山帽子のとまり木

ご訪問いただき有難うございます、『おもてなしコーヒー』とお茶菓子も、ご用意できました。
ゆるりと遊んでお帰りください。

傾山(岩峰の山歩き) 一日目 5:5

2013年05月07日 | 山歩き、
それでは 順を追って思いでとともに 振り返ってみよう。

高速 大分米良IC ~国道10号犬飼~ととろ入口からR6~車のスライドもままならない県道
をひたすら日の影 見立へと、すすみ、木浦鉱山後 集落を抜け、未舗装の黒仁田林道終点へとバスは
あえぎながら、ようやく到着。



九折越ルート <登山口>

早朝出発しながらも すでに出発から 遠路にて 午後零時を過ぎている。
さあ さっそく身支度を終えて出発です。







登山道は ミツバツツジも咲き始めてまずは 快適な登山道をぐんぐん高度を上げてゆく。



途中のこのルート唯一の水場に到着(1265m地点)ここで  水を充分 補給します。

ここから ほどなく九折越ルートの交差点である九折越広場に到着。
とても気持ちのいい広場です。(1378m地点)

この十字路は東西に延びる祖母・傾山の縦走路、祖母山方面に向かって50mほどに
九折越小屋がある。この広場では キャンプのテントも張ってあった。

ここで一息入れた後は 快適な 冬枯れの樹林帯(センゲン)(1376m地点)をひたすら傾取り付きに向かう。





はやくも ちらほら 名花 ツクシアケボノツツジが現れ始めた。








フラットな登山路からは 眼前に迫ってくる 傾山のその迫力ある山容が目に見えて 一段と大きく
見えてくる。これから あの山頂まで行くのかと思うと 期待と大丈夫かなと不安が交錯する。




ブナ・ミズナラ・カエデなどの樹林帯が気持ち良いが まもなく、後傾の取り付きから いよいよ
急登が待ち受けています。(1375m地点)

ロープ、木の根や幹など そこにあるもの 何でも掴んで上がって行けば、正面に岩が重なった小ピーク
に辿りつく。先行者の 靴が 目の前の位置と同じぐらいの目の高さの急登です。

その急登からは 素晴らしいお花も疲れを励ましてくれる。









全身を集中させて 腕で身体を引き寄せるような登りをこなせば 
ようやく 後傾山頂。
本傾はもう 指呼の距離です。

ここからも お花のお出迎え。






後傾との鞍部に下りてさらに 一登り 西へわずかに 進めば 本傾(1602m)に登頂。



本傾の 鋭く切れ落ちた 岩肌、のぞくと 足がすくむ。



本傾 山頂に到着。
いやいや 気分は最高、風もなく 九州の名峰が 集結したかのような 大パノラマア
言葉を失うほどの絶景に恵まれました。



こちらが三ッ尾(前傾、三ッ坊主 方面)
しばし 達成感と感動を静かに噛みしめます。

山頂から





これは 名峰 祖母山と聞く。


山頂直下  一歩間違えれば・・・・保障なし。



至福の時間も限られます。
後ろ髪ひかれるような気持ちで 本傾を後に 下山開始。

登路 取り付きまで 時間かかりません。

振り返れば 先ほどまで居た 傾山の岩峰が 貫禄充分で見送っています。
また 来いよ~~かな。




九折越広場まで 戻ってきました。
広場の のどかな風景には 野生シカも人も恐れず 悠然と遊びに来ていた。

明日は また 花巡りのお化粧山~鹿納山の予定。

急ぎ足で今夜の 山宿に向かう。

二日目に続きます。







 




最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
傾山! (せきりょう)
2013-05-07 17:07:35
こんにちは!
傾山挑戦されてますね。
23年前に、祖母山から傾山へ縦走しています。
もう、二度と出来ませんが!

その後、傾、祖母と各々よく登った思い出の山です。
黒仁田林道は、4駆でないと底を打つほど荒れてました。
アルペン的要素たっぷり!

遅いご出発、九折越小屋泊りなんでしょうか・・・
続きが気になります。
返信する
RE傾山! (山帽子)
2013-05-08 07:39:56
せきりょうさん
久し振りの傾山でした、前回の記憶が
薄れていたので、また、ルートも違うため
非常に新鮮でしたね。お互い一年毎に
厳しくなっていきますから、挑戦できるときにと
思って、行ってよかったです、
やはり 改めて山はいいなあと実感しました。
黒仁田林道も荒れてはいましたが マイクロバスも何とか登山口ちかくまでは いけました。逆に、乗っている方がつかれましたが。
ミツバ& アケボノ 最高にいい見ごろの
ようでしたよ。
返信する
挑戦したいが? (メタボねこ)
2013-05-08 09:28:45
「傾山」の名前は聞いていますが、凄い山ですね。
見ていてもゾッとする景色もあって、無理です。

「アケボノツツジ」は目の覚める、いつ見ても素敵な花です。
二日目も期待しています。
返信する
RE挑戦したいが? (山帽子)
2013-05-08 21:10:03
メタボねこさん

緊張感 伴う二日間の山行でした。
久し振りに 山らしい山へ行った気分です。
この山系一体はやはり 岳人たちの
憧れに近い山々ですね。

S会の皆さんも経験積んで いつか
挑戦できればいいですね。
頑張りましょう~!!

返信する

コメントを投稿