している、説明によれば非常に
道標はわかりにくく、過去何度も遭難騒ぎがある山。はじめてでは危険は多すぎるとのこと。内心心細いが とにかく行けるところまで行って 引き返すかと
入山した、幸いなことに先行する 一組のご夫婦あり、山経験を訪ねると 今から
矢岳に向かうとのこと さっそく 同行したい旨の申し出ると快諾してもらい
これから一緒に向かうことになった。
一歩登山路に行けばこのような 大木の苔むした原生林がどこまでも続く。
たしかに 今までの幾度となく縦走した、いわゆるメインルートの
快適な登山道とは明らかに違う 込み入ったルートですが細かくチェックしてゆけば小さいながらも随所に指導票は確認できる。
しかし登山道は道幅も至るところで崩壊、獣道的なところもあり、油断ならない。
地元 鹿児島版の朝刊にもこの花の時期の到来を報道している。
これは期待できそう。
当初は藪こぎの連続かなと覚悟していたが 以外なほど踏み跡もしっかりしており
いくつかのアップダウンもなんなくクリアすれば 少しずつ 待望の
ミカエリソウが顔見せ始めた。
そのころから 小雨が降り始めるがガスは益々深く遠景は望めないが 心配するような感じの様子はない。
山頂に近付いてくればもう 大変なミカエリソウの群落が出始めた。
登山途中 スライドした登山者によれば 今年はまだ早く花数も少ないと
の話であったが、いやいやどうして凄いことになった。
これが標高1000m付近に咲く 魅惑の花園である。
尾根と云わず 林床といい、この山全体が ミカエリソウに 包まれていると表現
していいぐらいの桁違いの群落でした。
まったく情報のない想定外の花、いやいや驚きです。
深いガスに包まれ なにやら幻想的な雰囲気の中のミカエリソウの群落地の
様子、なお 現場で出会った近くの常連登山者の弁 毎年この山の
この花観賞にきているが 今年は 花数は少ない気がするとか かりに
例年どおりの開花状態だったら一体どんか花園だろうかと 想像するだけで
ため息が出そうである。
矢岳山頂
<ツクシコウモリ>
凛とした 品のいい高山植物。
やや最盛期は過ぎた感じがあるがこれまた 小花がきれいでした。
<キガンピ>
<マツカゼソウ>
すがすがしい さわやかな 白い花 登山道わきを彩っていた。
竜王山を経由して 下山はじめ 途中 この噴火活動によって
できた 炭化木を観賞。
長い下山道もやがて 終盤 高千穂河原近くになってやっと天気も回復しはじめて
この日初めて主峰 高千穂峰の稜線が見え始めた。
そしてかすかにこの霧島にも秋 紅葉の季節が訪れはじめていた。
霧島神宮のロータリーの参道には今が盛りと紅白の彼岸花が咲き乱れ
秋の風物詩が季節の移ろいを感じさせてくれる。
そしてえびの高原にはおおくの行楽客がそれぞれの連休を楽しむ人々おおく
いつもの賑わいがあった。
シカさんの沿道に出てきて愛嬌を振りまいていた。
今回は 前日の 大隅地方・高隈山系 御岳の<タカクマホトトギス>
そして 矢岳の<ミカエリソウ>の両方の欲張り観賞の登山計画は
偶然にも同時期と重なって 意識した訳ではありませんでしたが、本当に
ラッキーな山行となって 山仲間も大喜びとしばしの感動を体験することができました。こうしてみると まだまだ 知り得ない山々が存在することをここに実感し
今回の 山旅を振り返りながら もう再訪の夢が 頭に浮かんできます。
必ずや 改めて素晴らしい山に仲間とともに 再訪したく念じています。
それにしても 山の懐は深い・・・が実感です。
☆ 追記
今回の山旅に際し 数年来の鹿児島在住のネット友 K さんに 厚かましくも
情報の依頼をお願いしたところ 詳細なルートおよび 地図など資料を手厚く
教えていただき おかげ様で ルートも迷うことなく 全行程 踏破できまし た。ここに改めて感謝申し上げたい。
霧島連山の奥深くに 魅惑の ミカエリソウの花園があると云う。
どうしても見てみたいと 山宿を出て 高千穂河原に向かう。
昨日の天気は崩れ 霧島の名のように 今朝は深いガスが 早い速度で流れてゆく。同行者全員 初めての矢岳とあって まずは登山情報収集のため ビジターセンターに立ち寄り登山口確認したところ、職員さん、過去の事例など含めて
私たちが この山の未経験と聞いて 今日は登山はやめたほうがよい。
天気のいい日に改めて登山するようにと、促している、説明によれば非常に
道標はわかりにくく、過去何度も遭難騒ぎがある山。はじめてでは危険は多すぎるとのこと。内心心細いが とにかく行けるところまで行って 引き返すかと
入山した、幸いなことに先行する 一組のご夫婦あり、山経験を訪ねると 今から
矢岳に向かうとのこと さっそく 同行したい旨の申し出ると快諾してもらい
これから一緒に向かうことになった。
一歩登山路に行けばこのような 大木の苔むした原生林がどこまでも続く。
たしかに 今までの幾度となく縦走した、いわゆるメインルートの
快適な登山道とは明らかに違う 込み入ったルートですが細かくチェックしてゆけば小さいながらも随所に指導票は確認できる。
しかし登山道は道幅も至るところで崩壊、獣道的なところもあり、油断ならない。
地元 鹿児島版の朝刊にもこの花の時期の到来を報道している。
これは期待できそう。
当初は藪こぎの連続かなと覚悟していたが 以外なほど踏み跡もしっかりしており
いくつかのアップダウンもなんなくクリアすれば 少しずつ 待望の
ミカエリソウが顔見せ始めた。
そのころから 小雨が降り始めるがガスは益々深く遠景は望めないが 心配するような感じの様子はない。
山頂に近付いてくればもう 大変なミカエリソウの群落が出始めた。
登山途中 スライドした登山者によれば 今年はまだ早く花数も少ないと
の話であったが、いやいやどうして凄いことになった。
これが標高1000m付近に咲く 魅惑の花園である。
尾根と云わず 林床といい、この山全体が ミカエリソウに 包まれていると表現
していいぐらいの桁違いの群落でした。
まったく情報のない想定外の花、いやいや驚きです。
深いガスに包まれ なにやら幻想的な雰囲気の中のミカエリソウの群落地の
様子、なお 現場で出会った近くの常連登山者の弁 毎年この山の
この花観賞にきているが 今年は 花数は少ない気がするとか かりに
例年どおりの開花状態だったら一体どんか花園だろうかと 想像するだけで
ため息が出そうである。
矢岳山頂
<ツクシコウモリ>
凛とした 品のいい高山植物。
やや最盛期は過ぎた感じがあるがこれまた 小花がきれいでした。
<キガンピ>
<マツカゼソウ>
すがすがしい さわやかな 白い花 登山道わきを彩っていた。
竜王山を経由して 下山はじめ 途中 この噴火活動によって
できた 炭化木を観賞。
長い下山道もやがて 終盤 高千穂河原近くになってやっと天気も回復しはじめて
この日初めて主峰 高千穂峰の稜線が見え始めた。
そしてかすかにこの霧島にも秋 紅葉の季節が訪れはじめていた。
霧島神宮のロータリーの参道には今が盛りと紅白の彼岸花が咲き乱れ
秋の風物詩が季節の移ろいを感じさせてくれる。
そしてえびの高原にはおおくの行楽客がそれぞれの連休を楽しむ人々おおく
いつもの賑わいがあった。
シカさんの沿道に出てきて愛嬌を振りまいていた。
今回は 前日の 大隅地方・高隈山系 御岳の<タカクマホトトギス>
そして 矢岳の<ミカエリソウ>の両方の欲張り観賞の登山計画は
偶然にも同時期と重なって 意識した訳ではありませんでしたが、本当に
ラッキーな山行となって 山仲間も大喜びとしばしの感動を体験することができました。こうしてみると まだまだ 知り得ない山々が存在することをここに実感し
今回の 山旅を振り返りながら もう再訪の夢が 頭に浮かんできます。
必ずや 改めて素晴らしい山に仲間とともに 再訪したく念じています。
それにしても 山の懐は深い・・・が実感です。
☆ 追記
今回の山旅に際し 数年来の鹿児島在住のネット友 K さんに 厚かましくも
情報の依頼をお願いしたところ 詳細なルートおよび 地図など資料を手厚く
教えていただき おかげ様で ルートも迷うことなく 全行程 踏破できまし た。ここに改めて感謝申し上げたい。
登頂出来て良かったですね。
「ミカエリソウ」初めて見ましたが、何とも
言えない好い花色ですね。遠くまで行かれた
甲斐がありましたね♪♪
それにしても色々な山・沢山の花あり・・・
元気な時にひとつでも多く制覇したいものです
今まで ミカエリソウの情報はあったのですが
休みとお花のタイミングが合わず やっと実現しました。これほどまでの群落とは 正直想定外の大群落の山でした。
機会作って是非 この山。鹿児島の山も
行きたいと思います。
今回は南下されて鹿児島方面にお出かけだったんですね!!
鹿児島在住のネット友のお導きや現地では
一組のご夫婦との出会いで難易度の矢岳で登山と山野草のミカエリソウや多くの花に出逢えて
初めて見る花がほとんどでマツカゼソウだけが知ってました!最高の霧島矢岳を制覇され
おめでとうございます。
私のシルバーウイークは大阪のUSJで意外に
道路は順調で子供と孫のお供でした。
私の故郷の山系とあって、
いままで おそらく十数回は霧島連山 歩いているでしょうか、ただしメインルートがほとんどでしたが、一部の登山愛好家ぐらいしか あまり 登山しないのではないかの山でした。
それだけに 自然がいっぱい もう嬉しくなるような 花園の山でしたね。
次回はこんどはじっくりと楽しみに再チャレンジしたいと思っています。
綺麗なお月見が出来た後は冷たい雨になりました。
霧島登山、地元にいてまだ一度も登ったことはありませんが、ミカエリソウという花の群落
凄いですね。
足元ながら全く知りませんでした。
きっと自分の目で見る機会はないと思いますので、こちらの写真で楽しませていただきましょう。
ありがとうございます。
おいでいただいて有難うございます。
いつも パパさんところでフットワークの良さ
拝見しておりますよ!
私の山登りの原点は<霧島>でした。
もちろん故郷の名峰と言うこともありますがそのため 霧島には人一倍 思い入れがあって
いままで十数回以上登山しています。
それでもまだままだ未体験の山おおく
<ミカエリソウ>の花咲く矢岳にはもう感動以上の興奮を体験できました。
簡単にはなかなか難しい山ですがそれだけに
今思い出しても素晴らしい花園でしたよ。
ガスの中で咲くミカエリソウも素敵ですね。
情報のないのが良いですね。
これだけの群生 いつまでも大事に群生し続けて欲しいですね。
炭化木も珍しいですね、
チョッと色づき始めた紅葉の中、楽しい山歩きを一緒に楽しませていただきました。
ありがとう♪
浜松も凄い強風だったとか TVなどで見ました。無事通過でよかったですね。
この ミカエリソウ の咲く山は霧島山系でも
あまり 馴染みのない山のようで登山道もまだ整備も進んでいなくて いつも遭難騒ぎがあるような山らしいです。
それだけに 一般的な登山対象と成っていない為か自分たちもその存在すら関心ありませんでしたよ。来年もまたチャレンジするつもりです。