山帽子のとまり木

ご訪問いただき有難うございます、『おもてなしコーヒー』とお茶菓子も、ご用意できました。
ゆるりと遊んでお帰りください。

お化粧山~鹿納坊主 (二日目) 5:6

2013年05月08日 | 山歩き、
仲村橋を渡り日隠林道を進む、舗装道路はすぐに終わり 昨日同様に
未舗装の林道をバスは左右に車体を揺らし あえぎながらも 
ほどなく 登山口に到着です。



<お化粧山~鹿納山~登山口>

植林の杉林をジグザクに高度を上げて行く。
林下の至る所には、(タケニグサ>が新芽を出している。



杉美林横の涸沢谷や 登山道脇には ヤマシャクヤクの自生地となっているが
幾分時季が早そうで つぼみ株が多い、

午後の帰路には 幾分開花期待できるかなと 
更に ぐんぐん高度を上げていきます。





<山芍薬>



<ワチガイソウ  ( 輪違草 )>





ミツバツツジが鮮やかで綺麗。

ほどなく お化粧山(1450m)

さらに 進めば ブナの三差路です。ここからお姫山~五葉岳への分岐(1571m地点)
右は 岩ツグマを巻いて鹿納山への進路となる。

ここら辺からの尾根歩きは 素晴らしい展望も随所に現れ、カメラ持つ手が 右に左にと忙しい。






これから向かう 鹿納坊主もしっかり、はっきりと 見えてくるようになりました。



ミツバツツジとアケボノツツジが重なり合って 見事なコラボ。



<ヒカゲツツジ>の控え気味の清楚な花姿はこれまた 素晴らしい。

いよいよ本日のハイライト的な <ツクシアケボノツツジ>の花街道が続きます。













アケボノツツジに歓声を上げながら歩けば まもなく (鹿納の野1548m地点)です
ここで一息いれます。

これからも 途切れることなく 名花の登山街道は続きます。







厳しいアップダウンや ロープの急登坂など幾度も、これでもかと
こなせば 鹿納坊主も大きく見えだしてくる。

一端 フラットの稜線登山道にでる。





シャクナゲです、ここ高山帯のシャクナゲは かなり小振りのようです。

一息いれて更に歩を進めれば 豪華な お花のプロムナードが待っていました














いやいや もう圧巻の見ごろの時期のようでした



岩尾根もいくつか越せば いよいよ 目的地 鹿納山の岩峰が 迫ってくる。

さあ ようやく この案内板のところに来た。



山頂です (1567m)



木の根 突起した岩などあそこに有るものを何でもつかみ 滑りやすい急登を 緊張しながら 這い上がる。

狭い岩山の山頂ですが 眺望は まさに 360度 なにもさえぎるもの有りません。
素晴らしい 眺望と絶景です。
我ながらよくここまで来たな・・・が実感でした。





こちら 昨日登頂した 傾山 名前の通り 若干 左に傾いているように
見えます。

ここで
しばし 絶景を堪能すれば 下山開始。メンバーのザイルの手助けも借りながら
難路を全員無事 降下終える。



かえりしなは又 お花のプロムナードをひたすら楽しみながら
そして また 強烈なアップダウンを幾度も繰り返し 復路を忠実に登山口へと
向かう。







いくらか日差しの関係か 往路とはまた 微妙に
違う色合いに またまた 感動。



新たな ヒカゲツツジにも遭遇。



<コミヤマカタバミ>



先ほどまで 居た 鹿納坊主もだんだんと小さく 遠ざかってゆきます。



綺麗な華麗な ミツバツツジを見ながら更に進めば ここは 
通称 ブナの三差路まで戻ってきた。



さあ 後はまた 涸れ沢の急坂の ヤマシャクヤク自生地を通過。
午後タイムはいくらか 開花も進んでいるやにも見られるが、全体としては
もうしばらく開花は時間を 要するかなの感じでした。







このように 二日間の絶景と 名花の競演 山は厳しくも有り、また楽し。 久し振りに
緊張感ある 山行でした。
それ以上に 満足感と充実感の方が勝る二日間でした。

やはりこの山系は 岳人たちの 桃源郷のような思いが凝縮されている
そんな山域で魅力あることが 再認識できた山歩きでした。
機会あれば また 再訪してみたいものです。

































 

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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お疲れ様でした! (せきりょう)
2013-05-09 15:00:23
お疲れ様でした。
それ以上に天候に恵まれ、花に恵まれ、云う事なしですね。
アケボノツツジは鹿納山のを見たら、感動の嵐ですね。
お写真拝見させていただいて、花に酔いしれたとは、まさにこの事でしょう。

このコース、アップダウンが実にこたえますが、登山口へ着いた時の満足感は最高潮ですよね。

        
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REお疲れ~~ (山帽子)
2013-05-09 19:21:12
せきりょうさん

この山系へは いままでいろんな 多々なこと
ありまして 思いは募るもののその機会を
逸してばかりで今日に至っていりました。
それだけにその機会が巡ってきたことに
まず 感謝しながらの山行でしたので
感慨ひとしおだったのです。
嬉しかったです、何度も山行した人には
感じ得ない感動が私にはありました。
何度も言居ますが <山>って
歩けるって 単純に素直に いいなあ~~が実感です。
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Unknown (亀の山歩き)
2013-05-10 21:52:00
山帽子さん こんばんは

連休は傾、加納でしたか。
私は夏木、木山内でした。
夏木山から傾、加納坊主が見えましたよ。

アケボノツツジが見事でしたね。
お天気に恵まれ、いい連休でした。



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Unknown (山帽子)
2013-05-11 08:53:39
亀の山歩きさん

亀の山歩きさんたちは、お隣の山でしたか。
ここら辺の山系 アケボノツツジは 
見ごたえありましたね。
我々も 何年か前 五葉~夏木~新百姓~
杉が越まで縦走しました。

その時の夏木山頂のあのアケボノツツジの
大群落にはも吃驚・・事情あって 満開の山頂でテント張った想い出がいまでも
語り草となっています。
今回は天気にも恵まれてお互い良かったですね。
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二日目も最高!! (メタボねこ)
2013-05-12 21:15:57
二日目も期待していました。
4日程留守しまして今日拝見し、沢山のお花を見させて
戴き、感嘆の声を挙げています。

山行きとしては、本格的な登山でお疲れだったと思いますが
色とりどりのお花で、癒され、充実した2日間でしたね
山行き最高です。
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RE二日目も最高!! (山帽子)
2013-05-13 17:46:12
メタボねこさん
お出かけでしたか。

この山系にはほんとに、素晴らしい躑躅類の
花街道があります。
それに 天気も二日間とも 最高に
恵まれて良かったですね。
家内も写真みて こんなところだったら
来年は行きたいねとか。
またS会の皆さんと相談してみますね、
時間、日程を充分余裕もって望めば
無理しない山域ぐらいまでは
かなりのところまでは行けるかとも
思っています。
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