山帽子のとまり木

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平尾台の野焼き

2015年03月01日 | 平尾台
2月28日 晴~曇り 平尾台の野焼きの日です。

朝 平尾台の自然の郷に電話入れて、今日の野焼きの実施の確認をする、理由は過去何回か確認とらず、種々の要件から延期された苦い経験からです。今日は天気もいいようです、弁当持参で 午前の部・午後の部を見学するためです。

↑ の画像 (8:52) 吹上峠から見上げる<大平山>まだ 冬枯れのブラウン&ラクダ色の草原たたずまいです

(8:59) 北九州消防局の防災ヘリが上空で 作業要員を各火入れの点火所に搬送している、広大な平尾台ですのでヘリがフル活動





(9:15)  野焼き前の静かな 周防台稜線と大平山方面 相変らず上空をヘリが行き交う様子







(9:35)  望遠レンズで精一杯 引き寄せてみると作業員が周防台の山の上に確認。肉眼ではまったく見えません



(9:46) プロ・アマ・カメラマン入り乱れてカメラ位置確保してスタンバイも。この時間帯がいつもワクワクする時間です







(9:47)平尾台・自然の郷風景



(10:28)花火が打ち上げられ、その合図で一斉に各地から火の手があがります



(10:28) 周防台からまず 点火始まり、いよいよ広大な平尾台原野の 壮大な<火と炎と煙>ドラマが始まった



(9:29)点火作業員が移動しながら 次々と枯れ草に点火しながら移動していますが 肉眼ではこれも見えません



(10:32~44) 平尾台一帯が煙に包まれだんだんと視界が悪くなってきた。山全体が異様な雰囲気です。






(10:46) 周防台の稜線付近が焼けて山頂部も肉眼でも確認できるようになってきた





(11:11)今度は比較的近い 大平山の山腹付近の点火





(11:31~)中峠付近も



(11:49) 私の位置する近くも点火始まった







(11:51) パチパチ・ゴーゴーとまるで大蛇が暴れる?如く物凄い迫力です、火はまたたく間に燃え広がってゆく。



(12:09) 一方 先に点火された 周防台方面 かなり焼かれています





(12:20)



(12:30) 吹上峠



(12:35~)







(12:44)



13:01) 異様な焼け跡の匂いと焼き尽くされた大地



(13:23)大平山方面



(13:23)周防台方面



(13:38)ほぼ焼き尽くされた平尾台西側



(14:09) 防災ヘリが盛んに鎮火ようの水を何度も運んでいる、残り火の延焼防止でしょうか、



(14:31) 



こうして 午前の部は主要な山部分は点火から 4時間ぐらいを要してほぼ 野焼きは完了しました。焦土化した 平尾台です。


これからは 午後の部です。 

午後の部は午前の部とは 様相も一変してほんとに真近でみられます。午前の部が山部分で午後の部は平地から手前の三笠台方面と平尾台の自然の郷の近くの原野です、


(15:07) 午後の部も打ち上げ花火の合図で 野焼きの点火が始まる、待機していた作業員が動きだし各所から また一斉に炎と煙が平尾台を包む



(15:08) 私のすぐそばでも火入れが始まった。




(15:09) 三笠台方面も燃え始めた



(15:11)突然一人のカメラマンが飛び出し 火の迫るフェンス付近で撮影始める。多分無茶苦茶 熱く危ない・・・・・迫力ある写真撮りたいのはわかるが・・・・
       





(15:19)








(15:20)   少し風も出てきました、またたく間にすざましい火の手が上がっています、火の勢いが早く恐ろしいような現場です









(15:21)この画像をよくみていただくと、目の前の火炎と 黒いススの飛まつが 飛んでくるのが、おわかりでしょうか、このときは熱風と煙と轟音と まともに 現場を注視できない状況です




(15:25)火の勢いは益々凄い.火炎は大地を放射状に、それも一気&一瞬に なめつくしように上部へと這い上がっていく。そのスピードと言ったら、目を疑うよに早い。




(15:49)今度は 自然の郷 施設のすぐ下方一帯で点火小さい丘に火の手は駆け上がってくる、まるで自分を追っかけてくるようでもうその場が恐ろしいほどです、バックは焼き尽くされた 大平山の真っ黒い山姿





(15:51) どう表現したらいいのでしょうか、熱風と火炎、それに 燃えカスの、ススと煙、容赦なく飛んできて もう顔も目も開けておれません、私も必死の撮影に挑戦(ただ 火の手にカメラ向けるだけでしたが・・)。また パチパチと何か破裂するような炸裂の音 ゴーゴーと勢いよく火柱が上がっています。







(16:07) 



長かった平尾台の野焼きの一大イベントの一部始終を撮影してきました、もう夕闇迫り来る時間となりました。
こうして平尾台は多くの行政機関や地元・北九州市・自衛隊・ボランテアと多くの方々によって今年も無事野焼きはおわりました。幸いにして今日は3月1日は朝から雨模様、平尾台の残り火もキット鎮火していることでしょう。

若い消防隊員の一部は終夜 残り火の警戒のため 寝ずの夜警をするそうです、こうして多くの人の手によってこの美しい花咲く平尾台の原野は守られ、やがてめぐってくるであろう、花咲く平尾台が今年もやっと春を迎える準備は整いました。感謝&感謝ですね、

黒く焦土化した大地が温もり、やがて一雨越ごとに、広大な平尾台も徐々に緑が戻ってきて 足元からは 愛らしい スミレなどが芽吹きはじめます。







































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12 コメント

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やっぱり! (中間の宮ちゃん)
2015-03-01 12:53:54
平尾台の野焼きがあるので。。。平尾台の主が必ずいっているだろうと思っておりました!やっぱり!小生は見たことがありません。写真で拝見しましたが、あの広大な山肌を焼きつくす火と熱風を間近で見ると凄い迫力でしょうね!来年は是非、見たいとおもっております。今から、暖かくなり新芽が噴き出し、平尾台の花々が咲き誇るでしょうね!また、忙しくなりますね。。。今年も、美しい平尾台の花便り楽しみにしておりま~す。
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すごーい一日 (chidori)
2015-03-01 14:36:56
山帽子さま
ドキュメンタリー感動モノですね。
しかもわが故郷の誇り「平尾台」
そばで見たことはありませんが、遠くから、春の風物詩として、眺めていた思い出があります。
 その後にわらび、ぜんまいが芽をだし、友だちとわらびがりをした思い出もあります。

今日のブログも素晴らしい記録になりますね。終日かけての撮影に感謝と拍手を送ります。

 
私たちの時代は、そのように準備周到された山焼きをしていたのではなかっと思います。時に山林に焼けうつり大騒ぎがあった記憶もあります。

 それが、こうしてカメラマンも集まり、空からの観察や水の手配・・想像もつかないいろいろ小さなことも何度も検討しコンテを作ってなされたことでしょうね。(私の悪い癖、直ぐそのようなことに目が行きます。田中陽貴さんの100名山にもいったい同行している人は彼よりずっとベテランの山歩きカメラマン?どこに泊り食事は?などと・・。

 山帽子さんや延岡Kさんなどは同行のカメラマンもないのにこのような素晴らしい記録を届けてくださって本当に感謝します。ありがとうございました。
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リアルタイムで (箱庭)
2015-03-01 19:23:36
台上の野焼きの様子が手に取るように分かりました。
ありがとうございます!!

当日は我が家には例年の様な煤も飛んで来なくててっきり中止になったと思っていました。
これでいよいよ台上の春が始まりますね。
また元気なフリしてウロウロしたいものです。
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Unknown (亀の山歩き)
2015-03-01 20:23:59
先日、ニュースで平尾台の野焼きが放送されていました。
炎がすごいでしね。荒れ狂う赤い龍みたい。

火入れの人をヘリが搬送するとは知りませんでした。平尾台がそれほど広いということなのですね。

また、今年もたくさんの花を咲かせる平尾台ですね。
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克明に! (せきりょう)
2015-03-01 21:23:58
お邪魔致します。
野焼きは昨日28日だったんですね。
昨日は天気に恵まれ、野焼きには最適だった事でしょう。
それにしても新聞社顔負けの克明に撮られていますね。
野焼きの様子が手に取るように分かりました。
まだ野焼きは残っているのでしょう。
野焼きが終わると、本格的な春到来!
楽しみがまた増えそうですね。
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中間の宮ちゃんへ (山帽子)
2015-03-02 10:42:12
おはようございます
>平尾台の主が必ずいっているだろうと~~
読みがピッタリ~!でしたね。
毎年楽しみにしているんですよ。あのラクダ色から 真っ黒い山&原野に衣替えする瞬間は感慨深いものがあります、それに近くでみる、すざましい火炎の勢い・・凄いですよ、是非来年はお出かけください、一見の価値大ですから。
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chidoriさんへ (山帽子)
2015-03-02 10:53:42
おはようございます。
かなりくどいような画像を並べましたが一日のドキュメント的にアップいたしました、平尾台が冬から春&夏へと衣替えの一日ですよね、今は時代も代わりまして、準備も用意周到になって機動力も発達いたしまして、この時期の一つの風物詩になりました、いつもの事ながら近くで見れる野焼きはその迫力は凄いものですよ、火の回りの速さにはもう怖くなるときもあります。機会あれば
chidoriさんにも見せてあげたいですね、
田中陽貴さんの100名山・・・自分もいつも楽しみで見ている番組です過去自分の足で登った山は特に興味あって懐かしいです、
>山歩きカメラマン?どこに泊り食事は~~
ハハハ・・・同じように考えてみている人もいるのですね、実は自分もまったく同じようなこと思っています、息きらしてあえいで登ってくる登山者を上のほうから撮影していますよね・・・ってことは 撮影スタッフが先に登っていることになりますよね、仕組みがどうなっているのでしょうかね
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箱庭さんへ (山帽子)
2015-03-02 10:59:40
おはようございます
毎年変わりゆく平尾台の一日を楽しみにしています、またかかわるスタッフの皆さんのご苦労にも感謝しますね、
>また元気なフリしてウロウロしたいものです。~~
そうですよね、もうこの年になると、自分もあちこちメンテナンスしながら
の遊びですよ!!どこか故障もっていますもの、身体と相談しながらまた台上でお会いできれば嬉しいです、宜しくで~~す。
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亀の山歩きさんへ (山帽子)
2015-03-02 11:05:08
こんにちは
>平尾台の野焼きが放送されていました~
ウワ~そちらでも放送していましたか?嬉しいですね、
平尾台も広大ですから いくつもある峰々へは歩くと大変な時間がかかります、したがって人員の配置はヘリでの搬送になります、朝からヘリは搬送と警戒にほぼ一日上空を行ったり来たりしています、それに報道機関の取材ヘリと入り乱れて時には数機のヘリが飛びその騒音でもう大変ですよ、
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せきりょうさんへ (山帽子)
2015-03-02 11:09:21
おはようございます、
毎年、同じような光景なんですが、これのも懲りず楽しみに通っています、冬から春への衣替えの瞬間を見たくて~~~。こうして日一日と台上は春へとまた一歩進むことになりますね、これからまた山野草が芽吹きを促されて台上通いも楽しくなります、
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